7.6.3. Pod およびコンテナーログの検査

明示的な Pod の失敗に関連する警告およびエラーメッセージの有無について Pod およびコンテナーログを検査できます。ポリシーおよび終了コードによっては、Pod およびコンテナーログは Pod の終了後も利用可能のままになります。

前提条件

  • cluster-admin ロールを持つユーザーとしてクラスターにアクセスできる。
  • API サービスが機能している。
  • OpenShift CLI (oc) がインストールされている。

手順

  1. 特定の Pod のログをクエリーします。

    $ oc logs <pod_name>
  2. Pod 内の特定コンテナーのログをクエリーします。

    $ oc logs <pod_name> -c <container_name>

    前述の oc logs コマンドを使用して取得されるログは、Pod またはコンテナー内の標準出力 (stdout) に送信されるメッセージで設定されます。

  3. Pod 内の /var/log/ に含まれるログを検査します。

    1. Pod 内の /var/log に含まれるファイルおよびサブディレクトリーを一覧表示します。

      $ oc exec <pod_name> ls -alh /var/log
    2. Pod 内の /var/log に含まれる特定のログファイルをクエリーします。

      $ oc exec <pod_name> cat /var/log/<path_to_log>
    3. 特定のコンテナー内の /var/log に含まれるログファイルおよびサブディレクトリーを一覧表示します。

      $ oc exec <pod_name> -c <container_name> ls /var/log
    4. 特定のコンテナー内の /var/log に含まれる特定のログファイルをクエリーします。

      $ oc exec <pod_name> -c <container_name> cat /var/log/<path_to_log>