第7章 既知の問題

ここでは、Red Hat Satellite 6.14 の既知の問題について説明します。

すべてのデータが削除された無効の Puppet を再度有効化することはできません

Puppet プラグインを -f, --remove-all-data 引数で無効にした場合に、再度プラグインを有効にしようとすると、satellite-maintain が失敗します。

Bugzilla:2087067

HTTP プロキシーを使用する代替コンテンツソースで HTTP プロキシーを削除できない

代替コンテンツソースで Use HTTP Proxy フラグを設定解除しても、トラフィックが引き続き HTTP プロキシーを通過します。回避策として、代替コンテンツソースを破棄して再作成します。

Bugzilla:2162458

外部データベースのアップグレードとインストールに hstore エクステンションが必要

外部データベースを使用する場合、以下を実行する必要があります。

  • 6.14 にアップグレードする前に、postgresql-contrib パッケージをインストールし、PostgreSQL で hstore エクステンションを作成する必要があります。
  • 新しい Satellite 6.14 をインストールする前に、postgresql-contrib パッケージをインストールし、hstore エクステンションを作成する必要があります。

エクステンションが手動で作成されていない場合、アップグレードまたはインストールでエラーが発生します。

permission denied to create extension "hstore"

このエラーが表示された場合は、続行する前に postgresql-contrib パッケージをインストールし、hstore エクステンションを作成します。

詳細は、オンラインネットワーク環境での Satellite Server のインストールPostgreSQL のインストール および Red Hat Satellite 6.14 へのアップグレード接続している Satellite Server のアップグレード を参照してください。

Jira:SAT-21163