RHEL システムにパッケージアップデートを適用する方法
目次
環境に関する留意事項
Red Hat Enterprise Linux のバージョン 6.1 以降および 5.7 以降に、Red Hat Subscription Management (RHSM) サービスが新たに導入されました。Red Hat Network (RHN) は廃止されました。
新規の Red Hat ユーザー、または高度なサブスクリプション情報と改善されたコンテンツアクセスを利用したいユーザーは、RHSM を使用してください。現在も Red Hat Network を使用している場合は、できるだけ早く RHSM に移行 することをお勧めします。Red Hat Enterprise Linux の以前のバージョンをご利用中のお客様は、引き続き RHN Classic をご利用ください。RHN と比較した場合の RHSM の利点については、FAQ for Changes to Red Hat's Entitlement Platform with RHEL 6.1 and 5.7 および What's the difference between management services provided by Red Hat Network (RHN) Classic and Red Hat Subscription Management (RHSM)? を参照してください。
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Red Hat Enterprise Linux 9 の場合は、Subscription Manager にシステムを登録する の説明に従い、RHSM を使用してシステムを登録します。登録後、Red Hat Enterprise Linux 9 にパッケージアップデートを適用する の説明に従い、システムをアップデートします。
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Red Hat Enterprise Linux 8 の場合は、Subscription Manager にシステムを登録する の説明に従い、RHSM を使用してシステムを登録します。登録後、Red Hat Enterprise Linux 8 にパッケージアップデートを適用する の説明に従い、システムをアップデートします。
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Red Hat Enterprise Linux 7 の場合は、Subscription Manager にシステムを登録する の説明に従い、RHSM を使用してシステムを登録します。登録後、Red Hat Enterprise Linux 7 にパッケージアップデートを適用する の説明に従い、システムをアップデートします。
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Red Hat Enterprise Linux 6 の場合は、 Subscription Manager にシステムを登録する の説明に従い、RHSM を使用してシステムを登録します (RHEL 6.1 以上の場合)。登録後、Red Hat Enterprise Linux 6 にパッケージアップデートを適用する の説明に従い、システムをアップデートします。
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Red Hat Enterprise Linux 5 の場合は、 Subscription Manager にシステムを登録する の説明に従い、RHSM を使用してシステムを登録します (RHEL 5.7 以上の場合)。登録後、Red Hat Enterprise Linux 5 にパッケージアップデートを適用する の説明に従い、システムをアップデートします。
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お使いのシステムがインターネットに直接接続できない場合は、Red Hat Satellite のご利用をお勧めします。
前提条件
Subscription Manager にシステムを登録する
グラフィカルインターフェイス
Activities から Red Hat Enterprise Linux 9 の Subscription Management GUI クライアントにアクセスし、デフォルトで Favorites dock に表示される Show Applications にアクセスします。
Activities から Red Hat Enterprise Linux 8 の Subscription Management GUI クライアントにアクセスした後、Show Applications を選択し、All をクリックします。続いて Red Hat Subscription Manager を選択します。
Red Hat Enterprise Linux 7 の場合は、Applications -> System Tools -> Red Hat Subscription Manager の順に選択します。Red Hat Enterprise Linux 6 の場合は、System -> Administration -> Red Hat Subscription Manager の順に選択します。
コマンドライン
コマンドラインから "subscription-manager" コマンドを使用して、システムを登録することもできます。GUI またはコマンドラインからシステムを登録する場合は、Red Hat Subscription Manager の使用と設定 ガイドを参照してください。
ファイアウォールで RHSM の設定が許可されていることを確認します。詳細は How to access Red Hat Subscription Manager (RHSM) through a firewall or proxy を参照してください。
RHSM についての全般的な情報は、Red Hat Network サブスクリプション管理 を参照してください。また、FAQ for Changes to Red Hat's Entitlement Platform with RHEL 6.1 and 5.7 では、概要と RHN との比較について紹介しています。
Red Hat Enterprise Linux 9 にパッケージアップデートを適用する
アップデートをインストールする前に、そのシステムに関連するリリース済みのエラータがすべて適用されていることを確認してください。
Red Hat Enterprise Linux 9 を使用している場合、アップデートにアクセスするには Applications を選択し、次にデフォルトで Favorites dock に表示される Software を選択してグラフィカルアップデートツールを起動します。
# gnome-software
グラフィカルインターフェイス内で Updates を選択します。
コマンドラインインターフェイスの場合、オペレーティングシステムをアップデートするには、以下のコマンドを使用します。
# dnf upgrade
vsftpd など、特定のパッケージをインストールするには、以下のコマンドを使用します。
# dnf install vsftpd
bind など、特定のパッケージをアップデートするには、以下のコマンドを使用します。
# dnf upgrade bind
yum
コマンドで使用できるコマンドラインオプションの詳細は、以下のコマンドで確認してください。
# man dnf
Red Hat Enterprise Linux 8 にパッケージアップデートを適用する
アップデートをインストールする前に、そのシステムに関連するリリース済みのエラータがすべて適用されていることを確認してください。
Red Hat Enterprise Linux 8 でアップデートにアクセスするには、GUI のアップデートツールを起動します。メニューから、Applications -> Show Applications -> All -> Software の順に選択して起動するか、以下のコマンドでターミナルから直接起動します。
# gnome-software
グラフィカルインターフェイス内で Updates を選択します。
コマンドラインインターフェイスの場合、オペレーティングシステムをアップデートするには、以下のコマンドを使用します。
# dnf update
vsftpd など、特定のパッケージをインストールするには、以下のコマンドを使用します。
# dnf install vsftpd
bind など、特定のパッケージをアップデートするには、以下のコマンドを使用します。
# dnf update bind
yum
コマンドで使用できるコマンドラインオプションの詳細は、以下のコマンドで確認してください。
# man dnf
Red Hat Enterprise Linux 7 にパッケージアップデートを適用する
アップデートをインストールする前に、そのシステムに関連するリリース済みのエラータがすべて適用されていることを確認してください。
Red Hat Enterprise Linux 7 でアップデートにアクセスするには、GUI のアップデートツールを起動します。メニューから、Applications -> System Tools -> Software Update の順に選択して起動するか、以下のコマンドでターミナルから直接起動します。
# gpk-update-viewer
コマンドラインインターフェイスの場合、オペレーティングシステムをアップデートするには、以下のコマンドを使用します。
# yum update
vsftpd など、特定のパッケージをインストールするには、以下のコマンドを使用します。
# yum install vsftpd
bind など、特定のパッケージをアップデートするには、以下のコマンドを使用します。
# yum update bind
yum
コマンドで使用できるコマンドラインオプションの詳細は、以下のコマンドで確認してください。
# man yum
Red Hat Enterprise Linux 6 にパッケージアップデートを適用する
アップデートをインストールする前に、そのシステムに関連するリリース済みのエラータがすべて適用されていることを確認してください。
Red Hat Enterprise Linux 6 でアップデートにアクセスするには、GUI のアップデートツールを起動します。メニューから、System -> Administration -> Software Update の順に選択して起動するか、以下のコマンドでターミナルから直接起動します。
# gpk-update-viewer
コマンドラインインターフェイスの場合、オペレーティングシステムをアップデートするには、以下のコマンドを使用します。
# yum update
vsftpd など、特定のパッケージをインストールするには、以下のコマンドを使用します。
# yum install vsftpd
bind など、特定のパッケージをアップデートするには、以下のコマンドを使用します。
# yum update bind
yum
コマンドで使用できるコマンドラインオプションの詳細は、以下のコマンドで確認してください。
# man yum
Red Hat Enterprise Linux 5 にパッケージアップデートを適用する
アップデートをインストールする前に、そのシステムに関連するリリース済みのエラータがすべて適用されていることを確認してください。
Red Hat Enterprise Linux 5 でアップデートにアクセスするには、GUI のアップデートツールを起動します。メニューから、Applications -> System Tools -> Software Update の順に選択して起動するか、以下のコマンドでターミナルから直接起動します。
# pup
コマンドラインインターフェイスの場合、オペレーティングシステムをアップデートするには、以下のコマンドを使用します。
# yum update
vsftpd など、特定のパッケージをインストールするには、以下のコマンドを使用します。
# yum install vsftpd
bind など、特定のパッケージをアップデートするには、以下のコマンドを使用します。
# yum update bind
yum
コマンドで使用できるコマンドラインオプションの詳細は、以下のコマンドで確認してください。
# man yum
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