19.8.11. アカウント設定の管理

デフォルトのアカウント設定を変更するには、ovirt-aaa-jdbc-tool settings モジュールを使用します。

アカウント設定の更新

この手順では、デフォルトのアカウント設定を更新する方法を示します。

  1. Red Hat Virtualization Manager がインストールされているマシンにログインします。
  2. 次のコマンドを実行して、使用可能なすべての設定を表示します。

    # ovirt-aaa-jdbc-tool settings show
  3. 必要な設定を変更します。

    • この例では、すべてのユーザーアカウントのデフォルトのログインセッション時間を 60 分に更新します。デフォルト値は 10080 分です。

      # ovirt-aaa-jdbc-tool settings set --name=MAX_LOGIN_MINUTES --value=60
    • この例では、ユーザーアカウントがロックされる前に、ユーザーが実行できるログイン試行の失敗回数を更新します。デフォルト値は 5 です。

      # ovirt-aaa-jdbc-tool settings set --name=MAX_FAILURES_SINCE_SUCCESS --value=3
      注記

      ロックされたユーザーアカウントを解除するには、ovirt-aaa-jdbc-tool user unlock test1 を実行します。