第13章 Quarkus 開発モードの使用
開発モードはバックグラウンドコンパイルによるホットデプロイメントを可能にします。つまり、Java ファイルまたはリソースファイルを変更してブラウザーを更新すると、変更が自動的に反映されます。これは、設定プロパティーファイルなどのリソースファイルでも同じく反映されます。
前提条件
- Quarkus Maven アプリケーションがあること。
手順
開発モードで Quarkus を起動するには、Quarkus アプリケーションの
pom.xml
ファイルが含まれるディレクトリーで以下のコマンドを入力します。./mvnw quarkus:dev
- アプリケーションに変更を加え、ファイルを保存します。
ブラウザーを更新して、ワークスペースのスキャンをトリガーします。
変更が検出されると、Java ファイルが再コンパイルされ、アプリケーションが再デプロイされます。その後、要求は再デプロイされたアプリケーションによって処理されます。コンパイルまたはデプロイメントに問題がある場合には、エラーページが表示されます。
開発モードでは、デバッガーがアクティベートされ、ポート
5005
をリッスンします。任意手順: アプリケーションの実行前にデバッガーが割り当てられるのを待つには、
-Dsuspend
を追加します。./mvnw quarkus:dev -Dsuspend
任意手順: デバッガーが実行されないようにするには、
-Ddebug=false
を追加します。./mvnw quarkus:dev -Ddebug=false