第10章 Red Hat Virtualization 4.2 から 4.3 へのセルフホストエンジンのアップグレード

セルフホストエンジン環境をバージョン 4.2 から 4.3 にアップグレードするステップは、以下のとおりです。

前提条件

  • 仮想マシンで必要となるダウンタイムについて計画されていること。アップグレードプロセスでクラスターの互換バージョンを更新した後、それぞれの仮想マシンを再起動すると新しいハードウェア設定が自動的に適用されます。すべての実行中またはサスペンド中の仮想マシンを直ちに再起動して、設定変更を適用する必要があります。
  • お使いの環境が Red Hat Virtualization 4.3 の要件を満たしていること。すべての前提条件の一覧は、『Planning and Prerequisites Guide』を参照してください。

10.1. 環境の分析

Red Hat では、トラブルシューティングのために、更新を実施する前に Log Collection Analysis ツールを実行することを推奨します。このツールはお使いの環境を分析し、更新の実施を妨げる可能性のある既知の問題を表示し、問題の解決方法を提案します。

ツールはシステムに関する詳細情報を収集し、それを HTML ファイルとして提示します。

注記

Log Collection Analysis ツールは、Red Hat Virtualization 4.2.5 から利用可能です。

手順

  1. Manager マシンに Log Collection Analysis ツールをインストールします。

    # yum install rhv-log-collector-analyzer
  2. ツールを実行します。

    # rhv-log-collector-analyzer --live

    詳細なレポートが表示されます。

    デフォルトでは、レポートは analyzer_report.html というファイル名で保存されます。

    ファイルを特定の場所に保存するには、--html フラグを使用して場所を指定します。

    # rhv-log-collector-analyzer --live --html=/directory/filename.html