1.4. 非推奨および削除された機能

以前のリリースで利用可能であった一部の機能が非推奨になるか、または削除されました。

非推奨の機能は依然として RHACS に含まれており、引き続きサポートされますが、本製品の今後のリリースで削除されるため、新規デプロイメントでの使用は推奨されません。非推奨および削除された主な機能の最新リストについては、以下の表を参照してください。一部の削除または非推奨の機能に関する追加情報は、表の後にあります。

以下の表では、機能は以下のステータスでマークされています。

  • GA: 一般公開機能
  • TP: テクノロジープレビュー機能
  • DEP: 非推奨機能
  • REM: 削除された機能
  • 該当なし: 該当なし

表1.2 非推奨および削除機能のトラッカー

機能RHACS 3.71RHACS 3.72RHACS 3.73

RenamePolicyCategory および DeletePolicyCategory アプリケーションプログラミングインターフェイス (API) エンドポイント

DEP

DEP

REM

違反タグとプロセスタグのサポート

DEP

REM

NA

パーミッション: AuthPlugin、AuthProvider、Group、Licenses、Role、User、Indicator、NetworkBaseline、ProcessWhitelist、Risk、APIToken、BackupPlugins、ImageIntegration、Notifier、SignatureIntegration、ImageComponent

DEP

DEP

REM

プロパティーによるグループの取得

DEP

DEP

REM

v1/nodes のレスポンスペイロードにおける storage.Node オブジェクトの vulns フィールド

DEP

DEP

REM

/v1/cves/suppress および /v1/cves/unsuppress

DEP

DEP

  • RHACS 3.73 の DEP
  • ACCS の REM

/v1/cves/suppress と /v1/cves/unsuppress API ペイロードの ids フィールド

DEP

DEP

  • RHACS 3.73 の DEP
  • ACCS の REM

VulnerabilityRequestService エンドポイントの応答に含まれる storage.VulnerabilityRequest オブジェクトの cves.ids フィールド

DEP

DEP

REM

Ubuntu 21.10 のスキャンサポート

GA

REM

NA

権限 ClusterCVE

GA

DEP

DEP

Label と Annotation の検索オプション

GA

DEP

DEP

環境変数 ROX_WHITELIST_GENERATION_DURATION

NA

NA

REM

1.4.1. 削除された機能

このセクションでは、前の表にリストされている削除された機能の一部に関する追加情報を提供します。

  • ROX_WHITELIST_GENERATION_DURATION 環境変数は、RHACS 3.73 リリースで削除されました。代わりに ROX_BASELINE_GENERATION_DURATION を使用できます。
  • Red Hat は /v1/deploymentswithprocessinfo エンドポイントのレスポンスから whitelist_statuses を削除しました。
  • /v1/cves/suppress と /v1/cves/unsuppress API ペイロードの ids フィールドは、RHACS 3.73 リリースで cves に名前が変更されます。
  • VulnerabilityRequestService エンドポイントの応答に含まれる storage.VulnerabilityRequest オブジェクトの cves.ids フィールドは、RHACS 3.73 リリースで cves.cves に名前が変更されます。
  • /v1/groups エンドポイントでは、props フィールドを使用するときに props.id フィールドの値を指定しないと、Get、Update、Mutate、および Remove 関数を使用できなくなりました。(ROX-11592)
  • Red Hat は、RHACS が使用しなかった ComplianceRunSchedule リソースを削除しました。

  • Red Hat は、RHACS アクセス権限を簡素化しました。次のリストでは、新しい権限について説明し、RHACS 3.73.0 リリースで削除された権限を示します。

    • Access 権限は、AuthPlugin、AuthProvider、Group、Licenses、Role、および User 権限を置き換えます。
    • DeploymentExtension 権限は、Indicator、NetworkBaseline、ProcessWhitelist、および Risk 権限を置き換えます。
    • Integration 権限は、APIToken、BackupPlugins、ImageIntegration、Notifier、および SignatureIntegration 権限を廃止します。
    • Image 権限は、ImageComponent 権限を置き換えます。
  • Central は、scanner.<namespace> ではなく、scanner.<namespace>.svc エンドポイントで Scanner に接続し、OpenShift Container Platform の NO_PROXY 設定を考慮します。NO_PROXY を使用していて、イメージスキャンで接続の問題が発生した場合は、*.svc または scanner.<namespace>.svc を NO_PROXY 設定に追加します。(ROX-13034)

  • RHACS 3.73 リリースでは、Label と Annotation の検索オプションが削除されています。これらは、次の表に示す検索オプションに置き換えられます。

    表1.3 検索オプション

    リソース非推奨の検索オプション新しい検索オプション

    ノード

    Label

    Node Label

    ノード

    アノテーション

    Node Annotation

    Namespace

    Label

    namespace ラベル

    デプロイメント

    Label

    Deployment Label

    ServiceAccount

    Label

    Service Account Label

    ServiceAccount

    アノテーション

    Service Account Annotation

    K8sRole

    Label

    Role Binding Label

    K8sRoleAnnotation

    アノテーション

    Role Binding Annotation

1.4.2. 非推奨の機能

以下の一覧では、新規パーミッションについて説明し、今後のリリースで削除される非推奨のパーミッションを示しています。

  • 新しい権限 Administration は、権限 AllComments、Config、DebugLogs、NetworkGraphConfig、ProbeUpload、ScannerBundle、ScannerDefinitions、SensorUpgradeConfig、および ServiceIdentity を非推奨にします。
  • 権限 Compliance は、権限 ComplianceRuns を非推奨にします。

1.4.3. 今後の製品内ドキュメント削除のお知らせ

RHACS 3.74 リリース以降、Red Hat はヘルプメニューからアクセスできる製品内ドキュメントを削除します。製品内のドキュメントを使用している場合は、代わりに必要なドキュメントを Red Hat Customer Portal から PDF 形式でダウンロードできます。(リンク: ROX-12839)