リリースノート 5.1.0
JBoss Enterprise Application Platform 5
JBoss Enterprise Application Platform 5.1.0 向け
製作著作 © 2011 Red Hat
概要
本リリースノートには現在の製品マニュアルには記載されていない JBoss Enterprise Application Platform 5.1.0 関連の重要な情報が含まれている可能性があります。本リリースノートをすべて読んでから JBoss Enterprise Application Platform 5.1.0 をインストールするようにしてください。
1. はじめに
本リリースノートには、JBoss Enterprise Application Platform 5.1.0の重要な情報が含まれています。新機能、本リリースで修正された問題、その他の既知の問題について記載されています。
1.1. 概要
JBoss Enterprise Application Platformについて
JBoss Enterprise Application Platform は、オープンソースのエンタープライズソフトウェアの中でも次の段階に進化しています。Pure Java プラットフォーム上にて、機能豊富でパフォーマンスの高い Web 2.0 アプリケーションを開発する際に力を発揮するツールです。
JBoss Seam、Hibernate、CXF Web Services、JBoss Cache、JBoss Messagingなど、ベストオブプリードのオープンソースフレームワークを統合することで、当プラットフォームはオープンソースコミュニティでのイノベーションを有効活用しています。また、JBoss Enterprise Application Platform は、Red Hat による完全なテストやサポートが行われており、代表的なエンタープライズハードウェア、ソフトウェア製品の多くで機能すると認定されています。
本リリースについて
JBoss Enterprise Application Platform 5.1.0は マイナーリリースです。マイナーリリースは、以前のパッチや累計パッチ (CP: Cumulative patch) のコンテンツを集約し、別途、新機能を追加する場合もあります。今後のパッチや累計パッチは、以前のマイナーアップデートをインストールしていることを前提としています。Red Hat は、製品のメジャー版のライフサイクルにおいて、マイナーリリースや非同期パッチすべてで API レベルの互換を保つよう、ビジネスレベルで取り組んでいきます。こうすることで、例えば、JBoss Enterprise Application Platform 5.1.0 がAPIレベルの互換を JBoss Enterprise Application Platform 5.0.0やJBoss Enterprise Application Platform 5の初期リリースと取るようにしています。このルールの例外として考えられるのは、非常に重要なセキュリティーの問題に対する修正などとなっています。
JBoss Enterprise Application Platform 5.1.0がリリースされたため、JBoss Enterprise Application Platform 5.0.x をお使いの方はJBoss Enterprise Application Platform 5.1.0にアップデートしてください。
詳細情報についてはJBoss Enterprise Middlewareの製品アップデートとサポート方針を参照してください。