A.3. New Network Interface および Edit Network Interface ウィンドウの設定に関する説明

これらの設定は、仮想マシンのネットワークインターフェイスの追加または編集時に適用されます。仮想マシンに複数のネットワークインターフェイスが割り当てられている場合は、仮想マシンを複数の論理ネットワークに配置することができます。

表A.20 ネットワークインターフェイスの設定

フィールド名説明電源の入れ直しは必要か ?

Name

ネットワークインターフェイスの名前。このテキストフィールドには 21 文字の制限があり、大文字、小文字、数字、ハイフン、およびアンダースコアの組み合わせが含まれる一意の名前である必要があります。

不要。

Profile

vNIC プロファイルおよびネットワークインターフェイスが配置されている論理ネットワーク。デフォルトでは、すべてのネットワークインターフェイスが ovirtmgmt 管理ネットワークに配置されます。

不要。

Type

ネットワークインターフェイスが仮想マシンに提示する仮想インターフェイス。

  • rtl8139 および e1000 デバイスドライバーは、ほとんどのオペレーティングシステムに含まれています。
  • VirtIO はより高速ですが、VirtIO ドライバーが必要になります。Red Hat Enterprise Linux 5 以降には VirtIO ドライバーが含まれています。Windows には VirtIO ドライバーは含まれていませんが、ゲストツール ISO または仮想フロッピーディスクからインストールできます。
  • PCI Passthrough を使用すると、SR-IOV 対応 NIC の仮想機能 (VF) に vNIC を直接接続できるようになります。次に、vNIC はソフトウェアによるネットワーク仮想化をバイパスして、VF に直接接続してデバイスを割り当てます。選択した vNIC プロファイルでは Passthrough も有効にする必要があります。

必要。

Custom MAC address

カスタムの MAC アドレスを設定するには、このオプションを選択します。Red Hat Virtualization Manager は、ネットワークインターフェイスを特定するために環境で固有の MAC アドレスを自動的に生成します。同じネットワークで同じ MAC アドレスを持つ 2 つのデバイスをオンラインにすると、ネットワークの競合が発生します。

必要。

Link State

ネットワークインターフェイスが論理ネットワークに接続されているかどうかを示します。

  • Up: ネットワークインターフェイスはスロットにあります。

    • Card StatusPlugged の場合、ネットワークインターフェイスがネットワークケーブルに接続され、アクティブであることを意味します。
    • Card StatusUnplugged の場合、ネットワークインターフェイスは自動的にネットワークに接続され、結線されるとアクティブになります。
  • Down: ネットワークインターフェイスはスロットにありますが、どのネットワークにも接続されていません。この状態では仮想マシンは実行できません。

不要。

Card Status

ネットワークインターフェイスが仮想マシンで定義されているかどうかを示します。

  • Plugged: ネットワークインターフェイスが仮想マシンで定義されています。

    • Link StateUp の場合、ネットワークインターフェイスがネットワークケーブルに接続され、アクティブであることを意味します。
    • Link StateDown の場合、ネットワークインターフェイスはネットワークケーブルに接続されていません。
  • Unplugged: ネットワークインターフェイスは Manager でのみ定義され、仮想マシンに関連付けられていません。

    • Link StateUp の場合、ネットワークインターフェイスが結線されると、自動的にネットワークに接続され、アクティブになります。
    • Link StateDown の場合、ネットワークインターフェイスは仮想マシンで定義されるまでどのネットワークにも接続されません。

不要。