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19.4. ブロックデバイスとファイルシステムの表示
19.4.1. lsblk コマンドの使用
lsblk
コマンドは、利用可能なブロックデバイスの一覧を表示します。シェルプロンプトで以下を入力してください。
lsblk
一覧表示された各ブロックデバイスについて
lsblk
コマンドが表示するのは次のとおりです。デバイス名 (NAME
)、メジャーおよびマイナーデバイス番号 (MAJ:MIN
)、リムーバブルデバイスかどうか (RM
)、そのサイズ (SIZE
)、読み取り専用デバイスかどうか (RO
)、そのタイプ (TYPE
)、デバイスのマウント先 (MOUNTPOINT
) です。例えば以下のとおりです。
~]$ lsblk
NAME MAJ:MIN RM SIZE RO TYPE MOUNTPOINT
sr0 11:0 1 1024M 0 rom
vda 252:0 0 20G 0 rom
|-vda1 252:1 0 500M 0 part /boot
`-vda2 252:2 0 19.5G 0 part
|-vg_kvm-lv_root (dm-0) 253:0 0 18G 0 lvm /
`-vg_kvm-lv_swap (dm-1) 253:1 0 1.5G 0 lvm [SWAP]
デフォルトでは、
lsblk
はツリーのような形式でブロックデバイスを一覧表示します。通常の一覧として表示するには、-l
コマンドラインオプションを追加します。
lsblk
-l
例えば以下のようにします:
~]$ lsblk -l
NAME MAJ:MIN RM SIZE RO TYPE MOUNTPOINT
sr0 11:0 1 1024M 0 rom
vda 252:0 0 20G 0 rom
vda1 252:1 0 500M 0 part /boot
vda2 252:2 0 19.5G 0 part
vg_kvm-lv_root (dm-0) 253:0 0 18G 0 lvm /
vg_kvm-lv_swap (dm-1) 253:1 0 1.5G 0 lvm [SWAP]
利用可能なコマンドラインオプションの全一覧は、lsblk(8) の man ページを参照してください。