第26章 kdump クラッシュリカバリーサービス

kdump クラッシュダンピングメカニズムが有効だと、システムは別のカーネルのコンテキストからブートします。この第 2 のカーネルが確保するメモリーは少量で、システムがクラッシュした場合のコアダンプイメージのキャプチャーのみを目的としています。
コアダンプの分析ができると、システム障害の正確な原因究明に非常に役立つので、この機能を有効化が強く推奨されます。本章では、Red Hat Enterprise Linux における kdump サービスの設定/テスト/使用方法について説明します。また、生成されたコアダンプを crash デバッグユーティリティで分析する方法についても概説します。

26.1. kdump サービスのインストール

システム上で kdump サービスを使用するには、kexec-tools パッケージがインストールされていることを確認します。インストールするには、root として、以下をシェルプロンプトで入力します。
yum install kexec-tools
Red Hat Enterprise Linux における新規パッケージのインストール方法に関する詳しい説明は、「パッケージのインストール」 を参照して下さい。