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サードパーティー環境にデプロイされる Red Hat のミドルウェア製品のサポートガイドライン

更新 -

Red Hat のお客様は、サードパーティーソフトウェアまたはサードパーティーハードウェアと統合された Red Hat ミドルウェアサブスクリプションのデプロイ、またはサードパーティークラウドプロバイダー環境へのデプロイを選択できます。 Red Hat のサポートチームは、これらの環境で実行される Red Hat ミドルウェア製品のサポートを提供する際に、以下のガイドラインを使用します。

各ミドルウェア製品の「サポートされる構成」の Web ページに記載されているように、

Red Hat は以下を実行します。

  • 指定された Java 仮想マシン (JVM) バージョンをサポートします (該当する場合、クラウドプロバイダーもその JVM をサポートすることを前提とします)。
  • JVM、オペレーティングシステム、およびチップセットアーキテクチャーの指定された組み合わせで、ターゲットプラットフォームのテストを実行します。
  • データベース/ドライバーの組み合わせ、Web サーバー/ OS の組み合わせ、およびサードパーティーのホスト環境またはクラウドプロバイダー環境で、指定されたバージョンの統合テストを実行します。
  • 「サポートされる構成」ページに一覧表示されている Red Hat Enterprise Linux (RHEL) バージョンで実行する場合のほか、RHEL がデプロイされている場所に関係なく、この RHEL バージョンに含まれる OpenJDK バージョンで実行する場合は、Red Hat ミドルウェア製品を完全にサポートします。また、当然ながら RHEL バージョン自体がそのハードウェアまたはクラウドインフラストラクチャーでサポートされていることを前提としています。

Red Hat によってテストおよび認定された環境でのデプロイメント (内部またはサードパーティーのお客様、ハードウェアまたはクラウド/サービスプロバイダー) では、

Red Hat は以下を実行します。

  • 環境におけるミドルウェア製品の設定をサポートします。
  • 同じ環境での問題の再現に取り組みます。
  • ミドルウェア製品または環境のどちらに問題があるのかを特定するための調査を実施し、これをサポートする情報と根拠を提供します。
  • 該当する場合は、環境のハードウェア/ソフトウェア/クラウドまたはサービスプロバイダーのベンダーと連携して、問題の解決、トラブルシューティングの迅速化、または障害分離の迅速化を支援します。
  • 該当する場合は、Red Hat がハードウェア/ソフトウェア/クラウドまたはサービスプロバイダー環境の認証に使用した設定に関する情報を提供します。
  • 製品のライフサイクルポリシー に従って、Red Hat 製品のバグ修正を提供します。

テストされていない/認定されていない環境でのデプロイメント (内部またはサードパーティーのお客様、ハードウェアまたはクラウド/サービスプロバイダー) では、

Red Hat は以下を実行します。

  • 以下の場合は、サードパーティーのハードウェア/ソフトウェア/クラウドまたはサービスプロバイダー環境で実行されているエンタイトルメントごとのミドルウェア製品のサポートを試みます。
    • 環境が、公開されている製品の「サポートされる構成」に準拠している場合。
    • 問題の原因が、Red Hat 以外のハードウェア/ソフトウェア/クラウドまたはサービスプロバイダー環境にあるとは考えられない場合。

Red Hat は以下を実行できません。

  • 環境への一般的なインストールまたは設定の支援を提供できません。
  • 環境に合わせたチューニングの問題に関するガイダンスを提供できません。
  • 環境のバグ修正またはパッチストリームを提供できません。

パブリッククラウドプロバイダーでのデプロイメントでは、

Red Hat は以下を実行します。

  • OpenShift を必要とせずに、Microsoft Azure および Amazon Web Services (AWS) ですべてのミドルウェア製品のデプロイメントをサポートします。
  • 必要に応じて、基本的なインストール、操作、既知の問題および限定に関するクラウドプロバイダー向けのデプロイメントガイドを各製品に提供します。
  • ミドルウェア製品ポートフォリオ全体で代表的なテストを実行し、製品が期待どおりに実行されることを確認します。

Red Hat は以下を実行できません。

  • すべてのパブリッククラウドプロバイダーの、すべてのミドルウェア製品をテストすることはできません。

Red Hat は以下の権利を留保します。

  • 新しいミドルウェア製品とミドルウェア製品の新しいメジャーバージョンのサポートを、OpenShift のパブリッククラウドプロバイダーでのデプロイメントに限定します。これが実行されると、この限定されたサポートは製品の「サポートされる構成」ページに強調表示されます。
  • 追加のクラウドプロバイダーネイティブサービス (データベース、メッセージングシステム、ストレージなど) の認定は、個々の製品チームの判断で提供されます。これが実行されると、詳細は製品の「サポートされる構成」ページに表示されます。
  • 追加のクラウドプロバイダー固有/ネイティブサービス (データベース、メッセージングシステム、ストレージなど) を認定します。これは、個々の製品チームの判断によるもので、詳細は製品の「サポートされる構成」ページに記載されます。
  • 個々の製品チームの判断で、指定されたクラウドプロバイダーの追加のオペレーティングシステムと Java SE ディストリビューションをサポートします。これが実行されると、詳細は製品の「サポートされる構成」ページに表示されます。
  • 選択した Red Hat ミドルウェア製品のビルド済みコンテナーのサポートを OpenShift 環境のみに限定します。

Red Hat 以外のハードウェアまたはソフトウェアが問題の原因であるとされ、Red Hat の定評のあるハードウェア/ソフトウェア/クラウドまたはサービスプロバイダーのパートナー様が提供する場合、

Red Hat は以下を実行します。

  • 商業的に合理的なサポートを提供します。
  • 該当する場合は、TSANet (www.tsanet.org) を使用して、お客様に関する共通の問題についてベンダーと協力します。
  • パートナー様とお客様と協力して、問題の解決を試みるか、少なくとも問題の特定を試みます。

Red Hat は以下の権利を留保します。

  • 問題の原因が Red Hat 製品にあることを確定できない場合は、テスト済みまたは認定済みの環境で問題を再現するようにお客様またはパートナー様に依頼します。

Red Hat 以外のハードウェアまたはソフトウェアが問題の原因であるとされ、Red Hat の定評のあるハードウェア/ソフトウェア/クラウドまたはサービスプロバイダーのパートナー様が提供していない場合、

Red Hat は以下を実行します。

  • 商業的に合理的なサポートを提供します。
  • 該当する場合は、TSANet (www.tsanet.org) を使用して、お客様に関する共通の問題についてベンダーと協力します。
  • お客様にサードパーティーのハードウェア/ソフトウェア/クラウドまたはサービスプロバイダーを紹介します。

Red Hat は以下の権利を留保します。

  • 問題の原因が Red Hat 製品にあることを確定できない場合は、テスト済みまたは認定済みの環境で問題を再現するようにお客様またはパートナー様に依頼します。

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