Red Hat Training

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26.3. シングルユーザーモードでブートする

シングルユーザーモードの利点の 1つは、ブート用の CD-ROM が必要ないことです。 しかし、ファイルシステムを読み込み専用でマウントするオプションがないか、又は全くマウント出来ない状態です。
システムがブートできる状態で、ブート完了時にログインできない場合は、 シングルユーザーモードを試します。
シングルユーザーモードでは、コンピュータはランレベル 1でブートします。ユーザーのローカルファイルシステムはマウントされますが、ネットワークは起動しません。システム管理のシェルが使用できます。レスキューモードとは異なり、シングルユーザーモードでは自動的にファイルシステムをマウントしようとします。ファイルシステムが正常にマウントされない場合は、シングルユーザーモードは使用しないで下さい。 システム上でランレベル 1 の設定が破損している 場合、シングルユーザーモードは使用できません。
GRUB をブートローダとして使用している x86 システムでは、以下のステップに従ってシングルユーザーモードでブートします:
  1. ブート時の GRUB スプラッシュ画面で、いずれかのキーを押して GRUB インタラクティブ メニューに入ります。
  2. ブートしたいカーネルのバージョンを持つRed Hat Enterprise Linuxを選択して、 行を追加するためにeと入力します。
  3. 行の末尾に移動し、1文字分のスペースを空けてsingleと入力します(Spacebarキーを押し、次にsingleと入力します)。Enterキーを押して編集モードを終了します。