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21.2.2. At サービスの実行
At ジョブと Batch ジョブの両方は、
atd
サービスが選びます。このセクションでは、atd
サービスを起動/停止/再起動する方法、それを特定のランレベルで有効にする方法について説明します。ランレベルの概念や Red Hat Enterprise Linux におけるシステムサービスの管理方法全般の詳細については、10章サービスとデーモン を参照して下さい。
21.2.2.1. At サービスの起動と停止
サービスが稼働中かどうかを確認するには、
service atd status
コマンドを使用します。
現行のセッションで
atd
サービスを実行するには、シェルプロンプトで root
として以下を入力します。
service
atd
start
ブート時にサービスが自動的に起動するよう設定するには、以下のコマンドを使用します。
chkconfig
atd
on
注記
ブート時にサービスが自動的に起動することが推奨されます。
このコマンドで、ランレベル 2、3、4、5 でサービスが有効になります。別の方法として、「サービスの有効化と無効化」 にあるように サービスの設定 ユーティリティを使用することもできます。
21.2.2.2. At サービスの停止
atd
サービスを停止するには、シェルプロンプトで root
として以下を入力します。
service
atd
stop
ブート時のサービスの起動を無効にするには、以下のコマンドを使用します:
chkconfig
atd
off
このコマンドで、すべてのランレベルでサービスが無効になります。別の方法として、「サービスの有効化と無効化」 にあるように サービスの設定 ユーティリティを使用することもできます。
21.2.2.3. At サービスの再起動
atd
サービスを再起動するには、シェルプロンプトで以下を入力します。
service
atd
restart
このコマンドですばやくサービスを停止して、再度開始します。