4.2. セキュリティーに関する推奨事項

  • ホストまたは仮想マシンで、セキュリティー機能 (HTTPS、SELinux、ファイアウォールなど) を無効にしないでください。
  • 最新のセキュリティー更新とエラータを受け取るために、すべてのホストと Red Hat Enterprise Linux 仮想マシンを Red Hat コンテンツ配信ネットワークまたは Red Hat Satellite のいずれかに登録します。
  • アクティビティーを適切に追跡するために、多くのユーザーにデフォルトの admin アカウントの使用を許可するのではなく、個別の管理者アカウントを作成します。
  • ホストへのアクセスを制限し、別のログインを作成します。すべてのユーザーが使用する 1 つの root ログインを作成しないでください。ユーザー、グループ、および root パーミッションの管理に関する詳細は、Configuring Basic System Settings を参照してください。
  • ホストに信頼できないユーザーを作成しないでください。
  • Red Hat Enterprise Linux ホストをデプロイする場合、仮想化、パフォーマンス、セキュリティー、およびモニタリング要件を満たすのに必要なパッケージおよびサービスのみをインストールします。実稼働ホストには、解析ツール、コンパイラー等の追加のパッケージ、または不要なセキュリティーリスクを追加するその他のコンポーネントを含めないでください。