第30章 ec2

本章では、ec2 コマンドに含まれるコマンドについて説明します。

30.1. ec2 credentials create

EC2 認証情報を作成します。

使用方法

openstack ec2 credentials create [-h]
                                        [-f {json,shell,table,value,yaml}]
                                        [-c COLUMN] [--noindent]
                                        [--prefix PREFIX]
                                        [--max-width <integer>] [--fit-width]
                                        [--print-empty] [--project <project>]
                                        [--user <user>]
                                        [--user-domain <user-domain>]
                                        [--project-domain <project-domain>]

表30.1 その他の引数 (オプション):

概要

-h, --help

ヘルプメッセージを表示して終了します。

--project <project>

プロジェクトで認証情報を作成します(名前または ID、デフォルト:現在の認証プロジェクト)。

--user <user>

ユーザーの認証情報を作成します(名前または ID、デフォルト:現在の認証ユーザー)。

--user-domain <user-domain>

ユーザーが所属するドメイン(名前または ID)。ユーザー名の競合が発生してしまった場合に、使用できます。

--project-domain <project-domain>

プロジェクトが所属するドメイン(名前または ID)。プロジェクト名の競合が発生してしまった場合に、使用できます。

表30.2 出力形式の設定

概要

-f {json,shell,table,value,yaml}, --format {json,shell,table,value,yaml}

出力形式。デフォルトは table です。

-c COLUMN, --column COLUMN

追加する列を指定します。繰り返すことができます。

表30.3 JSON 書式設定

概要

--noindent

Json のインデントを無効にするかどうか。

表30.4 Shell フォーマッター

概要

--prefix PREFIX

すべての変数名にプレフィックスを追加します。

表30.5 表の書式設定

概要

--max-width <integer>

表示の幅の最大値 <1 は無効にする。CLIFF_MAX_TERM_MYBACKUPDIRTH 環境変数を使用することもできますが、パラメーターが優先されます。

--fit-width

表示幅にテーブルを適合させます。--max- width が 0 よりも大きい場合は暗黙的になります。常に有効にするには、環境変数を CLIFF_FIT_MYBACKUPDIRTH=1 に設定します。

--print-empty

表示するデータがない場合は空のテーブルを出力します。