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Red Hat AMQ Broker 7 でサポートされる構成

更新 -

Red Hat AMQ Broker 7.10

Red Hat AMQ Broker の各リリースは、主要なオペレーティングシステム、Java™ 仮想マシン (JVM)、およびデータベースのさまざまな組み合わせでテストされ、サポートされています。Red Hat は、サポートされる構成とテスト済みの統合に対して、本番稼働サポートと開発サポートの両方をお客様のサブスクリプション契約に従って提供します。サポートは、物理環境と仮想環境の両方で提供されます。

注記: Streams や Interconnect など、従来 AMQ にグルーピングされていたコンポーネントは AMQ のグルーピングから外れ、それぞれにサポートされる構成のページが作成されています。

Red Hat AMQ Interconnect
Red Hat AMQ Streams

これまでの AMQ Broker 7.X リリース

AMQ Broker 7.10 でサポートされる構成

Red Hat は、サポートされる構成に対して、本番稼働サポートと開発サポートの両方をお客様のサブスクリプション契約に従って提供します。サポートは、物理環境と仮想環境の両方で提供されます。[1] JBoss AMQ をサポートされる構成で実行するには、以下の JVM バージョンの 1 つと、その JVM によってサポートされるオペレーティングシステムの 1 つで実行する必要があります。

Java 仮想マシン バージョン
OpenJDK 11,17
OracleJDK 11

[1] Red Hat では、サポートされる環境をお客様が引き続き利用されることを前提としています。ベンダーが JVM、オペレーティングシステム、データベースなどのサポートを終了した場合 (特定のバージョンのサポートを含む) は、Red Hat が提供するサポートが限定される可能性があります。サポートを継続するには、サポートされる環境における問題再現をお客様にお願いする場合があります。

AMQ 7.10 でテスト済みの構成

Red Hat は以下のテスト済みの構成で広範囲のプラットフォームテストを実施しています。

オペレーティングシステム アーキテクチャー JVM
RHEL 7 x86_64 OpenJDK 11 &17、Oracle JDK 11
RHEL 8 x86_64 OpenJDK 11 & 17、Oracle JDK 11
Microsoft Windows Server 2012 R2 x86_64 OpenJDK 11 & 17、Oracle JDK 11
  • これは、サポートの例外がなく RHEL 6 でサポートされる最新リリースです。
    これよりも古いバージョンの JDK はサポートされません。

Fuse との相互運用性

FUSE に関して、AMQ Broker 7.x はリモートブローカーとしてのみサポートされます。 AMQ Broker 7.x は、FUSE 6.x または 7.x の内部ブローカーとして実行することは認定されていません。 AMQ Broker 7.x は、FUSE 6.x および 7.x コンポーネント (camel-jms、camel-amqp) で外部ブローカーとしてテストおよび認定されています。

OpenShift イメージ

イメージ OpenShift との互換性 アーキテクチャー
Red Hat AMQ Broker 7.10 OpenShift 4.6、4.7、4.8、4.9、4.10、4.11 x86_64、s390x、および ppc64le
Red Hat AMQ Broker Operator OpenShift 4.6、4.7、4.8、4.9、4.10、4.11 x86_64、s390x、および ppc64le

注記: AMQ 7.8 は、OpenShift 3.11 でサポートされる AMQ Broker の最新バージョンです。

クラウドサービス

AMQ Broker 7.10 は以下のクラウドサービスとしてサポートされます。
RedHat Openshift Service on AWS (ROSA)
Microsoft Azure Redhat Openshift

注記: AWS で Broker を実行する場合は、EFS の代わりに EBS ストレージを使用することが推奨されます。EFS は大規模ストレージが想定されており、トランザクション処理ではないため、スループットが低くなり、ブローカーが応答しなくなる可能性があります。

テスト済みデータベース

データベース バージョン JDBC ドライバーバージョン
Oracle 12c、18c、19c v12
DB2 11 v4
MSSQL 2016 および 2019 v6.4
PostgreSQL 11.5 v11
Mysql 8 v8

注記: データベースは、JDBC がメッセージ永続ストアのオプションとして選択されている場合のみ必要となります。ドキュメントをお読みになり、JDBC 永続性の使用に固有の制限やパフォーマンスのトレードオフについて理解してください。

メッセージのワイヤプロトコル変換サポート

ワイヤプロトコルを使用するクライアントからアドレスに送信されたメッセージは、以下に示すサポート対象の他のワイヤプロトコルの 1 つを使用するクライアントから消費可能であるはずです。

プロトコル AMQP 1.0 OpenWire CORE MQTT STOMP
AMQP 1.0 該当なし
OpenWire 該当なし
CORE 該当なし
MQTT 5 該当なし
STOMP 該当なし
  • AMQP 1.0 は、AMQ JMS、AMQ C++、AMQ JavaScript、AMQ Python、および AMQ .NET クライアントのメッセージプロトコルです。
  • OpenWire は AMQ OpenWire JMS クライアントのメッセージプロトコルで、以前に AMQ 6 で提供された JMS 実装です。 AMQ 6 から AMQ 7 に移行する際に後方互換性を維持するために提供されます。 AMQ 6 のライフサイクルは終了します。そのため、AMQ 6 から 7 に移行するお客様は、他のアクティブにサポートされる他のクライアントのいずれかで残りの OpenWire クライアントを最新のサポートされるクライアントに移行することが強く推奨されます。
  • Core Protocol は、AMQ Core Protocol JMS クライアントのメッセージプロトコルで、以前に HornetQ と提供された JMS 実装です。
  • MQTT は、一般的に IoT アプリケーションで使用されるマシン対マシンのメッセージングプロトコルです。AMQ 7 Broker は、QoS レベルが 0、1、および 2 の MQTT 5 バージョンをサポートします。Red Hat は、MQTT プロトコルと使用するクライアントを提供しません。 MQTT Community には、複数の言語用の MQTT クライアントがあります。
  • STOMP は、ブローカーを介してメッセージを送信するための、シンプルなテキストベースのプロトコルです。 Red Hat は STOMP のクライアントを提供しません。 STOMP の使用に関する詳細は、STOMP のサイトを参照してください。

サポートされるネットワークファイルシステム

以下のネットワークファイルシステムは、マスター/スレーブのフェイルオーバー設定で AMQ Broker 7.10 との使用がサポートされます。

  • NFSv4
  • GFS2
  • GlusterFS *
  • Ceph

注記: GlusterFS は、Openshift および「ベアメタル」環境でブローカーのメッセージストアとしての使用がサポートされます。 GlusterFS は、複数のデータセンター/可用性ゾーンの DR ストラテジーの作成には推奨されず、サポートされません。

Kerberos ネットワーク認証サービス

Kerberos バージョン 5 は、Kerberos が有効なクライアントとブローカーとの間の認証でサポートされます。 Kerberos は以下とテストされています。

  • Microsoft Windows Server 2012 R2 Active Directory
  • Free IPA (Red Hat Identity Management) 4.5.0-21

ブローカーとの使用がテストされた LDAP ディレクトリー

以下の LDAP プロバイダーは、認証および承認のユーザーストアとしてテスト済みです。

  • Windows Active Directory
  • Apache Directory Server
  • RH 389 Directory Server

シェアードナッシング高可用性に関する注記

シェアードナッシング HA は、単一のローカルデータセンターでのみサポートされ、同じネットワークサブネットであることが推奨されます。 シェアードナッシング HA は、ネットワークの遅延と一貫性に非常に敏感であるため、マスターとスレーブのデータセンターが異なる場合はサポートされません。

Apache Maven

AMQ 7.10 は Apache Maven 3.6.3 を使用してソースからビルドされました。 これよりも古いバージョンのソースからビルドできるとは限りません。 ブローカーで提供される例はすべて Maven 3.6.3 でビルドまたは実行してください。

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Red Hat AMQ Clients 2.11

AMQ Clients は、以下のオペレーティングシステム、アーキテクチャー、および JVM バージョンでの使用がサポートされます。 注記: AMQ Clients には後方互換性があり、AMQ 6 の最新リリースおよびサポート対象バージョンでサポートされます。

これまでの AMQ Clients のリリース

すべてのクライアントがすべてのオペレーティングシステムでサポートされるわけではありません。特定のクライアントサポートに関しては、「特定のサポート対象のクライアントおよび OS」を参照してください。

オペレーティングシステム アーキテクチャー JVM
RHEL 8 X86_64 OpenJDK 11 &17、Oracle JDK 11、IBM JDK 11
RHEL 7 x86_64 OpenJDK 11 &17、Oracle JDK 11、または IBM JDK 11
IBM AIX 7.1 x86_64 IBM JDK 11
Microsoft Windows Server 2012 R2 x86_64 Oracle JDK 11
Microsoft Windows Server 2016 x86_64 Oracle JDK 11
Microsoft Windows 10 Professional x86_64 Oracle JDK 11
Solaris 10 および 11 x86、x86_64、または Sparc 64 Oracle JDK 11

これよりも古いバージョンの JDK はサポートされません。

サポートされている固有クライアントおよび OS {#client_os}

以下の表は、各 AMQ クライアントでサポートされるオペレーティングシステムシステムを表しています。特定のクライアントの詳細情報は、後続のセクションに記載されています。

オペレーティングシステム AMQ JMS AMQ C++ AMQ JavaScript AMQ Python AMQ .NET AMQ Ruby
RHEL 8 x86_64
RHEL 7 x86_64
Microsoft Windows Server 2012 R2
Microsoft Windows Server 2016
Microsoft Windows 10 Professional
IBM AIX 7.1
Solaris 10 および 11

AMQ JMS の詳細

AMQ JMS クライアントは、以下の OS および JVM でサポートされます。

オペレーティングシステム JVM
RHEL 8 OpenJDK 11 &17、Oracle JDK 11、IBM JDK 11
RHEL 7 OpenJDK 11 &17 または Oracle JDK 11、IBM JDK 11
Microsoft Windows Server 2012 R2 Oracle JDK 11
IBM AIX 7.1 IBM JDK 11
Solaris 10 および 11 Oracle JDK 8

これよりも古いバージョンの JDK はサポートされません。

標準およびネットワークプロトコル

AMQ C++ の詳細

AMQ C++ クライアントは、以下の OS、コンパイラー、および標準の組み合わせでサポートされます。

オペレーティングシステム コンパイラー 標準
RHEL 8 GNU C++ C++11 としてコンパイル
RHEL 7 GNU C++ C++11 としてコンパイル
Microsoft Windows Server 2012 R2 Microsoft Visual Studio 2013 C++11 としてコンパイル
Microsoft Windows Server 2016 Microsoft Visual Studio 2013 C++11 としてコンパイル
Microsoft Windows 10 Professional Microsoft Visual Studio 2013 C++11 としてコンパイル

標準およびネットワークプロトコル

AMQ JavaScript 詳細

AMQ JMS JavaScript クライアントは、以下の OS および JavaScript ランタイムでサポートされます。

オペレーティングシステム JavaScript ランタイム
RHEL 8 Node.js 14
RHEL 7 Software Collections からの Node.js 14
Microsoft Windows Server 2012 R2 Node.js プロジェクトからの Node.js 14
Microsoft Windows Server 2016 Node.js プロジェクトからの Node.js 14
Microsoft Windows 10 Node.js プロジェクトからの Node.js 14

標準およびネットワークプロトコル

サポート対象のブラウザー{#javascript_browsers}

サポートされるブラウザーには以下が含まれます。

  • Google Chrome
  • Mozilla Firefox
    注意: Microsoft Internet Explorer は Broker コンソールでの使用がサポートされないようになりました。

AMQ Python の詳細

AMQ Python は、以下の OS および 言語でサポートされます。

オペレーティングシステム Python バージョン
RHEL 8 Python 3.6
RHEL 7 Python 3.6
Microsoft Windows Server 2012 R2 Python 3.6 または 3.8
Microsoft Windows Server 2016 Python 3.6 または 3.8
Microsoft Windows 10 Professional Python 3.6 または 3.8

標準およびネットワークプロトコル

AMQ .NET 詳細

AMQ .NET クライアントは、以下の OS およびランタイムでサポートされます。

オペレーティングシステム .NET バージョン
RHEL 8 .NET Core 3.1
RHEL 7 .NET Core 3.1
Microsoft Windows Server 2012 R2 .NET Core 3.1 または .NET Framework 4.7
Microsoft Windows Server 2016 .NET Core 3.1 または .NET Framework 4.7
Microsoft Windows 10 Professional .NET Core 3.1 または .NET Framework 4.7
  • 注記: .NET Core は NMS クライアントによってサポートされません。

標準およびネットワークプロトコル

[1] Red Hat では、サポートされる環境をお客様が引き続き利用されることを前提としています。ベンダーが JVM、オペレーティングシステム、データベースなどのサポートを終了した場合 (特定のバージョンのサポートを含む) は、Red Hat が提供するサポートが限定される可能性があります。サポートを継続するには、サポートされる環境における問題再現をお客様にお願いする場合があります。

XA トランザクションのサポート

以下のクライアントが XA トランザクションをサポートします。

クライアント ワイヤプロトコル
AMQ Core Protocol JMS コアプロトコル
AMQ OpenWire JMS OpenWire プロトコル

Red Hat AMQ Online 1.7

これまでの AMQ Online リリース

Red Hat AMQ Online 1.7 は以下のプラットフォームでサポートされます。

プラットフォーム バージョン
OpenShift Container Platform 3.11、4.6 から 4.10*
  • OpenShift 4.10 は、AMQ Online がサポートされる最後のリリースです。

AMQ Online は今後はアクティブに開発されなくなり、まもなくサポートが終了します。 AMQ Online EOL ステートメント

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