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28.6.2. レスキューモードでコンピューターを起動する
コンピューターに Red Hat Enterprise Linux をインストールせずにレスキューディスクやインストールディスクを使ってコマンドラインの Linux システムを起動することができます。これにより、実行している Linux システムのユーティリティーや機能を使ってコンピューターにインストール済みのシステムの変更や修復を行うことができるようになります。
レスキューディスクを使用するとデフォルトではレスキューモードが開始されます。インストールディスクを使ってレスキューシステムをロードする場合はブートメニューで
を選択します。
次に表示される画面で、言語、キーボードのレイアウト、ネットワーク設定をレスキューシステム用に指定します。最後のセットアップ画面では、コンピューター上の既存システムへのアクセスを設定します。
デフォルトでは、既存のオペレーティングシステムはレスキューシステムの
/mnt/sysimage/
ディレクトリー配下に配置されます。