6.13. 仮想マシンとテンプレートのエクスポート/インポート

注記

エクスポートストレージドメインは非推奨になりました。データストレージドメインは、データセンターからアタッチを解除して、同じ環境または異なる環境にある別のデータセンターにインポートすることができます。仮想マシン、フローティング仮想ディスク、テンプレートは、インポートしたストレージドメインからアタッチされているデータセンターにアップロードすることができます。ストレージドメインのインポートに関する情報は、『Red Hat Virtualization 管理ガイド』「既存のストレージドメインのインポート」の項を参照してください。

仮想マシンおよびテンプレートは、同一または異なる Red Hat Virtualization 環境のデータセンター間でエクスポート/インポートすることが可能です。仮想マシンは、エクスポートドメインまたは Red Hat Virtualization ホストを使用してエクスポート/インポートすることができます。テンプレートは、エクスポートドメインを使用してしかエクスポート/インポートすることができません。

仮想マシンまたはテンプレートをエクスポート/インポートする際には、その仮想マシンまたはテンプレートの名前、説明、リソース割り当て、高可用性設定などの基本情報は維持されます。

仮想マシンとテンプレートのパーミッションおよびユーザーロールは、OVF ファイルに含まれます。したがって、ストレージドメインがあるデータセンターからデタッチされて別のデータセンターにアタッチされた場合には、仮想マシンとテンプレートは以前のパーミッションおよびユーザーロールと共にインポートされます。パーミッションを正しく登録するためには、登録プロセスの実施前に、仮想マシンまたはテンプレートのパーミッションに関連するユーザーおよびロールがデータセンターに存在している必要があります。

また、V2V 機能を使用して、Xen または VMware などの他の仮想化プロバイダーの仮想マシンや Windows 仮想マシンのインポートも可能です。V2V は、Red Hat Virtualization でホストできるように、仮想マシンを変換します。V2V のインストールおよび使用方法に関する詳細は、「Converting Virtual Machines from Other Hypervisors to KVM with virt-v2v in RHEL 7」を参照してください。

重要

仮想マシンをシャットダウンしてから、エクスポートまたはインポートする必要があります。

6.13.1. エクスポートドメインへの仮想マシンのエクスポート

仮想マシンをエクスポートドメインにエクスポートすると、異なるデータセンターにインポートできるようになります。この作業を開始する前には、エクスポートする仮想マシンが属するデータセンターにエクスポートドメインをアタッチしておく必要があります。

警告

仮想マシンをシャットダウンしてから、エクスポートする必要があります。

エクスポートドメインへの仮想マシンのエクスポート

  1. コンピュート仮想マシン をクリックして仮想マシンを選択します。
  2. その他の操作エクスポートドメインへのエクスポート をクリックします。
  3. オプションとして、仮想マシンのエクスポート ウィンドウで以下のチェックボックスを選択します。

    • 強制的に上書き: エクスポートドメイン上の仮想マシンの既存イメージを上書きします。
    • スナップショットを結合: ディスクごとに 1 つのエクスポートボリュームが作成されます。このオプションにより、スナップショットの復元ポイントが削除され、テンプレートベースの仮想マシンにテンプレートが含まれるようになります。また、仮想マシンのテンプレートに対する依存関係が削除されます。テンプレートに依存している仮想マシンの場合は、このオプションを選択するか、仮想マシンと共にテンプレートをエクスポートするか、インポート先のデータセンターにそのテンプレートが存在していることを確認してください。

      注記

      コンピュートテンプレート から 新規仮想マシン をクリックして、テンプレートから仮想マシンを作成する場合は、リソースの割り当て タブの ストレージの割り当て セクションで 2 つのオプションを選択することができます。

      • クローン を選択した場合には、仮想マシンはテンプレートに依存しません。テンプレートはインポート先のデータセンターに存在している必要はありません。
      • シンプロビジョニング を選択した場合には、仮想マシンはテンプレートに依存するので、インポート先のデータセンターに存在するか、仮想マシンと一緒にエクスポートする必要があります。または、スナップショットを結合 のチェックボックスを選択して、テンプレートディスクと仮想ディスクを 1 つのディスクに結合します。

      どのオプションが選択されているかを確認するには、その仮想マシンの名前をクリックして詳細ビューの 全般 タブをクリックします。

  4. OK をクリックします。

仮想マシンのエクスポートが開始します。仮想マシンのエクスポート中は、コンピュート仮想マシンImage Locked のステータスで表示されます。仮想マシンのハードディスクイメージのサイズおよびストレージハードウェアによっては、最長 1 時間ほどかかる場合があります。進捗状況を確認するには、イベント タブをクリックしてください。操作が完了すると、仮想マシンはエクスポートドメインにエクスポートされ、エクスポートドメインの詳細ビューの 仮想マシンのインポート タブに表示されます。

6.13.2. エクスポートドメインからの仮想マシンのインポート

エクスポートドメインに仮想マシンが配置されました。この仮想マシンを新たなデータセンターにインポートする前に、エクスポートドメインをインポート先のデータセンターにアタッチしておく必要があります。

インポート先データセンターへの仮想マシンのインポート

  1. ストレージドメイン をクリックし、エクスポートドメインを選択します。エクスポートドメインは、ステータスが アクティブ である必要があります
  2. エクスポートドメインの名前をクリックして、詳細ビューを表示します。
  3. 仮想マシンのインポート タブをクリックして、インポートできる仮想マシンを一覧表示します。
  4. インポートする仮想マシンを 1 台または複数選択し、インポート をクリックします。
  5. ターゲットのクラスター を選択します。
  6. スナップショットを結合 のチェックボックスを選択すると、スナップショットの復元ポイントが削除され、テンプレートベースの仮想マシンにテンプレートが含まれるようになります。
  7. インポートする仮想マシンをクリックして、ディスク サブタブをクリックします。このタブから、割り当てポリシーストレージドメイン のドロップダウンリストを使用して、仮想マシンが使用するディスクをシンプロビジョニングするか、事前割り当てするかを選択したり、ディスクを保管するストレージドメインを指定したりすることができます。また、インポートされるディスクの中でどのディスクが仮想マシンのブートディスクとして機能するかを示すアイコンも表示されます。
  8. OK をクリックすると仮想マシンがインポートされます。

    仮想化環境にその仮想マシンがすでに存在している場合には、仮想マシンのインポートの競合 ウィンドウが開きます。

    以下のラジオボタンのいずれかを選択します。

    • インポートしない
    • クローンとしてインポート (このオプションを選択した場合は、新規名 フィールドに仮想マシンの一意の名前を入力してください)
  9. オプションとして、重複した仮想マシンをすべて同じサフィックスでインポートするには、すべてに適用 のチェックボックスを選択してから クローン作成された仮想マシンに追加するサフィックス フィールドにサフィックスを入力します。
  10. OK をクリックします。
重要

1 回のインポート操作でインポートできるのは、同じアーキテクチャーの仮想マシンのみです。インポートする仮想マシンのいずれかが他の仮想マシンと異なるアーキテクチャーの場合には、警告が表示されて、同じアーキテクチャーの仮想マシンのみをインポートするように選択の変更を求められます。

6.13.3. VMware プロバイダーからの仮想マシンのインポート

VMware vCenter プロバイダーから Red Hat Virtualization 環境に仮想マシンをインポートします。各インポート操作の際に 仮想マシンのインポート ウィンドウに詳細を入力して、VMware プロバイダーからインポートするか、外部プロバイダーとして VMware プロバイダーを追加して、インポート操作時に事前設定されたプロバイダーを選択することができます。外部プロバイダーの追加手順は、『管理ガイド』の「外部プロバイダーの追加」を参照してください。

Red Hat Virtualization では、VMware 仮想マシンのインポートに V2V が使用されます。OVA ファイルの場合、Red Hat Virtualization がサポートするディスクフォーマットは VMDK だけです。

少なくとも 1 台のホストに virt-v2v パッケージをインストールする必要があります (以下の手順では、このホストをプロキシーホストと呼びます)。virt-v2v パッケージは Red Hat Virtualization Host (RHVH) ではデフォルトで提供されます。Red Hat Enterprise Linux ホストの場合は、Red Hat Virtualization 環境に追加する際に VDSM の依存関係としてインストールされます。Red Hat Enterprise Linux ホストのバージョンは Red Hat Enterprise Linux 7.2 以降でなければなりません。

注記

ppc64le アーキテクチャーでは virt-v2v パッケージを利用することができません。したがって、これらのホストをプロキシーホストとして使用することはできません。

警告

仮想マシンは、シャットダウンしてからインポートする必要があります。インポートプロセス中に VMware で仮想マシンを起動すると、データが破損する可能性があります。

重要

1 回のインポート操作に含めることができるのは、同じアーキテクチャーを共有する仮想マシンのみです。インポートする仮想マシンの中で別のアーキテクチャーの仮想マシンが含まれる場合は警告が表示され、同じアーキテクチャーの仮想マシンのみを含めるように選択の変更を求められます。

注記

インポートに失敗した場合には、/var/log/vdsm/import/ 内の該当するログファイルと、プロキシーホストの /var/log/vdsm/vdsm.log で詳細を参照してください。

VMware からの仮想マシンのインポート

  1. コンピュート仮想マシン をクリックします。
  2. その他の操作インポート をクリックし、仮想マシンのインポート ウィンドウを開きます。
  3. インポート元 一覧から VMware を選択します。
  4. VMware プロバイダーを外部プロバイダーとして設定した場合には、外部プロバイダー の一覧から選択してください。プロバイダーの認証情報が正しいことを確認してください。外部プロバイダーの設定時にインポート先のデータセンターまたはプロキシーホストを指定していない場合には、これらのオプションをこの時点で選択します。
  5. VMware プロバイダーを設定していない場合、または新たな VMware プロバイダーからインポートする場合には、以下の詳細を指定してください。

    1. 仮想マシンの取得先の データセンター を一覧から選択します。
    2. vCenter フィールドには、VMware vCenter インスタンスの IP アドレスまたは完全修飾ドメイン名を入力します。
    3. ESXi フィールドには、仮想マシンのインポート元となるホストの IP アドレスまたは完全修飾ドメイン名を入力します。
    4. データセンター フィールドには、指定した ESXi ホストが属するデータセンターおよびクラスターの名前を入力します。
    5. ESXi および Manager の間で SSL 証明書を交換した場合には、ESXi ホストの証明書が検証されるように サーバーの SSL 証明書を確認 をチェックした状態にしてください。交換していない場合は、このオプションのチェックを外してください。
    6. VMware vCenter インスタンスの ユーザー名パスワード を入力します。ユーザーは、仮想マシンが属する VMware のデータセンターおよび ESXi ホストにアクセスできる必要があります。
    7. 選択したデータセンター内の virt-v2v をインストールしたホストを選択します。このホストは、仮想マシンのインポート操作中に プロキシーホスト として機能します。このホストは、VMware vCenter 外部プロバイダーのネットワークに接続可能である必要もあります。
  6. ロード をクリックして、インポート可能な VMware プロバイダー上の仮想マシンを一覧表示します。
  7. インポート元の仮想マシン 一覧から仮想マシンを 1 つまたは複数選択し、矢印を使用して インポートする仮想マシン 一覧に移動します。次へ をクリックします。

    注記

    仮想マシンのネットワークデバイスが e1000 または rtl8139 のドライバータイプを使用する場合には、仮想マシンは、Red Hat Virtualization へのインポート後に同じドライバータイプを使用します。

    必要に応じて、インポートの後にドライバータイプを手動で VirtIO に変更できます。仮想マシンをインポートした後にドライバータイプを変更する方法については、「ネットワークインターフェースの編集」を参照してください。ネットワークデバイスが e1000 または rtl8139 以外のドライバータイプを使用する場合は、ドライバータイプはインポート時に自動的に VirtIO に変更されます。VirtIO ドライバーをアタッチする オプションを使用すると、ドライバーが VirtIO に変更された場合にはデバイスがオペレーティングシステムにより正しく検出されるように、インポートした仮想マシンファイルに VirtIO ドライバーを注入することができます。

  8. ターゲットのクラスター で、仮想マシンが属するクラスターを選択します。
  9. 仮想マシンの CPU プロファイル を選択します。
  10. スナップショットを結合 のチェックボックスを選択すると、スナップショットの復元ポイントが削除され、テンプレートベースの仮想マシンにテンプレートが含まれるようになります。
  11. クローン のチェックボックスを選択すると、仮想マシンの名前と MAC アドレスが変更され、全ディスクがクローンされます。スナップショットはすべて削除されます。名前の横に警告のシンボルがついた状態で仮想マシンが表示された場合、または仮想マシンの システム内の仮想マシン のコラムにチェックがついている場合には、仮想マシンをクローンし、名前を変更する必要があります。
  12. インポートする仮想マシンをそれぞれクリックして、ディスク サブタブをクリックします。割り当てポリシーストレージドメイン のリストを使用して、仮想マシンが使用するディスクをシンプロビジョニングするか、事前割り当てするかを選択したり、ディスクを保管するストレージドメインを指定したりすることができます。また、インポートされるディスクの中でどのディスクが仮想マシンのブートディスクとして機能するかを示すアイコンも表示されます。
  13. クローン のチェックボックスを選択した場合には、全般 のサブタブで仮想マシンの名前を変更してください。
  14. OK をクリックすると仮想マシンがインポートされます。

仮想マシンの CPU タイプは、インポート先クラスターの CPU タイプと同じでなければなりません。管理ポータルで クラスターの CPU タイプ を表示するには、以下の手順を実施します。

  1. コンピュートクラスター をクリックします。
  2. クラスターを選択します。
  3. 編集 をクリックします。
  4. 全般 タブをクリックします。

仮想マシンの CPU タイプが異なっている場合は、インポートする仮想マシンの CPU タイプを設定します。

  1. コンピュート仮想マシン をクリックします。
  2. 仮想マシンを選択します。
  3. 編集 をクリックします。
  4. システム タブをクリックします。
  5. 詳細パラメーター の矢印をクリックします。
  6. カスタム CPU タイプ を指定して、OK をクリックします。

6.13.4. ホストへの仮想マシンのエクスポート

仮想マシンを、Red Hat Virtualization データセンター内のホストの特定パスまたはホストにマウントされた NFS 共有ストレージにエクスポートすることができます。仮想マシンは、Open Virtual Appliance (OVA) パッケージとしてエクスポートされます。

警告

仮想マシンをシャットダウンしてから、エクスポートする必要があります。

ホストへの仮想マシンのエクスポート

  1. コンピュート仮想マシン をクリックして仮想マシンを選択します。
  2. その他の操作OVA としてエクスポート をクリックします。
  3. ホスト のドロップダウンリストからホストを選択します。
  4. ディレクトリー フィールドにエクスポートディレクトリーへの絶対パスを入力します。
  5. オプションとして、名前 フィールドでデフォルトのファイル名を変更します。
  6. OK をクリックします。

イベント タブで、エクスポートのステータスを確認することができます。

6.13.5. ホストからの仮想マシンのインポート

Open Virtual Appliance (OVA) ファイルをご自分の Red Hat Virtualization 環境にインポートします。データセンター内の任意の Red Hat Virtualization ホストから、ファイルをインポートすることができます。

重要

インポート操作が可能なのは、現状 Red Hat Virtualization および VMware OVA だけです。KVM および Xen はサポートされません。

インポートプロセスには virt-v2v が使用されます。virt-v2v と互換性のあるオペレーティングシステムを実行中の仮想マシンしか、正常にインポートすることはできません。互換性のあるオペレーティングシステムの最新リストについては、「Converting Virtual Machines from Other Hypervisors to KVM with virt-v2v in RHEL 7」を参照してください。

OVA ファイルのインポート

  1. OVA ファイルをクラスター内のホストにコピーします (例: ファイルシステム内の var/tmp)。

    注記

    十分な空き容量があり qemu ユーザー (UID 36) がアクセス可能であれば、コピー先はローカルディレクトリーまたはリモート NFS マウントのどちらでもかまいません。

  2. qemu ユーザー (UID 36) と kvm グループ (GID 36) が必ず OVA ファイルに読み取り/書き込みアクセスできるように、パーミッションを設定します。

    # chown 36:36 path_to_OVA_file/file.OVA
  3. コンピュート仮想マシン をクリックします。
  4. その他の操作インポート をクリックし、仮想マシンのインポート ウィンドウを開きます。

    1. インポート元 一覧から 仮想アプライアンス (OVA) を選択します。
    2. ホスト 一覧からホストを選択します。
    3. パス フィールドで OVA ファイルの絶対パスを指定します。
    4. ロード をクリックして、インポートする仮想マシンを一覧表示します。
    5. インポート元の仮想マシン 一覧から仮想マシンを選択し、矢印を使用して インポートする仮想マシン 一覧に移動します。
  5. 次へ をクリックします。

    1. 仮想マシンの ストレージドメイン を選択します。
    2. ターゲットのクラスター で、仮想マシンが属するクラスターを選択します。
    3. 仮想マシンの CPU プロファイル を選択します。
    4. 仮想マシンの 割り当てポリシー を選択します。
    5. オプションとして、VirtIO ドライバーをアタッチする のチェックボックスを選択し、リストから適切なイメージを選択して VirtIO ドライバーを追加します。
    6. 仮想マシンの 割り当てポリシー を選択します。
    7. 仮想マシンを選択し、全般 タブで オペレーティングシステム を選択します。
    8. ネットワークインターフェース タブで、ネットワーク名 および プロファイル名 を選択します。
    9. ディスク タブをクリックし、仮想マシンの エイリアス仮想サイズ、および 実サイズ を表示します。
  6. OK をクリックすると仮想マシンがインポートされます。

6.13.6. Xen ホストからの仮想マシンのインポート

Red Hat Enterprise Linux 5 の Xen から Red Hat Virtualization 環境に仮想マシンをインポートします。Red Hat Virtualization では、QCOW2 または RAW 形式の仮想マシンディスクのインポートに V2V が使用されます。

少なくとも 1 台のホストに virt-v2v パッケージをインストールする必要があります (以下の手順では、このホストをプロキシーホストと呼びます)。virt-v2v パッケージは Red Hat Virtualization Host (RHVH) ではデフォルトで提供されます。Red Hat Enterprise Linux ホストの場合は、Red Hat Virtualization 環境に追加する際に VDSM の依存関係としてインストールされます。Red Hat Enterprise Linux ホストのバージョンは Red Hat Enterprise Linux 7.2 以降でなければなりません。

警告

VirtIO デバイスを使用中で、Xen ホストから Windows 仮想マシンをインポートする場合は、仮想マシンをインポートする前に VirtIO ドライバーをインストールしてください。ドライバーがインストールされていないと、インポート後に仮想マシンが起動しない場合があります。

VirtIO ドライバーは、virtio-win.iso または rhev-tools-setup.iso からインストールすることができます。詳細については、「Windows へのゲストエージェントとドライバーのインストール」を参照してください。

VirtIO ドライバーを使用していない場合は、初回起動の前に仮想マシンの設定を確認し、VirtIO デバイスが使用されていないことを確認してください。

注記

ppc64le アーキテクチャーでは virt-v2v パッケージを利用することができません。したがって、これらのホストをプロキシーホストとして使用することはできません。

重要

1 回のインポート操作に含めることができるのは、同じアーキテクチャーを共有する仮想マシンのみです。インポートする仮想マシンの中で別のアーキテクチャーの仮想マシンが含まれる場合は警告が表示され、同じアーキテクチャーの仮想マシンのみを含めるように選択の変更を求められます。

注記

インポートに失敗した場合には、/var/log/vdsm/import/ 内の該当するログファイルと、プロキシーホストの /var/log/vdsm/vdsm.log で詳細を参照してください。

Xen からの仮想マシンのインポート

  1. 仮想マシンをシャットダウンします。インポートプロセス中に Xen で仮想マシンを起動すると、データが破損する可能性があります。
  2. プロキシーホストと Xen ホスト間の公開鍵認証を有効化します。

    1. プロキシーホストにログインして vdsm ユーザーの SSH キーを生成します。

      # sudo -u vdsm ssh-keygen
    2. vdsm ユーザーの公開鍵を Xen ホストにコピーします。

      # sudo -u vdsm ssh-copy-id root@xenhost.example.com
    3. Xen ホストにログインし、ログインが正常に機能していることを確認します。

      # sudo -u vdsm ssh root@xenhost.example.com
  3. 管理ポータルにログインします。
  4. コンピュート仮想マシン をクリックします。
  5. その他の操作インポート をクリックし、仮想マシンのインポート ウィンドウを開きます。
  6. プロキシーホストが含まれる データセンター を選択します。
  7. インポート元 のドロップダウンリストから XEN (RHEL) を選択します。
  8. オプションとして、外部プロバイダー のドロップダウンリストから Xen プロバイダーを選択します。URI には、適切な URI が事前入力されます。詳細については、『管理ガイド』「仮想マシンプロバイダーとしての Xen ホストの追加」を参照してください。
  9. Xen ホストの URI を入力します。必要なフォーマットは事前に入力済みです。<hostname> は、Xen ホストのホスト名に置き換えてください。
  10. プロキシーホスト のドロップダウンリストからプロキシーホストを選択します。
  11. ロード をクリックして、インポート可能な Xen ホスト上の仮想マシンを一覧表示します。
  12. インポート元の仮想マシン 一覧から仮想マシンを 1 つまたは複数選択し、矢印を使用して インポートする仮想マシン 一覧に移動します。

    注記

    現在の制約では、ブロックデバイスを使用する Xen 仮想マシンは、インポート元の仮想マシン 一覧には表示されないので、手動でインポートする必要があります。「Xen ホストからのブロックベースの仮想マシンのインポート」を参照してください。

  13. 次へ をクリックします。
  14. ターゲットのクラスター で、仮想マシンが属するクラスターを選択します。
  15. 仮想マシンの CPU プロファイル を選択します。
  16. 割り当てポリシーストレージドメイン のリストを使用して、仮想マシンが使用するディスクをシンプロビジョニングするか、事前割り当てするかを選択したり、ディスクを保管するストレージドメインを指定したりすることができます。

    注記

    ターゲットのストレージドメインは、ファイルベースのドメインでなければなりません。現時点では制約があるため、ブロックベースのドメインを指定すると V2V の操作が失敗してしまいます。

  17. 名前の横に警告のシンボルがついた状態で仮想マシンが表示された場合、または仮想マシンの システム内の仮想マシン のコラムにチェックがついている場合には、クローン のチェックボックスを選択して仮想マシンのクローンを作成します。

    注記

    仮想マシンのクローンを作成すると、その名前と MAC アドレスが変更され、全ディスクのクローンが作成されます。スナップショットはすべて削除されます。

  18. OK をクリックすると仮想マシンがインポートされます。

仮想マシンの CPU タイプは、インポート先クラスターの CPU タイプと同じでなければなりません。管理ポータルで クラスターの CPU タイプ を表示するには、以下の手順を実施します。

  1. コンピュートクラスター をクリックします。
  2. クラスターを選択します。
  3. 編集 をクリックします。
  4. 全般 タブをクリックします。

仮想マシンの CPU タイプが異なっている場合は、インポートする仮想マシンの CPU タイプを設定します。

  1. コンピュート仮想マシン をクリックします。
  2. 仮想マシンを選択します。
  3. 編集 をクリックします。
  4. システム タブをクリックします。
  5. 詳細パラメーター の矢印をクリックします。
  6. カスタム CPU タイプ を指定して、OK をクリックします。

Xen ホストからのブロックベースの仮想マシンのインポート

  1. プロキシーホストと Xen ホスト間の公開鍵認証を有効化します。

    1. プロキシーホストにログインして vdsm ユーザーの SSH キーを生成します。

      # sudo -u vdsm ssh-keygen
    2. vdsm ユーザーの公開鍵を Xen ホストにコピーします。

      # sudo -u vdsm ssh-copy-id root@xenhost.example.com
    3. Xen ホストにログインし、ログインが正常に機能していることを確認します。

      # sudo -u vdsm ssh root@xenhost.example.com
  2. エクスポートドメインをアタッチします。詳細については、『管理ガイド』「データセンターへの既存エクスポートドメインのアタッチ」を参照してください。
  3. プロキシーホストで Xen ホストから仮想マシンをコピーします。

    # virt-v2v-copy-to-local -ic xen+ssh://root@xenhost.example.com vmname
  4. 仮想マシンを libvirt XML に変換し、ファイルをご自分のエクスポートドメインに移動します。

    # virt-v2v -i libvirtxml vmname.xml -o rhev -of raw -os storage.example.com:/exportdomain
  5. 管理ポータルで ストレージドメイン をクリックし、エクスポートドメインの名前をクリックして詳細ビューの 仮想マシンのインポート タブをクリックし、仮想マシンがご自分のエクスポートドメインに存在することを確認します。
  6. 仮想マシンを目的のデータドメインにインポートします。詳細については、「エクスポートドメインからの仮想マシンのインポート」を参照してください。

6.13.7. KVM ホストからの仮想マシンのインポート

KVM から Red Hat Virtualization 環境に仮想マシンをインポートします。Red Hat Virtualization は、KVM 仮想マシンを正しい形式に変換してからインポートします。KVM ホストとインポート先のデータセンターのホスト (以下の手順では、このホストをプロキシーホストと呼びます) 1 台以上の間で公開鍵認証を有効にする必要があります。

警告

仮想マシンは、シャットダウンしてからインポートする必要があります。インポートプロセス中に KVM で仮想マシンを起動すると、データが破損する可能性があります。

重要

1 回のインポート操作に含めることができるのは、同じアーキテクチャーを共有する仮想マシンのみです。インポートする仮想マシンの中で別のアーキテクチャーの仮想マシンが含まれる場合は警告が表示され、同じアーキテクチャーの仮想マシンのみを含めるように選択の変更を求められます。

注記

インポートに失敗した場合には、/var/log/vdsm/import/ 内の該当するログファイルと、プロキシーホストの /var/log/vdsm/vdsm.log で詳細を参照してください。

KVM からの仮想マシンのインポート

  1. プロキシーホストと KVM ホスト間の公開鍵認証を有効化します。

    1. プロキシーホストにログインして vdsm ユーザーの SSH キーを生成します。

      # sudo -u vdsm ssh-keygen
    2. vdsm ユーザーの公開鍵を KVM ホストにコピーします。これによりプロキシーホストの known_hosts ファイルも更新され、KVM ホストのホストキーを含むようになります。

      # sudo -u vdsm ssh-copy-id root@kvmhost.example.com
    3. KVM ホストにログインし、ログインが正常に機能していることを確認します。

      # sudo -u vdsm ssh root@kvmhost.example.com
  2. 管理ポータルにログインします。
  3. コンピュート仮想マシン をクリックします。
  4. その他の操作インポート をクリックし、仮想マシンのインポート ウィンドウを開きます。
  5. プロキシーホストが含まれる データセンター を選択します。
  6. インポート元 のドロップダウンリストから KVM (Libvirt を使用) を選択します。
  7. オプションとして、外部プロバイダー のドロップダウンリストから KVM プロバイダーを選択します。URI には、適切な URI が事前入力されます。詳細については、『管理ガイド』「仮想マシンプロバイダーとしての KVM ホストの追加」を参照してください。
  8. 以下の形式で、KVM ホストの URI を入力します。

    qemu+ssh://root@kvmhost.example.com/system
  9. 認証が必要 のチェックボックスが選択された状態にしてください。
  10. ユーザー名 フィールドに root と入力します。
  11. KVM ホストの root ユーザーの パスワード を入力します。
  12. ドロップダウンリストから プロキシーホスト を選択します。
  13. ロード をクリックして、インポート可能な KVM ホスト上の仮想マシンを一覧表示します。
  14. インポート元の仮想マシン 一覧から仮想マシンを 1 つまたは複数選択し、矢印を使用して インポートする仮想マシン 一覧に移動します。
  15. 次へ をクリックします。
  16. ターゲットのクラスター で、仮想マシンが属するクラスターを選択します。
  17. 仮想マシンの CPU プロファイル を選択します。
  18. オプションとして スナップショットを結合 のチェックボックスを選択すると、スナップショットの復元ポイントが削除され、テンプレートベースの仮想マシンにテンプレートが含まれるようになります。
  19. オプションとして、クローン のチェックボックスを選択すると、仮想マシンの名前と MAC アドレスが変更され、全ディスクがクローンされます。スナップショットはすべて削除されます。名前の横に警告のシンボルがついた状態で仮想マシンが表示された場合、または仮想マシンの システム内の仮想マシン のコラムにチェックがついている場合には、仮想マシンをクローンし、名前を変更する必要があります。
  20. インポートする仮想マシンをそれぞれクリックして、ディスク サブタブをクリックします。割り当てポリシーストレージドメイン のリストを使用して、仮想マシンが使用するディスクをシンプロビジョニングするか、事前割り当てするかを選択したり、ディスクを保管するストレージドメインを指定したりすることができます。また、インポートされるディスクの中でどのディスクが仮想マシンのブートディスクとして機能するかを示すアイコンも表示されます。詳細については、『テクニカルリファレンス』「仮想ディスク用ストレージの割り当てポリシー」を参照してください。

    注記

    ターゲットのストレージドメインは、ファイルベースのドメインでなければなりません。現時点では制約があるため、ブロックベースのドメインを指定すると操作が失敗してしまいます。

  21. クローン のチェックボックスを選択した場合には、全般 タブで仮想マシンの名前を変更してください。
  22. OK をクリックすると仮想マシンがインポートされます。

仮想マシンの CPU タイプは、インポート先クラスターの CPU タイプと同じでなければなりません。管理ポータルで クラスターの CPU タイプ を表示するには、以下の手順を実施します。

  1. コンピュートクラスター をクリックします。
  2. クラスターを選択します。
  3. 編集 をクリックします。
  4. 全般 タブをクリックします。

仮想マシンの CPU タイプが異なっている場合は、インポートする仮想マシンの CPU タイプを設定します。

  1. コンピュート仮想マシン をクリックします。
  2. 仮想マシンを選択します。
  3. 編集 をクリックします。
  4. システム タブをクリックします。
  5. 詳細パラメーター の矢印をクリックします。
  6. カスタム CPU タイプ を指定して、OK をクリックします。

6.13.8. Red Hat KVM ゲストイメージのインポート

Red Hat の提供する KVM 仮想マシンイメージをインポートすることができます。このイメージは、Red Hat Enterprise Linux の事前設定済みインスタンスがインストールされた仮想マシンのスナップショットです。

cloud-init ツールを使用してこのイメージを設定し、新規仮想マシンのプロビジョニングに使用することができます。この手法により、オペレーティングシステムをインストール/設定する必要がなくなり、すぐに使用可能な仮想マシンを提供することができます。

Red Hat KVM ゲストイメージのインポート

  1. 「ダウンロード Red Hat Enterprise Linux」の 製品のソフトウェア タブのリストから、最新の KVM 仮想マシンイメージをダウンロードします。
  2. Manager または REST API を使用して、仮想マシンイメージをアップロードします。『管理ガイド』「データストレージドメインへのイメージのアップロード」を参照してください。
  3. 新規仮想マシンを作成し、アップロードしたディスクイメージをその仮想マシンにアタッチします。「仮想マシンの作成」を参照してください。
  4. オプションとして、cloud-init を使用して仮想マシンを設定します。詳細については、「Cloud-Init を使用した仮想マシンの設定の自動化」を参照してください。
  5. オプションとして、仮想マシンからテンプレートを作成します。このテンプレートから、新規仮想マシンを生成することができます。テンプレートの作成およびテンプレートからの仮想マシンの生成については、「7章テンプレート」を参照してください。

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