4.3. Capsule Server の更新
この手順を使用して、Capsule Server を次のマイナーバージョンに更新します。
手順
Satellite Maintenance リポジトリーが有効になっていることを確認します。
# subscription-manager repos --enable \ satellite-maintenance-6.12-for-rhel-8-x86_64-rpms
利用可能なバージョンを確認して、次のマイナーバージョンがリストされていることを確認します。
# satellite-maintain upgrade list-versions
ヘルスチェックオプションを使用して、システムがアップグレードの準備ができているかどうかを確認します。
# satellite-maintain upgrade check --target-version 6.12.z
結果を確認し、アップグレードを実行する前に、強調表示されているエラー状態に対応します。
アップグレードに時間がかかるため、
tmux
などのユーティリティーを使用して、通信セッションを一時停止し、再接続してください。これにより、コマンドシェルに接続し続けなくてもアップグレードの進捗が確認できるようになります。アップグレードコマンドを実行しているコマンドシェルへの接続がなくなった場合は、
/var/log/foreman-installer/capsule.log
ファイルのログメッセージで、プロセスが完全に終了したかどうかを確認できます。アップグレードを実行します。
# satellite-maintain upgrade run --target-version 6.12.z
カーネルパッケージが最後に更新された日時を確認します。
# rpm -qa --last | grep kernel
オプション: 最後の再起動以降にカーネルが更新された場合には、Satellite サービスを停止して、システムを再起動します。
# satellite-maintain service stop # reboot