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第7章 pizzaPlace 注文プロセスの実行

プロジェクトをデプロイしたので、プロジェクトで定義した機能を実行できます。この例では、顧客 (Bill) としてピザの注文フォームを入力します。ピザ屋の従業員 (Katy) が、注文の金額を追加して、注文の確認を顧客のタスク受信箱に送信します。

前提条件

Process Server がデプロイされて Red Hat Process Automation Manager に接続されている。詳細は、『Red Hat JBoss EAP 7.2 への Red Hat Process Automation Manager のインストールおよび設定』を参照してください。
pizzaPlace プロセスをデプロイしている。詳細は「6章pizzaPlace プロジェクトのデプロイメント」を参照してください。

手順

顧客として Business Central にログインします。
- ユーザー名: Bill
- パスワード: bill
Menu → Manage → Process Instances をクリックします。
New Process Instance をクリックし、Process definition メニューから pizzaPlace.pizzaOrders を選択して、Start をクリックします。
以下の値を入力します。
- Pizza: Large pizza
- Extra Ingredients: Anchovies
- Drink: Beer
  図7.1 注文情報の入力
Submit をクリックして、プロセスインスタンスを起動します。プロセスインスタンスを起動すると、Manage Process Instances ビューが開きます。
pizzaOrders 行のいずれかの場所をクリックし、プロセスの詳細を表示します。
図7.2 プロセス情報の表示
Diagram タブをクリックして、プロセスダイアグラムのプロセスフローを表示します。各タスクを通過時に、プロセスの状態が強調表示されます。
図7.3 プロセスフローの表示
ログアウトし、従業員として Business Central にログインし直します。
- ユーザー名: Katy
- パスワード: katy
Menu → Track → Task Inbox の順にクリックすると、注文フォームに移動します。このフォームは、ピザ屋の従業員 (Katy) が所有者となっていて、注文金額を含む注文の確認を戻すフォームです。
Task 行のいずれかの場所をクリックして、注文書を開きます。
Start をクリックし、Price フィールドに注文の合計を入力し、Complete をクリックします。
図7.4 注文合計額の累積
ログアウトし、顧客として Business Central にログインし直します。
- ユーザー名: Bill
- パスワード: bill
Menu → Track → Task Inbox の順にクリックします。注文内容と合計金額の確認が表示されます。