A.6. ホストの手動更新

yum コマンドを使用して、ホストを更新することができます。セキュリティーやバグに関する修正がタイムリーに適用されるように、定期的にシステムを更新してください。

制約事項

  • RHVH の更新時には、/etc および /var ディレクトリー内の変更データしか維持されません。他のパスに含まれる変更データは更新時に上書きされます。
  • クラスターレベルで移行が有効化されている場合には、仮想マシンはそのクラスター内の別のホストに自動的に移行されます。したがって、使用率が比較的に低い時間帯にホストを更新してください。
  • セルフホストエンジン環境では、Manager 用仮想マシンは同一クラスター内のセルフホストエンジンノード間でのみ移行が可能です。通常のホストに移行することはできません。
  • ホストが属するクラスターには、ホストがメンテナンスを実行するのに十分なメモリーが確保されている必要があります。確保されていないと、仮想マシンの移行がハングして失敗してしまいます。ホストを更新する前に一部またはすべての仮想マシンをシャットダウンしておくと、ホスト更新によるメモリー使用量を低減することができます。
  • すべてのホストを同時に更新しないでください。Storage Pool Manager (SPM) のタスクを実行するために、1 台のホストは使用可能でなければなりません。
  • ホストに固定された仮想マシン (vGPU を使用している仮想マシン等) を別のホストに移行することはできません。ホストを更新する前に、固定された仮想マシンをシャットダウンする必要があります。

手順

  1. 適切なリポジトリーを有効にします。yum repolist を実行して、現在有効なリポジトリーを確認することができます。

    • Red Hat Virtualization Host の場合:

      # subscription-manager repos --enable=rhel-7-server-rhvh-4-rpms
    • Red Hat Enterprise Linux ホストの場合:

      # subscription-manager repos \
          --enable=rhel-7-server-rpms \
          --enable=rhel-7-server-rhv-4-mgmt-agent-rpms \
          --enable=rhel-7-server-ansible-2-rpms
  2. 管理ポータルで コンピュートホスト をクリックし、更新するホストを選択します。
  3. 管理メンテナンス をクリックします。
  4. ホストを更新します。

    # yum update
  5. すべての更新が正常に適用されるように、ホストを再起動します。

    注記

    imgbased ログをチェックして、Red Hat Virtualization Host 向けの追加パッケージの更新に失敗したものがないかを確認します。更新後にパッケージの一部の再インストールに失敗した場合には、そのパッケージが /var/imgbased/persisted-rpms に記載されていることを確認します。足りないパッケージを追加して、rpm -Uvh /var/imgbased/persisted-rpms/* を実行します。

Red Hat Virtualization 環境内のホストごとに同じ手順を繰り返してください。