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17.2.2. Red Hat OpenShiftの使用量と容量の測定

Red Hat OpenShift の場合、使用量の測定はクラスターのサイズに基づいて行われます。クラスターサイズの測定に使用される単位は、製品のサブスクリプションの条件や種類によって異なります。

クラスターサイズは、すべてのサブスクライブノードのサイズの合計です。サブスクライブされたノードは、その値が得られる Red Hat OpenShift のバージョンでは、コンピュートノードまたはワーカーノードです。サブスクライブした各ノードについて、カーネルはソケット数、各ソケット上のコア数、各コアがサポートするスレッド数の問い合わせを受けます。そして、スレッドの総数をコアあたりのスレッド数で割り、ノード (物理マシンまたは仮想マシン) のコア数が決定されます。

注記

Red Hat OpenShift バージョン 4.1 以降 (Red Hat OpenShift Container Platform の 4.7 バージョンと OpenShift Dedicated for On-Demand サブスクリプションを含む) では、サブスクリプションサービスは、コントロールプレーンとコンピュートノード (一般にインフラストラクチャノードとワーカーノードとも呼ばれる) を区別することができます。Red Hat OpenShift の異なるリリースで使用されていたコントロールプレーンノードの種類を表す他の名称、マスター、ルーター、レジストリー、メトリクス、ロギング、etcd などに馴染みがあるかもしれません。これらのバージョンの Red Hat OpenShift のクラスターサイズを基にした使用状況データの集約では、コントロールプレーンノードは無視されます。ただし、OpenShift Dedicated On-Demand の場合には、コントロールプレーンの使用はクラスターの可用性に基づいて、インスタンス時間として追跡されます。

サブスクリプションサービスでは、Red Hat OpenShift Container Platform の以前のバージョンではこの同じ区別ができないため、インフラストラクチャノードのデータがワーカーノードの使用量と一緒に表示され、カウントされます。クラスターデータを分析した結果、Red Hat OpenShift Container Platform の旧バージョンで表示されるデータの約 15% がインフラストラクチャーノードのオーバーヘッドであることがわかります。したがって、お客様のサブスクリプションプロファイルに Red Hat OpenShift Container Platform バージョン 3 が含まれている場合に、Red Hat OpenShift のサブスクリプションのしきい値を最大 15% 超えても、サブスクリプションに準拠していることになる可能性があります。

サブスクリプションサービスで追跡する Red Hat OpenShift の使用を改善する方法は、サブスクリプションサービスの使用状況データに影響を与える vCPU、ハイパースレッディング、およびサブスクリプション構造の情報 を参照してください。

クラスターサイズの情報の取得後に、製品やサブスクリプションの種類に応じて使用量や容量の情報が計算されます。詳細については、以下の各製品およびサブスクリプションタイプの説明をご覧ください。

Red Hat OpenShift Container Platform

使用量: 年間サブスクリプションのある Red Hat OpenShift Container Platform の場合
Red Hat OpenShift Container Platform の年間サブスクリプションの使用量は、CPU コアまたはソケットで測定されます。データはアカウントレベルのビューとして表示され、アクティブなクラスター全体の使用量の合計となります。
容量: 年間サブスクリプションのある Red Hat OpenShift Container Platform の場合
容量を測定するために、各サブスクリプションのコアまたはソケットの分 (該当する場合) が、年間サブスクリプションの合計に加算されます。
使用量: Red Hat OpenShift Container Platformを従量課金制のオンデマンド型で利用する場合

Red Hat OpenShift Container Platform の従量課金正のオンデマンド型サブスクリプションの使用量は、コア時間で測定されます。コア時間 とは、1 つのコア (サブスクリプション条件で定義されている) における合計 1 時間の計算活動を、使用するメーターの粒度に合わせて測定した単位です。コア時間での使用量を求めるために、サブスクリプションサービスでは、一般的に「曲線下面積」と呼ばれる数値積分を行っています。

すべてのクラスターのコア時間ベースの使用量データは合計され、使用量と使用率のグラフに日ごとの使用量として表示されます。オンデマンド サブスクリプションの月額請求サイクルにより、グラフのデフォルトの間隔は 1 カ月で、現在の 1 カ月になります。サブスクリプションサービスは、オンデマンドの使用を報告する標準としてカレンダーの間隔を使用します。これは、オンデマンドサブスクリプションの請求サイクルは、購入する可能性のあるさまざまなクラウドプロバイダーの市場によって異なる場合があります。

使用したコア時間 の累積値は、累積された使用量を表示する必要がある場合にはその月の使用状況の最新のスナップショットも表示します。

注記

サブスクリプションサービスインターフェイスに表示される、アカウントおよび個々のクラスターのコア時間の使用量データは、表示目的で小数点以下 2 桁に端数処理されます。インターフェイスのさまざまな場所に表示される使用量の値は、この切り捨てが原因で、若干の不一致が表示される場合があります。しかし、サブスクリプションサービスの計算に使用され、Red Hat Marketplace の課金サービスに提供されるデータは、ミリコアレベルであり、小数点以下 6 桁に端数処理されており、表示値とは異なります。

容量: Red Hat OpenShift Container Platformを従量課金制のオンデマンド型サブスクリプションで利用する場合
容量は、従量課金制のオンデマンド型サブスクリプションには適用されない指標です。そのため、このタイプのサブスクリプションでは、容量は追跡されず、サブスクリプションのしきい値ラインも表示されません。

Red Hat OpenShift Dedicated

使用量: 従量課金制のオンデマンド型サブスクリプションのRed Hat OpenShift Dedicatedの場合

Red Hat OpenShift Dedicated の従量課金制のオンデマンド型サブスクリプションの使用は、コア時間およびインスタンス時間の 2 つの単位で測定されます。そのため、使用状況および使用率のグラフには、プライマリーの y 軸およびセカンダリー Y 軸とも呼ばれるデュアル Y 軸として知られています。

  • コア時間 とは、1 つのコア (サブスクリプション条件で定義されている) における合計 1 時間の計算活動を、使用するメーターの粒度に合わせて測定した単位です。Red Hat OpenShift Dedicated On-Demand の場合、コア時間 はコンピュートマシンでのワークロード使用量を測定します。
  • インスタンス時間 は、Red Hat サービスインスタンスの可用性に対する測定単位であり、その時に顧客のワークロードを受け入れて実行できます。Red Hat OpenShift Dedicated On-Demand の場合には、インスタンス時間はクラスターの可用性データを使用して、コントロールプレーンマシンでのコントロールプレーンの使用状況を測定します (古いバージョンの Red Hat OpenShift、マスターマシン)。このデータは、Red Hat Marketplace 請求書に含まれるクラスターの費用 (クラスターコストとも呼ばれる) の計算に使用されます。

コア時間とインスタンス時間での使用量を求めるために、サブスクリプションサービスでは、一般的に「曲線下面積」と呼ばれる数値積分を行っています。このプロセスは、1 時間に複数回使用量をサンプリングし、特定の時間間隔でサンプルを正規化し、正規化されたサンプルを 1 日の合計に集約してから、1日の合計を、サブスクリプションの請求条件によって決定される合計に集計します。

全クラスターの使用状況データは合計され、使用状況および使用状況のグラフで日次の使用状況として表示されます。コア時間の使用量は、プライマリーが y 軸で、インスタンス時間の使用率はセカンダリー y 軸で分割されます。オンデマンド サブスクリプションの月額請求サイクルにより、グラフのデフォルトの間隔は当月の 1 カ月になります。サブスクリプションサービスは、オンデマンドの使用を報告する標準としてカレンダーの間隔を使用します。これは、オンデマンドサブスクリプションの請求サイクルは、購入する可能性のあるさまざまなクラウドプロバイダーの市場によって異なる場合があります。

使用したコア時間 の累積値は、累積された使用量を表示する必要がある場合にはその月の使用状況の最新のスナップショットも表示します。

注記

サブスクリプションサービスインターフェイスに表示される、アカウントおよび個々のクラスターのコア時間とインスタンス時間の使用量データは、参照表示用として小数点以下 2 桁に端数処理されます。インターフェイスのさまざまな場所に表示される使用量の値は、この切り捨てが原因で、若干の不一致が表示される場合があります。しかし、サブスクリプションサービスの計算に使用され、Red Hat Marketplace の課金サービスに提供されるデータは、ミリコアレベルであり、小数点以下 6 桁に端数処理されており、表示値とは異なります。

容量: Red Hat OpenShift Dedicated を従量課金制のオンデマンド型サブスクリプションで利用する場合
容量は、従量課金制のオンデマンド型サブスクリプションには適用されない指標です。そのため、このタイプのサブスクリプションでは、容量は追跡されず、サブスクリプションのしきい値ラインも表示されません。