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Red Hat OpenShift Container Platform 4.14 での DeploymentConfig API の非推奨化

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Red Hat OpenShift Container Platform 4.14 以降、DeploymentConfig API は非推奨になりました。DeploymentConfig オブジェクトは引き続きサポートされていますが、新規インストールには推奨されません。セキュリティー関連の問題や、重大な問題のみが修正されます。代わりに、Deployment オブジェクトの使用を推奨します。

さらに、Red Hat OpenShift Container Platform 4.14 以降のインストールでは、DeploymentConfig 機能をはじめとするオプションの クラスター機能 を無効にすることができます。

また、DeploymentConfigs を使用しているお客様は Deployments に移行することが推奨されますが、現時点 (Red Hat OpenShift Container Platform 4.14) では DeploymentConfigs API を削除する予定はありません。代わりに、DeploymentConfigs API は非推奨となるため、新しい機能は提供されず、メンテナンスはセキュリティー関連や重要な修正のみに限定されます。

非推奨化の理由

DeploymentConfigs の現在の実装は、ReplicationController オブジェクトの管理に基づいています。しかし、ReplicationController の開発は終了しており、アップストリームでは代わりに ReplicaSet オブジェクトの使用を推奨しています。

さらに、DeploymentConfig API は、他の Kubernetes ディストリビューションでは使用できない Red Hat OpenShift Container Platform 固有の API です。実際、すべての Kubernetes ディストリビューションで使用できる Kubernetes Deployments が、この API に対するスーパーセットとなっています。

該当するお客様に行っていただく必要がある事項

Red Hat OpenShift Container Platform 4.1 以降では、DeploymentConfig オブジェクトが提供する特定の機能や動作が必要でない限り、Deployment オブジェクトを使用することが推奨されます。

既存の DeploymentConfig オブジェクトは、Deployment オブジェクトに移行する必要があります。これらの相違点の詳細は、ドキュメントページ Comparing Deployment and DeploymentConfig objects を参照してください。

自動ロールバックを使用している場合

  • 詳細は、Automatic rollbacks を参照してください。
  • OpenShift GitOps は、バージョン 1.9 で テクノロジープレビュー 機能として Argo Rollouts を導入しました。Argo Rollouts を使用すると、DeploymentConfigs から Deployments に移行する際に使用できる他の機能とともに、ロールバックおよびロールアウトストラテジーに関する多くの機能が利用可能になります。
  • Helm RollbackArgo Rollouts の代替アプローチを提供し、問題のあるデプロイメントに限らず成功したデプロイメントでも、以前のバージョンにロールバックする機能をサポートおよび追加します。

トリガーを使用している場合

ライフサイクルフックを使用している場合

  • 詳細は、Lifecycle hooks を参照してください。
  • OpenShift GitOps で利用可能な Resource Hooks を使用すると、アプリケーション同期のさまざまなフェーズでアクティビティーをトリガーすることができ、DeploymentConfigs のライフサイクルフックと同じ目的を達成できる可能性があります。
  • helm 経由で利用可能な Chart Hooks は、リリースライフサイクルの特定の時点でチャート開発者が介入できるようにするフックメカニズムを提供します。

カスタムストラテジーを使用している場合

  • 詳細は、Custom strategies を参照してください。
  • Deployments では、古い Pod を新しい Pod に置き換える際に使用できるさまざまな種類のストラテジーが提供されます。利用可能なストラテジーと詳細な設定オプションについては、Kubernetes のドキュメント を参照してください。

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