Red Hat Training

A Red Hat training course is available for Red Hat JBoss Data Virtualization

14.3. 複数ソースのバインディングサポート

Teiid Designer では、リレーショナルソースモデルを定義し、複数のデータソースにバインドすることができます。
複数ソースのモデルを使用して均一なメタデータを持つ複数のソースのデータに即座にアクセスします。同じスキーマを使用する複数のインスタンスがある場合、Red Hat JBoss Data Virtualization では「マルチソース」モデルを使用してすべてのインスタンス全体でデータを収集できるようにします。この場合、各データソースのモデルを作成またはインポートする代わりに、スキーマを表す 1 つのソースモデルが定義され、その下にある複数データ「ソース」を用いて設定されます。ランタイム中にこのモデルに対してクエリーが発行されると、クエリーエンジンは情報を分析し、設定したすべてのソースから必要なデータを収集します。さらに、結果を収集して単一の結果を提供します。すべてのソースが同じ物理メタデータを使用するため、この機能は複数のインスタンスを持つ同じソースタイプにアクセスする場合に最も適しています。
VDB エディターの Models タブには、左側に簡素化されたモデルテーブル、右側に Model Details および Source Binding Definition タブが含まれる新しいタブ付きのパネルが含まれます。ソースバインディングを追加するには Multi-source チェックボックスをクリックします。

注記

各バインディングは、一意のソース名と、サーバーのデプロイされたデータソースを表す一意の JNDI 名を使用して定義する必要があります。