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メジャーリリース、マイナーリリース、および非同期リリースはそれぞれどのような点が異なりますか?

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Environment

  • Red Hat Enterprise Linux
  • Red Hat Enterprise Virtualization
  • Red Hat Storage Server

Issue

  • メジャーリリース、マイナーリリース、および非同期リリースはそれぞれどのような点が異なりますか?
  • 実行しているリリースを特定するにはどうすれば良いですか?

Resolution

比較および相違点

メジャーリリース マイナーリリース 非同期エラータ
例 (名前) Red Hat Enterprise Linux 9 Red Hat Enterprise Linux 9.1 RHSA-2023:xxxx-x
要件 なし メジャーリリース メジャーまたはマイナーリリース
リリース: 頻度 日/週
リリース: ベース/ドライバー スケジュール スケジュール 1 回限り
同梱物: アップデートされたパッケージの数 すべて (数千) 一部 (数百) ほとんどなし
同梱物: リベース1 すべて (数千) ほとんどなし なし
同梱物: バックポートの選択 はい はい はい
同梱物: 機能、ハードウェアの使用可能性 はい はい2 いいえ
同梱物: 重大および緊急のセキュリティおよびバグの修正 はい はい はい
同梱物: 基準 寛大 厳格3 非常に厳格4
ハードウェア認証が必要 はい いいえ5 いいえ
すべてのお客様が利用可能 はい はい はい
Red Hat QA がすべてテスト済 はい はい はい
Red Hat Network の利用 はい はい はい
アプリケーションの互換性保証 いいえ6 はい はい
アップグレード可能 はい はい はい

詳細は Red Hat Enterprise Linux Life Cycle Page を参照してください。

リリースの特定

メジャーリリース

サブスクライブしている Red Hat Network チャンネルから直接特定します。メジャーリリースが異なるパッケージのインストールはサポートされないため、次のメジャーリリースへのアップグレードまたは移行が必要になるまでは、システムはそのメジャーリリースをベースにしています。

  • たとえば、システムが Red Hat Enterprise Linux 5 または Red Hat Enterprise Linux 6 のいずれかをベースにすることはありますが、その両方をベースにすることはありません。

マイナーリリース

メジャーリリースにインストールされ、従来の方法 (PXE、DVD など) で実施した初期インストール後に、Red Hat Network から大規模のポイントリリースのアップデートを提供するためのリリースです。マイナーリリースが異なるパッケージのインストールはサポートされているため、特定することはより困難です。Red Hat では、システムのパッケージが 1 つのマイナーリリースで完全に構成されている必要はありませんが、カーネルバージョン/etc/redhat-release の内容の 2 点が、追加のユーザー領域のパッケージのアップデート状態を深く調べることなく、マイナーリリースを判別する助けになると、多くの人々は考えています。また、マイナーリリースとは、同じ日に公開される数百ものエラータを集約して、便宜上ひとつのリリースとラベル付けされたものと考えることもできます。

  • たとえば、Red Hat Enterprise Linux 6.1 のカーネルと、Red Hat Enterprise Linux 6.2 のユーザー領域のパッケージがシステムインストールされている場合があります。この場合はフルサポートの対象内と見なされます。

重要: Red Hat に属さないソフトウェアベンダー (ISV) の中には、ソフトウェアベンダーのフルサポートを受けるためには、インストールされているパッケージが 1 つのマイナーリリースに限定するように定めているところもあります。1 台のシステムに複数のマイナーリリースからパッケージをインストールした場合のサポート状況については、ISV に確認してください。

非同期リリース

特定のエラータにマッピングされている RPM がインストールされていることで簡単に特定でき、yum コマンドと rpm コマンドでクエリーすることができます。

補足


  1. "リベース" には、カーネルデバイスドライバーのリベースはもちろん、ユーザー領域パッケージのリベースも含まれます。 ↩︎

  2. リリースがどの製品ライフサイクル期間内にあるかに大きく依存します。 ↩︎

  3. リリースがどの製品ライフサイクル期間内にあるかに大きく依存します。 ↩︎

  4. 各製品には、非同期エラータに対する公開された基準があります。 ↩︎

  5. メジャーリリース時に認証されている場合は必要ありません。たとえば、Red Hat Enterprise Linux 6.2 で認証されている場合は、すべての新しいマイナーリリースで認証されますが、6.1 や 6.0 では認証されません。 ↩︎

  6. 製品またはディストリビューションが完全にリベースされるため、ISV は保証されません。Red Hat 製品で認定されているソフトウェアソリューションの一覧については、ISV に直接問い合わせ頂くか、Red Hat ISV Software Catalog を参照してください。 ↩︎

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