6.4. Red Hat Virtualization 4.4 バッチ更新 3 (ovirt-4.4.4)

6.4.1. バグ修正

以下のバグは、Red Hat Virtualization の本リリースで修正されました。

BZ#1694711
以前のバージョンでは、UI NUMA パネルには、対応するソケットの NUMA ノードが正しく表示されていませんでした。本リリースでは、NUMA ノードはデータベースによって順序付けされ、ソケットが NUMA ノードに一致します。
BZ#1792905
以前のバージョンでは、ユーザーは 1 つのボリュームを使用して、シンプロビジョニングされた (qcow) ディスクで「sparsify (スパース化)」操作を呼び出すことができました。解放した領域はストレージデバイスで回収されましたが、イメージサイズは変更されず、ユーザーはこれをイメージのスパース化に失敗したと認識することができました。本リリースでは、シンプロビジョニングされたディスクを 1 つのボリュームでスパース化することはブロックされるようになりました。
BZ#1797553
以前は、仮想マシンのエクスポートを OVA コマンドとして実行すると、エンジンの他の操作がブロックされていました。これにより、エンジンの並列実行が想定されるなか、エンジンは操作を順次実行していました。本リリースのエンジンタスクは、仮想マシンのエクスポートによりブロックされず、OVA コマンドとして並列実行されます。
BZ#1834876
以前は、ovirt-vmconsole により、sshd がログに記録した SELinux 拒否が発生していました。通常、ovirt-vmconsole 機能には影響しませんでしたが、誤ったアラートが表示される可能性がありました。本リリースでは、ovirt-vmconsole の SELinux 拒否は発生しません。
BZ#1868967
以前のリリースでは、Red Hat Virtualization Host (RHV-H) リポジトリー (rhvh-4-for-rhel-8-x86_64-rpms) には、sssd-ad パッケージの依存関係である libsmbclient パッケージが含まれていませんでした。したがって、sssd-ad パッケージはインストールできませんでした。

今回の更新で、RHV-H リポジトリーに libsmbclient が含まれるようになり、sssd-ad は RHV-H にインストールされるようになりました。

BZ#1871792
以前は、virt-v2v および ovirt-engine サービスを使用して仮想マシンをインポートすると、インポートに失敗していました。本リリースでは、async コマンドが実行されている限り、インポートが続行され、インポートが正常に完了するようになりました。
BZ#1886750
以前は、ホストを削除する際に、仮想マシンのホストデバイスもホスト依存関係の一覧も削除されませんでした。その結果、別のホストで仮想マシンを実行し、データベース内に間違ったエントリーが残された際に、エラーメッセージが生じることがありました。本リリースでは、削除されたホストの依存関係一覧の仮想マシンホストデバイスおよびエントリーはデータベースに含まれなくなり、これらに関連するエラーメッセージが発生しなくなりました。
BZ#1888142
以前のバージョンでは、プール内の仮想マシンを含むステートレス仮想マシンは、仮想マシンが最新バージョンを使用するように設定されていない場合でも、最新バージョンを使用していないという警告を発していました。本リリースでは、テンプレートの最新バージョンを使用するように設定されていない限り、仮想マシンのベースとなるテンプレートのバージョン変更を試みることはありません。そのため、この警告はログから除外されます。
BZ#1889987
以前は、仮想マシンのエクスポートを OVA コマンドとして実行すると、エンジンの他の操作がブロックされていました。これにより、エンジンの並列実行が想定されるなか、エンジンは操作を順次実行していました。本リリースのエンジンタスクは、仮想マシンのエクスポートによりブロックされず、OVA コマンドとして並列実行されます。
BZ#1897422
以前のバージョンでは、OVA ファイルからインポートされた仮想マシンは、小さいアイコンまたは大きいアイコンで設定されていませんでした。本リリースでは、小さいアイコンと大きいアイコンは、OVA ファイルからのインポート時に仮想マシンに設定されるオペレーティングシステムに基づいて設定されます。そのため、OVA ファイルからインポートされる仮想マシンは、小さいアイコンと大きいアイコンで設定されます。
BZ#1899768
以前のバージョンでは、bios-type = CLUSTER-DEFAULT で設定される仮想マシンのスナップショットでは、ライブマージは失敗していました。本リリースでは、bios-type = CLUSTER-DEFAULT で設定される仮想マシンのスナップショットで、ライブマージが機能するようになりました。