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8.2. マスターおよびスレーブインターフェースのデフォルト動作について
NetworkManager
デーモンを使ってチームポートのインターフェースを制御する際、特に障害検索時には、以下の点に留意してください。
- マスターインターフェースを起動しても、ポートインターフェースは自動的に起動されない。
- ポートインターフェースを起動すると、マスターインターフェースは毎回、自動的に起動される。
- マスターインターフェースを停止すると、ポートインターフェースも停止される。
- マスターはポートなしで静的
IP
接続を開始できる。 - マスターはポートなしの場合は、
DHCP
接続の開始時にポートを待機する。 DHCP
接続でポートを待機中のマスターは、キャリアをともなうポートが追加されると完了する。DHCP
接続でポートを待機中のマスターは、キャリアをともなわないポートが追加されると待機を継続する。
警告
ネットワークスイッチを使わずにケーブルの直接接続を使用すると、チーミングはサポートされません。本章で説明されているフェイルオーバーメカニズムは、ネットワークスイッチがないと予想どおりに機能しません。詳細についてはナレッジベースの記事『ボンディングは、クロスオーバーケーブルを使用したダイレクトコレクションをサポートしますか?』を参照してください。