9.2.2. vNIC プロファイルの作成と編集

Virtual Network Interface Controller (vNIC) のプロファイルを作成または編集して、ユーザーやグループのネットワーク帯域幅を調整できます。

注記

ポートミラーリングを有効または無効にする場合には、編集する前に、関連するプロファイルを使用しているすべての仮想マシンがダウン状態になっている必要があります。

vNIC プロファイルの作成と編集

  1. NetworkNetworks をクリックします。
  2. 論理ネットワーク名をクリックして、詳細ビューを開きます。
  3. vNIC Profiles タブをクリックします。
  4. 新規作成または編集をクリックします。
  5. プロファイルの Name および Description を入力します。
  6. QoSリストから該当する Quality of Service ポリシーを選択します。
  7. ドロップダウンリストからネットワークフィルターを選択して、仮想マシンとの間のネットワークパケットのトラフィックを管理します。ネットワークフィルターの詳細は、Red Hat Enterprise Linux Virtualization Deployment and Administration GuideApplying network filtering を参照してください。
  8. vNIC のパススルーを有効にして、仮想機能のデバイスを直接割り当てるようにするには、パススルーびチェックボックスを選択します。パススルーのプロパティーを有効にすると、QoS、ネットワークフィルターリング、ポートミラーリングに互換性がないため、これらが無効になります。パススルーの詳細は、「vNIC プロファイルでのパススルーの有効化」 を参照してください。
  9. Passthroughを選択した場合には、オプションでMigratableチェックボックスの選択を解除すると、このプロファイルを使用する vNIC の移行が無効になります。このチェックボックスを選択したままの場合は、Virtual Machine Management GuideAdditional Prerequisites for Virtual Machines with SR-IOV-Enabled vNICs を参照してください。
  10. Port MirroringAllow all users to use this Profileのチェックボックスを使って、これらのオプションを切り替えます。
  11. カスタムプロパティーリストからカスタムプロパティーを選択すると、デフォルトでPlease select a key...と表示されます。+ および - ボタンを使用して、カスタムプロパティーを追加または削除します。
  12. OK をクリックします。

このプロファイルをユーザーやグループに適用して、ネットワークの帯域幅を調整します。vNIC プロファイルを編集した場合は、仮想マシンを再起動するか、ゲスト OS が vNIC のホットプラグとホットアンプラグをサポートしている場合は、ホットアンプラグしてから vNIC をホットプラグする必要があります。