第8章 Red Hat JBoss Developer Studio

RedHat JBossDeveloperStudio は Eclipse をベースにした JBoss 統合開発環境 (IDE) です。最新版は、Red Hat カスタマーポータル https://access.redhat.com から入手してください。JBossDeveloperStudioRedHat JBossBRMS および RedHat JBossBPM Suite 用のツールとインターフェースを持つプラグインを提供します。これらのプラグインはコミュニティーバージョンの製品がベースになっています。そのため、JBoss BRMS プラグインは Drools プラグインと呼ばれ、JBoss BPM Suite プラグインは jBPM プラグインと呼ばれます。
インストールおよび設定の手順については、『RedHat JBossDeveloperStudio』 ドキュメントを参照してください。
警告
複数バイトの名前を処理する方法における問題のため、JBoss Developer Studio のインスタンスは、エンコーディングが UTF-8 に設定されたファイルで開始する必要があります。$JBDS_HOME/studio/jbdevstudio.ini ファイルに "-Dfile.encoding=UTF-8" というプロパティーを追加することでこれが可能になります。

8.1. JBoss Central

JBoss Developer Studio 8.0 が先に起動している場合、JBoss Central はワークベンチのメインウィンドウに表示されます。Start from scratch 下にあるメニューオプションを選択すると、JBoss Central から新しいプロジェクトを作成できます。サンプルプロジェクトを起動するには、Start from a sample 下のリンクを選択します。
注記
GWT3 の問題のため、JBDS では GWT3 を使用しないように設定してください。以下のように、システムプロパティーを 0 に設定することで、これが可能になります。
# Don't use GTK 3
export SWT_GTK3=0

図8.1 JBoss Central

JBoss Central