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18.3.7. Samba (SMB) プリンターの追加
Samba プリンターを追加するには、以下の手順を実行します:
新規プリンター
ダイアログを開きます (「プリンター設定の開始」 を参照)。- 左側の一覧で、→ の順に選択します。
- smb:// フィールドに SMB アドレスを入力します。入力形式は computer name/printer share にします。図18.8「SMB プリンターの追加」 では、computer name は
dellbox
、printer share はr2
です。図18.8 SMB プリンターの追加
- 利用できるワークグループやドメインを確認するには、をクリックします。特定のホストのキューだけを表示させるには、ホスト名 (NetBios 名) を入力して、 をクリックします。
- 以下のオプションのどちらかを選択します。
- 認証が必要は場合にはユーザーに催促する (Prompt user if authentication is required) を選択すると、文書を印刷する時にはユーザーはユーザー名とパスワードを提供することになります。
- 認証の詳細を今設定します (Set authentication details now) を選択すると、今認証情報を提供するため後では入力が不必要となります。ユーザー名 フィールドで、ユーザー名を入力してプリンターにアクセスします。このユーザーは SMB システムで存在している必要があり、ユーザーはプリンターへのアクセス権限を持っている必要があります。デフォルトのユーザー名は通常 Windows サーバーでは
guest
または Samba サーバーではnobody
です。
- ユーザー名 フィールドに指定したユーザーの パスワード (必要な場合は) を入力します。
警告
Samba プリンターのユーザー名とパスワードはプリンターサーバーにルート及び lpd が読み取り可能な非暗号化ファイルとして保存されています。そのため、プリンターサーバーにルートアクセスを持つ他のユーザーは、 Samba プリンターへのアクセスに使用するユーザー名とパスワードを閲覧することができます。Samba プリンターへアクセスするためのユーザー名とパスワードを選択する場合は、ローカルの Red Hat Enterprise Linux システムにアクセスする時に使用するパスワードとは異なるパスワードを選ぶことをお勧めします。Samba 印刷サーバーで共有するファイルがある場合も、印刷キューで使用されるパスワードとは異なるパスワードを使用することが推奨されます。 - プリンターのモデルを選択します。詳細は 「プリンターモデルの選択と完了」 を参照して下さい。