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9.2. インターフェース設定ファイル
インターフェース設定ファイルは、個々のネットワークデバイスのソフトウェアインターフェースを制御します。システムは、ブート時にこれらのファイルを使用して、どのインターフェースをアクティブにして、どのように設定するかを決定します。これらのファイルは、通常
ifcfg-name と命名されます。name は設定ファイルが制御するデバイスの名前を指します。
9.2.1. イーサネットインターフェース
etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0 は、最も一般的なインターフェースファイルの 1 つです。これは、システムの一番目のイーサネットの ネットワークインターフェースカード または NIC を制御します。複数の NIC を持つシステムには、複数の ifcfg-ethX ファイルが存在します (X は特定のインターフェースに対応した一意の番号です)。デバイスにはそれぞれ独自の設定ファイルがあるため、管理者は、各インターフェースがどう機能するか個別に制御できます。
固定 IP アドレスを使用するシステム用の
ifcfg-eth0 ファイルのサンプルは以下のとおりです:
DEVICE=eth0 BOOTPROTO=none ONBOOT=yes NETMASK=255.255.255.0 IPADDR=10.0.1.27 USERCTL=no
インターフェース設定ファイルで必要な値は、他の値に基づいて変化します。例えば、DHCP を使用するインターフェース用の
ifcfg-eth0 ファイルは、IP 情報が DHCP サーバーにより提供されるため異なって見えます:
DEVICE=eth0 BOOTPROTO=dhcp ONBOOT=yes
NetworkManager は、様々なネットワークインターフェースの設定ファイルに変更を加える簡単な方法です (このツールの使用に関する詳しい説明は 8章NetworkManager を参照してください)。
ただし、任意のネットワークインターフェースの設定ファイルを手動で編集することも可能です。
以下は、イーサネットインターフェースの設定ファイルにある設定可能なパラメータの一覧です:
BONDING_OPTS=パラメータ- ボンディングデバイス用の設定パラメータを設定し、
/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-bondNで使用されます (「チャンネルボンディングインターフェース」 を参照)。これらのパラメータは、/sys/class/net/bonding device/bondingでボンディングデバイスに使用されているパラメータ、及びbondingモジュール指示文 に記載のボンディングドライバー用のモジュールパラメータと全く同じです。この設定方法を用いると、複数のボンディングデバイスを異なる設定にできます。すべてのボンディングオプションは、ifcfg-nameのBONDING_OPTS指示文の後ろに置くことが強く推奨されます。/etc/modprobe.d/bonding.confまたは廃棄になった/etc/modprobe.confファイルでは、ボンディングデバイスのオプションは指定 しないでください。 BOOTPROTO=プロトコル- プロトコル が以下のいずれかの場合です:
none— ブート時プロトコルを使用しません。bootp— BOOTP プロトコルを使用する必要があります。dhcp— DHCP プロトコルを使用する必要があります。
BROADCAST=アドレス- アドレス はブロードキャストアドレスです。この指示文は、
ifcalcで自動的に値が算出されるため破棄されています。 DEVICE=名前- 名前 は物理デバイス名です (動的に割り振られる PPP デバイスを除きます。その場合は 論理名 です)。
DHCP_HOSTNAME=名前- 名前 は DHCP サーバーに送信される短いホスト名です。クライアントが IP アドレスを受信する前にホスト名を指定するように DHCP サーバーが 要求する場合に限り、このオプションを使用します。
DNS{1,2}=アドレスPEERDNS指示文がyesにセットされている場合、アドレス は/etc/resolv.confに配置されるネームサーバーのアドレスです 。ETHTOOL_OPTS=オプション- オプション は
ethtoolがサポートする任意のデバイス固有オプションです。例えば 100Mb、フルデュプレックスを強制したい場合は以下のようにします :ETHTOOL_OPTS="autoneg off speed 100 duplex full"
カスタムの initscript の代わりに、ETHTOOL_OPTSを使用して、インターフェースのスピードとデュプレックス設定を行います。ネットワーク initscript 外で実行されるカスタム initscript により、ブート後のネットワークサービスの再起動中に予期できない結果をもたらします。重要
スピードまたはデュプレックスの設定を変更する場合は、ほとんどの場合autoneg offオプションを使用してオートネゴシエーションを無効にする必要があります。オプションエントリは順序に依存するため、このオプションは最初に記載する必要があります。Ethtool オプションの詳細については、「Ethtool」 を参照して下さい。 HOTPLUG=回答- 回答 が以下のいずれかの場合です:
yes— ホットプラグになっている時にこのデバイスをアクティブにします (これがデフォルトのオプション)。no— ホットプラグの時でもこのデバイスをアクティブに しません 。
HOTPLUG=noオプションを使用すると、ボンディングカーネルモジュールがロードされる際にチャンネルボンディングインターフェイスがアクティブになるのを阻止できます。チャンネルボンディングインターフェースの詳細は、「チャンネルボンディングインターフェース」 を参照してください。 HWADDR=MAC-アドレス- MAC-アドレス は、AA:BB:CC:DD:EE:FF 形式のイーサネットデバイスのハードウェアアドレスです。複数の NIC が格納されたマシンでこの指示文を使用して、各 NIC モジュールの設定されているロード順序に関わらず、正しいデバイス名がインターフェースに割り当てられるようにする必要があります。この指示文は、
MACADDRと併用されるべき ではありません。注記
- 永続的なデバイス名は
/etc/udev/rules.d/70-persistent-net.rulesが処理します。 HWADDRは、System z ネットワークデバイスと使用しないでください。- 『Red Hat Enterprise Linux 6 Installation Guide』 のセクション 25.3.3 「サブチャンネルのマッピングとネットワークデバイス名」を参照してください。
IPADDR=アドレス- アドレス は IP アドレスです。
LINKDELAY=時間- 時間 は、デバイス設定の前にリンクが交渉するための待機時間の秒数です。
MACADDR=MAC-アドレス- MAC-アドレス は AA:BB:CC:DD:EE:FF 形式のイーサネットデバイスのハードウェアアドレスです。この指示文を使用して、MAC アドレスをインターフェースに割り当て、物理 NIC に割り当てられた MAC アドレスを上書きします。この指示文は
HWADDR指示文と併用 しない ことが推奨されます。 MASTER=ボンドインターフェイス- ボンドインターフェイス はイーサネットインターフェースがリンクされたチャンネルボンディングインターフェースです。この指示文は、
SLAVE指示文と併用されます。チャンネルボンディングインターフェースに関する詳細は 「チャンネルボンディングインターフェース」 を参照してください。 NETMASK=マスク- マスク はネットマスクの値です。
NETWORK=アドレス- アドレス はネットワークアドレスです。値は
ipcalcで自動的に算出されるため、この指示文は廃棄されています。 NM_CONTROLLED=回答- 回答 が以下のいずれかの場合です:
yes— NetworkManager によるこのデバイスの設定が許可されます。これはデフォルトの動作で、省略できます。no— NetworkManager によるこのデバイスの設定は許可されません。
注記
NM_CONTROLLED指示文は、Red Hat Enterpise Linux 6.3 以降で/etc/sysconfig/networkのNM_BOND_VLAN_ENABLED指示文に依存しています。この指示が存在し、yesかy、trueの場合のみ、NetworkManager はボンディングおよび VLAN インターフェースを検出し、管理します。 ONBOOT=回答- 回答 が以下のいずれかの場合です:
yes— このデバイスはブート時にアクティブにされる必要があります。no— このデバイスはブート時にアクティブにされる必要はありません。
PEERDNS=回答- 回答 が以下のいずれかの場合です:
yes— DNS 指示文が設定されている場合は/etc/resolv.confを変更します。DHCP を使用する場合は、yesがデフォルトです。no—/etc/resolv.confを変更しません。
SLAVE=回答- 回答 が以下のいずれかの場合です:
yes— このデバイスは、MASTER指示文で指定されているチャンネルボンディングインターフェースにより制御されます。no— このデバイスは、MASTER指示文で指定されているチャンネルボンディングインターフェースにより制御 されません。
この指示文は、MASTER指示文と併用されます。チャンネルボンディングインターフェースの詳細は、「チャンネルボンディングインターフェース」 を参照してください。 SRCADDR=アドレス- アドレス は、送信パケットのために指定されたソース IP アドレスです。
USERCTL=回答- 回答 が以下のいずれかの場合です:
yes—rootでないユーザーもこのデバイスを制御できます。no—rootでないユーザーはこのデバイスを制御できません。

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