11.9.3.6. 設定マップで定義されたすべての値からの環境変数の設定

config map で定義されたすべての値から環境変数を設定できます。以前に config map に格納された値は、実行時に関数によって環境変数としてアクセスできます。これは、config map に格納されている値のコレクション (ユーザーに関する一連のデータなど) に同時にアクセスする場合に役立ちます。

前提条件

  • OpenShift Serverless Operator および Knative Serving がクラスターにインストールされている。
  • Knative (kn) CLI をインストールしている。
  • 関数を作成している。

手順

  1. 関数の func.yaml ファイルを開きます。
  2. すべてのキーと値のペアを環境変数としてインポートするすべての設定マップについて、以下の YAML を envs セクションに追加します。

    name: test
    namespace: ""
    runtime: go
    ...
    envs:
    - value: '{{ configMap:myconfigmap }}' 1
    1
    myconfigmap をターゲット設定マップの名前に置き換えます。

    たとえば、userdetailsmap に保存されているすべてのユーザー データにアクセスするには、次の YAML を使用します。

    name: test
    namespace: ""
    runtime: go
    ...
    envs:
    - value: '{{ configMap:userdetailsmap }}'
  3. ファイルを保存します。