Red Hat Enterprise Linux 6 で、sar -d および iostat -x が間違ったディスク統計を報告する

Issue

• iostat -x が、パーティションの avgqu-sz データに問題があることを示しています (以下の出力結果の 858992.46)。

  # iostat -tkxyNd /dev/sdel* 5 1
  2016/05/08 0:04:42
  Device:         rrqm/s   wrqm/s     r/s     w/s    rkB/s    wkB/s avgrq-sz avgqu-sz   await  svctm  %util
  sdel              0.00     0.00    0.00    0.20     0.00     1.60    16.00     0.00    1.00   1.00   0.02
  sdel1             0.00     0.00    0.00    0.20     0.00     1.60    16.00 858992.46    1.00 5000.00 100.00
  

• ベースブロックデバイスの avgqu-sz は、同じブロックデバイスにあるパーティションのすべての avgqu-sz の平均と等しくありません。

• /proc/diskstats の in-flight フィールドでは、期待した範囲を大きく超えた数値 (たとえば 4294967295) となります。