リリースノート 5.1.0

JBoss Enterprise Application Platform 5

JBoss Enterprise Application Platform 5.1.0 向け

Laura Bailey

Rebecca Newton

Joshua Wulf

概要

本リリースノートには現在の製品マニュアルには記載されていない JBoss Enterprise Application Platform 5.1.0 関連の重要な情報が含まれている可能性があります。本リリースノートをすべて読んでから JBoss Enterprise Application Platform 5.1.0 をインストールするようにしてください。

1. はじめに

本リリースノートには、JBoss Enterprise Application Platform 5.1.0の重要な情報が含まれています。新機能、本リリースで修正された問題、その他の既知の問題について記載されています。

1.1. 概要

JBoss Enterprise Application Platformについて

JBoss Enterprise Application Platform は、オープンソースのエンタープライズソフトウェアの中でも次の段階に進化しています。Pure Java プラットフォーム上にて、機能豊富でパフォーマンスの高い Web 2.0 アプリケーションを開発する際に力を発揮するツールです。

JBoss Seam、Hibernate、CXF Web Services、JBoss Cache、JBoss Messagingなど、ベストオブプリードのオープンソースフレームワークを統合することで、当プラットフォームはオープンソースコミュニティでのイノベーションを有効活用しています。また、JBoss Enterprise Application Platform は、Red Hat による完全なテストやサポートが行われており、代表的なエンタープライズハードウェア、ソフトウェア製品の多くで機能すると認定されています。
本リリースについて

JBoss Enterprise Application Platform 5.1.0は マイナーリリースです。マイナーリリースは、以前のパッチや累計パッチ (CP: Cumulative patch) のコンテンツを集約し、別途、新機能を追加する場合もあります。今後のパッチや累計パッチは、以前のマイナーアップデートをインストールしていることを前提としています。Red Hat は、製品のメジャー版のライフサイクルにおいて、マイナーリリースや非同期パッチすべてで API レベルの互換を保つよう、ビジネスレベルで取り組んでいきます。こうすることで、例えば、JBoss Enterprise Application Platform 5.1.0 がAPIレベルの互換を JBoss Enterprise Application Platform 5.0.0やJBoss Enterprise Application Platform 5の初期リリースと取るようにしています。このルールの例外として考えられるのは、非常に重要なセキュリティーの問題に対する修正などとなっています。

JBoss Enterprise Application Platform 5.1.0がリリースされたため、JBoss Enterprise Application Platform 5.0.x をお使いの方はJBoss Enterprise Application Platform 5.1.0にアップデートしてください。
詳細情報についてはJBoss Enterprise Middlewareの製品アップデートとサポート方針を参照してください。