Red Hat Training
A Red Hat training course is available for Red Hat Satellite
2.2.2. up2date --configure オプション
Red Hat Enterprise Linux 3 および 4 に同梱されている Red Hat Update Agent は様々な設定を行うインターフェースを提供します。 対象となる設定の一覧は
up2date
の man ページ (man up2date
をコマンドラインで実行) を参照してください。
Red Hat Update Agent を再設定するには、root として次のコマンドを発行します。
up2date --configure
再設定できる各種セッティングが記載されたダイアログボックスが表示されます。全般 タブの
使用する Red Hat Network Server の選択 (Select a Red Hat Network Server to use)
でデフォルトの値を https://your_proxy_or_sat.your_domain.com/XMLRPC
など RHN Satellite Server や RHN Proxy Server の完全修飾ドメイン名 (FQDN) に置き換えます。末尾の /XMLRPC
は残します。終了したら OK をクリックします。
図2.1 Red Hat Update Agent GUI 設定
RHN Satellite Server または RHN Proxy Server のドメイン名が正しく入力されていることを確認します。 間違えたドメイン名を入力したり、 このフィールドを空白のままにすると
up2date --configure
が起動できない可能性があります。 ただし、 up2date
設定ファイルの値を編集すると解決することができます。 詳細な方法については、「手動で設定ファイルを更新する」 を参照してください。
警告
Red Hat Enterprise Linux 3 または 4 を実行しているシステムの場合、 Red Hat Update Agent に登録機能が組み込まれているため Red Hat Network Registration Client をインストールしません。 Red Hat Enterprise Linux 5 のシステムは
up2date
を使用しないため RHN または Satellite にシステムを登録するには rhn_register
を必要とし、 またパッケージの更新には yum
と pup
を必要とします。