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19.4.4. df コマンドの使用
df
コマンドは、システムのディスク領域の使用量についての詳しいレポートを表示します。シェルプロンプトで以下を入力してください。
df
一覧表示された各ファイルシステムについて
df
コマンドが表示するのは次のとおりです。ファイルシステム名 (Filesystem
)、サイズ (1K-blocks
または Size
)、使用領域 (Used
)、利用可能な領域 (Available
)、使用領域のパーセンテージ (Use%
)、ファイルシステムのマウント先 (Mounted on
) です。例えば以下のとおりです。
~]$ df
Filesystem 1K-blocks Used Available Use% Mounted on
/dev/mapper/vg_kvm-lv_root 18618236 4357360 13315112 25% /
tmpfs 380376 288 380088 1% /dev/shm
/dev/vda1 495844 77029 393215 17% /boot
デフォルトでは、
df
コマンドは 1 キロバイトブロック単位でパーティションのサイズを、キロバイト単位で使用中および利用可能なディスク領域の容量を表示します。この情報をメガバイトとギガバイトで表示するには、-h
コマンドラインオプションを指定することで、df
が人間が読み取れる形式で値を表示します。
df
-h
例えば以下のようにします:
~]$ df -h
Filesystem Size Used Avail Use% Mounted on
/dev/mapper/vg_kvm-lv_root 18G 4.2G 13G 25% /
tmpfs 372M 288K 372M 1% /dev/shm
/dev/vda1 485M 76M 384M 17% /boot
利用可能なコマンドラインオプションの全一覧は、df(1) の man ページを参照してください。