3.3.2. 追加の管理 Decision Server に必要なパラメーターの設定

テンプレートを追加の管理 Decision Server をデプロイするように設定する際、いずれの場合でも以下のパラメーターを設定する必要があります。

前提条件

手順

  1. 以下のパラメーターを設定します。

    • KIE Server キーストアのシークレット名 (KIE_SERVER_HTTPS_SECRET): 「Decision Server にシークレットの作成」で作成した Decision Server のシークレットの名前。
    • KIE Server Certificate Name (KIE_SERVER_HTTPS_NAME): 「Decision Server にシークレットの作成」 で作成したキーストアの証明書名。
    • KIE Server Keystore Password (KIE_SERVER_HTTPS_PASSWORD): 「Decision Server にシークレットの作成」 で作成したキーストアのパスワード。
    • アプリケーション名 (APPLICATION_NAME): OpenShift アプリケーションの名前。これは Business Central Monitoring および Decision Server のデフォルト URL で使用されます。OpenShift はアプリケーション名を使用して、デプロイメント設定、サービス、ルート、ラベル、およびアーティファクトの個別のセットを作成します。同じテンプレートを同じプロジェクトで使用して複数のアプリケーションをデプロイすることもできますが、その場合はアプリケーション名を同じにすることはできません。また、アプリケーション名は、Decision Server が Business Central で参加するサーバーの設定 (サーバーテンプレート) の名前を決定するものとなります。複数の Decision Server をデプロイする場合には、サーバーごとに異なるアプリケーション名を指定する必要があります。
    • KIE Server Mode (KIE_SERVER_MODE): rhdm75-kieserver.yaml テンプレートで、デフォルト値は PRODUCTION です。PRODUCTION モードでは、SNAPSHOT バージョンの KJAR アーティファクトは Decision Server にデプロイできず、既存のコンテナーでアーティファクトのバージョンを変更することはできません。PRODUCTION モードで新規バージョンをデプロイするには、同じ Decision Server で新規コンテナーを作成します。SNAPSHOT バージョンをデプロイするか、または既存コンテナーのアーティファクトのバージョンを変更するには、このパラメーターを DEVELOPMENT に設定します。
    • ImageStream 名前空間 (IMAGE_STREAM_NAMESPACE): イメージストリームが利用可能な名前空間。OpenShift 環境でイメージストリームが利用可能な場合 (「イメージストリームとイメージレジストリーの可用性確認」 を参照) は、namespace が openshift になります。イメージストリームファイルをインストールしている場合は、名前空間が OpenShift プロジェクトの名前になります。
  2. 以下のユーザー名とパスワードを設定できます。デフォルトでは、デプロイすると、パスワードが自動生成されます。

    • KIE Server User (KIE_SERVER_USER) および KIE Server Password (KIE_SERVER_PWD): Decision Server に接続するためにクライアントアプリケーションが使用できるユーザー名およびパスワード。

次のステップ

必要な場合は、追加のパラメーターを設定します。

デプロイを完了するには、「追加の管理 Decision Server テンプレートデプロイの開始」 の手順に従います。