23.2. OProfile の設定

OProfile を実行できるようにするには設定が必要です。最低でも、カーネルを監視する選択 (またはカーネルを監視しない選択) が必要です。以下のセクションでは、OProfile を設定するための opcontrol ユーティリティの使用法を説明しています。opcontrol コマンドが実行されると、そのセットアップオプションは /root/.oprofile/daemonrc ファイル内に保存されます。

23.2.1. カーネルの指定

先ず最初に OProfile がカーネルを監視すべきかどうかを設定します。これが OProfile を開始する前に要求される唯一の設定オプションです。他のすべてはオプションです。
カーネルを監視するには、root として以下のコマンドを実行します:
~]# opcontrol --setup --vmlinux=/usr/lib/debug/lib/modules/`uname -r`/vmlinux

重要

カーネルを監視するためには、カーネル用の debuginfo パッケージ (展開したカーネルを含む) をインスト-ルする必要があります。
カーネルを監視しないように OProfile を設定するには、root として以下のコマンドを実行します:
~]# opcontrol --setup --no-vmlinux
このコマンドはまた、oprofile カーネルモジュールがまだロードされていない場合にそれをロードします。そして/dev/oprofile/ ディレクトリがまだ存在しない場合には、そのディレクトリを作成します。このディレクトリに関する詳細には /dev/oprofile/ を理解する」 を参照して下さい。
カーネル内でサンプルが収集されるべきかどうかのセッティングはどのデータが収集されるかのみを変更します。収集されたデータの保存方法や保存場所は変更しません。カーネル及びアプリケーションライブラリ用に異なるサンプルファイルを生成する方法については 「カーネルとユーザースペースのプロファイルの分離」 を参照して下さい。