13.4. プロジェクトのマルチキャストの有効化

重要

Open Virtual Networking (OVN) Kubernetes ネットワークプラグインは、テクノロジープレビュー機能です。テクノロジープレビュー機能は Red Hat の実稼働環境でのサービスレベルアグリーメント (SLA) ではサポートされていないため、Red Hat では実稼働環境での使用を推奨していません。Red Hat は実稼働環境でこれらを使用することを推奨していません。これらの機能は、近々発表予定の製品機能をリリースに先駆けてご提供することにより、お客様は機能性をテストし、開発プロセス中にフィードバックをお寄せいただくことができます。

OVN テクノロジープレビュー機能のサポート範囲についての詳細は、https://access.redhat.com/articles/4380121 を参照してください。

注記

OpenShift Container Platform 4.5 では、バグにより、同じ namespace にあるが、異なるノードに割り当てられている Pod がマルチキャストで通信できなくなります。詳細は、BZ#1843695 を参照してください。

13.4.1. マルチキャストについて

IP マルチキャストを使用すると、データが多数の IP アドレスに同時に配信されます。

重要

現時点で、マルチキャストは低帯域幅の調整またはサービスの検出での使用に最も適しており、高帯域幅のソリューションとしては適していません。

OpenShift Container Platform の Pod 間のマルチキャストトラフィックはデフォルトで無効にされます。OVN-Kubernetes デフォルト Container Network Interface (CNI) ネットワークプロバイダーを使用している場合には、プロジェクトごとにマルチキャストを有効にすることができます。