10.5.3. ホストの Satellite エラータ管理の設定

Red Hat Virtualization は、Red Hat Satellite からエラータを表示するように設定できます。これにより、ホスト管理者は、ホスト設定の管理に使用されるのと同じダッシュボードで、利用可能なエラータとその重要性に関する更新を受け取ることができます。Red Hat Satellite の詳細は、Red Hat Satellite Documentation を参照してください。

Red Hat Virtualization 4.3 では、Red Hat Satellite 6.5 でのエラータ管理がサポートされます。

重要

ホストは FQDN で Satellite サーバーで識別されます。IP アドレスを使用して追加したホストは、エラータを報告できません。これにより、Red Hat Virtualization で外部コンテンツホスト ID を維持する必要がなくなります。

ホストの管理に使用する Satellite アカウントにはは、Administrator 権限と、デフォルトの組織が設定されている必要があります。

ホストの Satellite エラータ管理の設定

  1. 外部プロバイダーとして Satellite Server を追加します。詳細は、「ホストのプロビジョニング用の Red Hat Satellite インスタンスの追加」 を参照してください。
  2. 必要なホストを Satellite サーバーに関連付けます。

    注記

    ホストは Satellite サーバーに登録し、そのホストに katello-agent パッケージをインストールしておく必要があります。

    ホストの登録の設定方法、およびホストを登録し、katello-agent パッケージをインストールする方法は、Red Hat Satellite ドキュメントManaging HostsRegistering Hosts を参照してください。

    1. ComputeHosts をクリックし、ホストを選択します。
    2. Edit をクリックします。
    3. Use Foreman/Satelliteのチェックボックスを選択します。
    4. ドロップダウンリストから、必要な Satellite サーバーを選択します。
    5. OK をクリックします。

これで、ホストの設定を管理するための同じダッシュボードに、利用可能なエラッタとその重要性が表示されるようになりました。