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第13章 パーティション
ユーティリティー
parted
の使用によりユーザーは以下を実行できます。
- 既存パーティションテーブルの表示
- 既存パーティションのサイズ変更
- 空き領域または追加のハードドライブからのパーティションの追加
parted
パッケージは、Red Hat Enterprise Linux のインストール時にデフォルトで収納されています。parted
を開始するには、root としてログインして、シェルプロンプトでコマンド parted /dev/sda
を入力します (ここで /dev/sda
は設定するドライブのデバイス名です)。
パーティションのあるデバイスが使用中の場合は、そのパーティションの削除やサイズ変更を実行することができません。使用中のデバイスで新規パーティションを作成することはできますが、これは推奨されません。
使用が終了する予定のデバイスでは、そのデバイス上のパーティションのいずれもマウントすべきではなく、そのデバイスで swap 領域を有効にしないでください。
さらに、使用中の場合はパーティションテーブルを修正すべきではありません。カーネルが変更を正しく認識できない可能性があるためです。パーティションテーブルがマウント済みのパーティションの実際の状態と一致しないと、情報は誤ったパーティションに書き込まれる可能性があり、データの消失および上書きが発生する可能性があります。
これを実行する最も簡単な方法は、システムをレスキューモードで起動することです。ファイルシステムのマウントを求めるプロンプトが出された時点で
を選択します。
または、デバイスに使用中のパーティション (ファイルシステムを使用するか、またはアンマウント状態からロックするシステムのプロセス) が含まれない場合は、
umount
コマンドを使用してそれらのパーティションをアンマウントしてから、swapoff
コマンドを使用してハードドライブ上のすべての swap 領域をオフにします。
表13.1「
parted
コマンド」 には、一般的に使用される parted
コマンドの一覧が含まれています。次に続くセクションでは、これらのコマンドおよび引数の一部をより詳しく説明します。
表13.1 parted
コマンド
コマンド | 詳細 |
---|---|
check minor-num | ファイルシステムに対して簡単なチェックを実行します。 |
cp from to | ファイルシステムを1つのパーティションから別のパーティションにコピーします。from と to にはパーティションのマイナー番号が入ります。 |
help | 利用可能なコマンドの一覧を表示します |
mklabel label | パーティションテーブル用のディスクラベルを作成します |
mkfs minor-num file-system-type | タイプ file-system-type のファイルシステムを作成します。 |
mkpart part-type fs-type start-mb end-mb | 新しいファイルシステムを作成せずに、パーティションを作成します |
mkpartfs part-type fs-type start-mb end-mb | パーティションを作成し、かつ指定されたファイルシステムを作成します |
move minor-num start-mb end-mb | パーティションの移動 |
name minor-num name | Mac と PC98 のディスクラベル用のみのパーティションに名前を付けます |
print | パーティションテーブルを表示します |
quit | parted を終了します |
rescue start-mb end-mb | start-mb から end-mb へ、消失したパーティションを復旧します。 |
resize minor-num start-mb end-mb | start-mb から end-mb へパーティションのサイズを変更します |
rm minor-num | パーティションの削除 |
select device | 設定する別のデバイスを選択します |
set minor-num flag state | パーティションにフラグを設定します。state はオンまたはオフのいずれかになります |
toggle [NUMBER [FLAG] | パーティション NUMBER 上の FLAG の状態を切り替えます |
unit UNIT | デフォルトのユニットを UNIT に設定します |
13.1. パーティションテーブルの表示
parted
を開始した後に、コマンド print
を使用して、パーティションテーブルを表示します。以下のようなテーブルが表示されます。
例13.1 パーティションテーブル
Model: ATA ST3160812AS (scsi) Disk /dev/sda: 160GB Sector size (logical/physical): 512B/512B Partition Table: msdos Number Start End Size Type File system Flags 1 32.3kB 107MB 107MB primary ext3 boot 2 107MB 105GB 105GB primary ext3 3 105GB 107GB 2147MB primary linux-swap 4 107GB 160GB 52.9GB extended root 5 107GB 133GB 26.2GB logical ext3 6 133GB 133GB 107MB logical ext3 7 133GB 160GB 26.6GB logical lvm
最初の行には、ディスクタイプ、製造元、モデル番号とインターフェースが含まれ、2 行目にはディスクラベルのタイプが表示されます。4 行目以下の残りの出力でパーティションテーブルが表示されます。
パーティションテーブルでは、パーティション
number
が マイナー 番号を示します。たとえば、マイナー番号が 1 のパーティションは /dev/sda1
に相当します。Start
と End
の値は、メガバイト単位の値になります。有効な Type
として、metadata(メタデータ)、free(空き領域)、primary(プライマリー)、extended(拡張)、logical(論理) を使用できます。Filesystem
は、ファイルシステムのタイプであり、以下のいずれかになります。
- ext2
- ext3
- fat16
- fat32
- hfs
- jfs
- linux-swap
- ntfs
- reiserfs
- hp-ufs
- sun-ufs
- xfs
デバイスの
Filesystem
が値を表示していない場合、そのファイルシステムが不明なファイルシステムであることを示します。
Flags 列には、パーティションのフラグセットが一覧表示されます。利用可能なフラグには、boot、root、swap、hidden、raid、lvm または lba が含まれます。
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