3.2. OAuth 2.0 認証

注記

これはテクノロジープレビューの機能です。

AMQ Streams は、SASL OAUTHBEARER メカニズムを使用して OAuth 2.0 認証の使用をサポートします。

OAuth 2.0 のトークンベースの認証を使用すると、アプリケーションクライアントはアカウントのクレデンシャルを公開せずにアプリケーションサーバー (「リソースサーバー」と呼ばれる) のリソースにアクセスできます。クライアントは、認証手段としてアクセストークンを提示します。アプリケーションサーバーはこのアクセストークンを使用して、付与されたアクセス権限のレベルに関する情報も検索できます。承認サーバーは、アクセスの付与とアクセスに関する問い合わせを処理します。

AMQ Streams のコンテキストでは以下が行われます。

  • Kafka ブローカーはリソースサーバーとして動作する。
  • Kafka クライアントはリソースクライアントとして動作する。

ブローカーおよびクライアントは、必要に応じて OAuth 2.0 承認サーバーと通信し、アクセストークンを取得または検証します。

AMQ Streams のデプロイメントでは、OAuth 2.0 インテグレーションは以下を提供します。

  • Kafka ブローカーのサーバー側の OAuth 2.0 サポート。
  • Kafka MirrorMaker、Kafka Connect、および Kafka Bridge のクライアント側 OAuth 2.0 サポート。

Red Hat Single Sign-On の統合

Red Hat Single Sign-On を承認サーバーとしてデプロイし、AMQ Streams と統合するために設定することができます。

Red Hat Red Hat Single Sign-On を使用して、以下を実行できます。

  • Kafka ブローカーの認証の設定
  • クライアントの設定および承認
  • ユーザーおよびロールの設定
  • アクセスの取得およびトークンの更新

OAuth 2.0 トークンベース認証の使用」を参照してください。