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論理ボリュームの設定および管理

Red Hat Enterprise Linux 8

RHEL での LVM の設定および管理

Red Hat Customer Content Services

概要

論理ボリューム管理(LVM)は、物理ストレージに抽象化レイヤーを作成し、ファイルシステム、データベース、またはアプリケーションが使用できる仮想ブロックストレージデバイスである論理ストレージボリュームを作成します。物理ボリューム(PV)は、パーティションまたはディスク全体です。これらの PV を使用すると、ボリュームグループ(VG)を作成し、利用可能なストレージから論理ボリューム(LV)のディスク領域のプールを作成できます。
ボリュームグループに物理ボリュームを組み合わせることで、論理ボリューム(LV)を作成できます。LV は、物理ストレージを使用するよりも柔軟性が高く、作成された LV は、物理デバイスの再設定や再フォーマットなしに拡張または縮小できます。
シンプロビジョニングされた論理ボリュームの作成、元のボリュームのスナップショット、RAID ボリューム、キャッシュボリューム、ストライプ化論理ボリュームなど、LVM でいくつかの高度な操作を実行することもできます。