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Red Hat Satellite 6.2 FAQ

更新 -

はじめに

Red Hat® Satellite は、物理、仮想、およびクラウド環境間で Red Hat インフラストラクチャのデプロイ、その規模の拡張、および管理をより簡単にするシステム管理ソリューションです。Satellite を使用すると、関連する仕様に準拠したまま効果的に安全に実行できるように、システムのプロビジョン、設定、およびアップデートができるようになります。システム管理に関連する多くのタスクを自動化することで、 Satellite は組織を効率的に増やし、オペレーションコストを減らし、戦略的なビジネスのニーズに対応できるようにします。

Red Hat Satellite 6.2 の可用性を報告できることをうれしく思います。

Q: Red Hat Satellite 6 の一般提供が開始されたのはいつですか?

A:
Red Hat Satellite 6.2 GA: 2016 年 7 月 27 日

Red Hat Satellite 6.1 GA: 2015 年 8 月 12 日

Red Hat Satellite 6.0 GA: 2014 年 9 月 10 日

Q: Red Hat Satellite 6 の新機能は?

A:
Red Hat Satellite 6 には、ベアメタル、プライベート、およびパブリッククラウドを含む多種多様なプラットフォームで新しい種類のコンテンツを管理するために再設計された製品アーキテクチャが含まれます。Red Hat Satellite 6.2 は、以下の機能を含むそのリリースに基づいています。

  • 自動化ワークフロー。リモートの実行、リモート実行ジョブのスケジューリング、拡張されたブートストラップ、プロビジョニングオプションを含む機能。
  • エアギャップセキュリティおよびフェデレーション。Satellite を別の Satellite に同期することで RPM コンテンツを同期してエクスポートすることができます。
  • ソフトウェア管理の改善。簡略化されたスマート変数管理が利用できるようになりました。
  • Capsule の改良。Capsule のヘルスチェックや全体のパフォーマンスで確認できる項目が増えました。Capsule はさらに軽量化し、クライアントが必要なコンテンツのみを保存するように設定できるようになりました。さらに、capsule には、高可用性な Red Hat Satellite カプセルをデプロイする機能を含む新しい参照アーキテクチャーがあります。
  • Atomic OSTree およびコンテナー: Satellite を使用して Red Hat Enterprise Linux® (RHEL) Atomic ホストとコンテンツをミラー、プロビジョン、および管理します。また、Red Hat Registry、DockerHub™ やサードパーティソースなどのコンテナーリポジトリをミラーします。Satellite は、コンテナーコンテンツのエントリーに対する安全な実行ポイントを提供します。
  • 改良されたドキュメント。新しいドキュメントとアップデートされたドキュメントは https://access.redhat.com/documentation/red-hat-satellite/ から入手できます。
    • 新規ドキュメント:
      • 仮想インスタンスガイド: virt-who の設定方法
      • Hammer コマンドラインインターフェイス (CLI) ガイド: Red Hat Satellite の CLI の使用方法
      • コンテンツ管理ガイド
      • クイックスタートガイド
    • アップデートされたドキュメント:
      • 使いやすくするために、ユーザーガイドのトピックをサーバー管理とホスト設定に分けました。
      • Hammer などの特定のトピックに関するチートシートが利用できます。
      • アップデートされた機能の概要
  • Lazy Sync: Satellite 6.2.3 は "Lazy Sync" 機能を提供します。これは、コンテンツをダウンロードする際にさらに柔軟性を提供します。Lazy sync は、コンテンツのダウンロード方法に影響する新しいダウンロードポリシーを提供します。Satellite 6.2 Feature Overview: Lazy Sync を参照してください。
    • サポート状況:
      • Lazy Sync は、テクノロジプレビューとして、以前の Satellite 6.2 リリース (6.2.0 から 6.2.2) に含まれています。
      • Satellite 6.2.3 を使用している場合、Lazy Sync はフルサポートに移行になります。

このバージョンの Red Hat Satellite には、安定性、信頼性、および拡張性を改善するその他の多くの機能と修正が含まれます。詳細は、Release Notesredhat.com/en/technologies/management/satellite、および https://access.redhat.com/products/red-hat-satellite を確認してください。機能の概要はナレッジの Improvements to Diagnostic LoggingImporting Existing Hosts via the Bootstrap ScriptInter-Satellite Sync、および "Lazy Sync" を参照してください。

Red Hat Satellite 6.1 の主な新機能は以下のようになります。

  • エラータ管理
  • コンテナ管理
  • プロビジョニングの強化
  • 切断環境のサポート
  • SCAP の操作
  • 高度なベアメタル検出
  • ユーザーロールのアクティブディレクトリグループ
    [Satellite 6.1 リリースノート]

Red Hat Satellite 6.0 の主な新機能は以下のようになります。。

  • ベアメタル、プライベート、およびパブリックのクラウドに渡るプロビジョニング
  • Puppet Forge と Git の統合
  • 統合ライフサイクル管理
  • ドリフト修正
  • ライフサイクル管理のコンテンツ表示
  • システム検出
    Satellite 6.0 リリースノート

Q:Red Hat Satellite 6 のダウンロード先は?

A:Red Hat Satellite サブスクリプションの一部として、 Red Hat カスタマーポータル https://access.redhat.com/products/red-hat-satellite から Red Hat Satellite をダウンロードできます。

注意: subscription-manager から 新しい Satellite 6.2 リポジトリにアクセスする際に問題が発生しています。新しい Satellite 6.2 リポジトリを有効にするとエラーが発生します。詳細は Bugzilla ticket #1360909 for a workaround を参照してください。

Q: Red Hat Satellite 6 のリリースノート、テクニカルノート、および公式ドキュメントはどこで確認できますか?

A: これらの文書は、Red Hat カスタマーポータルで確認できます。Red Hat Satellite のすべてのリリースに関する文書は、こちらを参照してください。https://access.redhat.com/products/red-hat-satellite/#knowledge も併せて参照してください。

Q: Red Hat Satellite 6 でサポートされるインフラストラクチャーは?

A: ベアメタル、Red Hat Enterprise Virtualization、Red Hat OpenStack® Platform、および VMWare がサポートされています。

Q: Red Hat Satellite 6 のアップストリームのオープンソースプロジェクトは?

A: 主なプロジェクトは Foreman、Puppet、Katello、Pulp、および Candlepin がキープロジェクトに含まれます。

Q: Red Hat Satellite 6 のこれらのコンポーネントでサポートされる使用方法は?

A: Red Hat Satellite のすべてのコンポーネント (Foreman、Puppet、Katello、Pulp、および Candlepin) とその使用は、Red Hat Satellite のコンテキスト内でのみサポートされます。サードパーティのコンポーネントの使用はサポート外になります。詳細はインストールガイドの "Red Hat Satellite 6 Supported Usage" の章を参照してください。

Q: Red Hat Satellite 6.1 または 6.2 Beta からアップグレードする方法は? インプレースアップグレードは可能ですか?

A:
Red Hat Satellite 6.1 (および Capsule) を使用すると、6.1.9 にアップデートしてから Satellite 6.2 (および Capsule) へのインプレースアップグレードを実行できます。アップグレードを行う前に必要な確認を含む詳細はアップグレードドキュメント Upgrading Red Hat Satellite Server and Capsule Server を参照してください。
Capsule のバージョンは Satellite のバージョンと同じにする必要があります。たとえば、Satellite 6.2 と Capsule 6.1 を一緒に実行することはできません。
Common issues with Satellite 6.2 upgrade or installation も併せて参照してください。

Red Hat Satellite 6.2 Beta を使用していて、GA リリースにアップグレードすることはサポートされていません。新規インストールを行う必要があります。Beta プログラムにご参加いただき、ありがとうございました。

Q: Red Hat Satellite 5 から Satellite 6 にアップグレードする方法は? インプレースアップグレードは可能ですか?

A: Red Hat Satellite 5 と Red Hat Satellite 6 のアーキテクチャーは異なります。Red Hat Satellite 6.x リリースは新規にインストールする必要があります。したがって、Red Hat Satellite 5.x から Red Hat Satellite 6.x へのインプレースアップグレードはできません。Red Hat Satellite 5 を使用中のお客様には、Red Hat Enterprise Linux 環境を Red Hat Satellite 6 で管理するオプションが多数あります。Red Hat Satellite 5 から Red Hat Satellite 6 への移行については、Red Hat カスタマーポータルの Red Hat Satellite 5 to Satellite 6 Transition FAQ および Transitioning from Red Hat Satellite 5 to Satellite 6 を参照してください。

Q: Red Hat Satellite Proxy サーバーはどうなりますか?

A: Red Hat Satellite の統合デバイスとなる Red Hat Satellite Proxy ServerRed Hat Satellite Capsule Server に置き換わりました。capsule サーバーはプロキシサーバーと似ていますが、使用しているアーキテクチャーが異なります。Red Hat Satellite 5 から Red Hat Satellite 6 に移行している場合、デプロイされたプロキシサーバーを capsule サーバーに移行する必要もあります。Red Hat Satellite 5 から Red Hat Satellite 6 への移行については、 Red Hat カスタマーポータルの Red Hat Satellite 5 to Satellite 6 Transition FAQTransitioning from Red Hat Satellite 5 to Satellite 6 を参照してください。

Q: Red Hat Satellite 5 は引き続きサポートされますか?

A: Red Hat Satellite 5.5 以前のバージョンのサポートは終了しました。Red Hat Satellite and Proxy 5.6 および 5.7 のサポートは 2018 年 1 月に終了します。サポートは 2020 年 1 月まで延長することができますが、Extended Lifecycle Support (ELS) for Satellite/Proxy 5.8 を購入する必要があります。詳細は Satellite lifecycle support page および End-of-Life (EOL) notification for Red Hat Satellite 5.5 and older versions を参照してください。Satellite 5.6/5.7/5.8 サポートは、すべての新しい Red Hat 製品をそれからディストリビュートできることは示していないことに注意してください。

Q:Satellite 6 で RHEL 7 クライアントシステムを管理できますか?

A: はい、できます。Red Hat Satellite バージョン 5.6 以降では、RHEL 7 のコンテンツおよびシステムを管理することができます。

Q: Red Hat Satellite 6.2 では高可用性を提供していますか?

A: はい。高可用性は認定済 Red Hat 参照アーキテクチャに記載され、サポートされます。この参照アーキテクチャでは、アクティブ/アクティブと、高可用カプセルをサポートするために、Red Hat Satellite Server に Red Hat Enterprise Linux クラスターをデプロイする方法と、Red Hat Enterprise Linux クラスターと負荷分散を組み合わせについて説明しています。

Q: Red Hat CloudForms および Red Hat Cloud インフラストラクチャーと Red Hat Satellite の違いは?

A: Red Hat Satellite は従来、ベアメタル、仮想サーバー、クラウド上の Red Hat インフラストラクチャーに関するシステム管理作業と呼ばれているものを実行します。多くの組織で、端末間のインフラストラクチャー管理を行うために両方が使用されます。Red Hat CloudForms は、プライベートおよびパブリックのクラウドインフラストラクチャ間で、すべてのワークロードの集中表示、制御、および編成を提供します。 一方、Red Hat Satellite は、ソフトウェア、設定、サブスクリプション管理と、Red Hat インフラストラクチャーのプロビジョニングを実行します。両方の製品が、Red Hat Cloud インフラストラクチャー (Red Hat テクノロジーの統合セット) で提供されます。

Q: 詳細情報はどこで入手できますか?

A: 詳細情報については、以下を参照してください。

Red Hat 社のサポートチームにもご連絡いただけます。

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