Network Bonding Helper

Red Hat Enterprise Linux では、管理者は、ボンディングカーネルモジュールと、ボンディング (またはチャネルボンディング) インターフェイスと呼ばれる特別なネットワークインターフェイスを使用して、NIC をバインドして単一のチャネルにまとめることができます。このボンディングにより、複数のネットワークインターフェイスが 1 つとして機能できるようになり、また同時に帯域幅が増加し、冗長性を確保できます。

このアプリケーションは、ボンディングの設定に役立ちます。これには、ガイド付きモードと手動モードの 2 つのモードがあります。最小限の情報を入力して、可能な限りデフォルトまたは推奨パラメーターを使用する場合は、ガイド付きモード (デフォルトモード) を使用してください。このモードでは、適切なパラメーターの選択または入力に役立つ明確な指示など、複数の手順が表示されます。ネットワークボンディングをよく理解しており、できるだけ多くのオプションを制御する場合は、手動モードを選択することになります。こちらのモードでは、すべてのパラメーターを調整できます。

Generate ボタンをクリックすると、指定した情報に基づいてボンディング設定のスクリプトが、このアプリケーションによって生成されます。サーバー上で実行するだけで、完了後に「ボンディング」インターフェイスが使用できるようになります。

別の方法として、生成された設定ファイルをダウンロードしてサーバーにコピーし、複数の手順を手動で実行してボンディングインターフェイスを設定して有効化することもできます。ボンディングインターフェイスを多数有効にする場合は、設定ファイルをパラメーター化して再利用することができます。