Red Hat Training
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5.3. Manager 用仮想マシンの更新
セルフホストエンジンを現在お使いの 4.2 のバージョンから最新の 4.2 のバージョンに更新するには、環境をグローバルメンテナンスモードに切り替えてから、マイナーバージョン間で更新を行う標準的な手順に従います。
グローバルメンテナンスモードへの切り替え
Manager 用仮想マシンで何らかのセットアップ/アップグレードタスクを実施する前に、セルフホストエンジン環境をグローバルメンテナンスモードに切り替える必要があります。
手順
セルフホストエンジンノードのいずれかにログインして、グローバルメンテナンスモードに切り替えます。
# hosted-engine --set-maintenance --mode=global
次の手順に進む前に、環境がメンテナンスモードにあることを確認します。
# hosted-engine --vm-status
Red Hat Virtualization Manager の更新
Red Hat Virtualization Manager の更新はコンテンツ配信ネットワーク (CDN) 経由でリリースされます。
手順
Red Hat Virtualization Manager マシンで、更新パッケージが利用可能かどうかを確認します。
# engine-upgrade-check
注記更新があるにもかかわらず、入手できない場合には、必要なリポジトリーを有効にしてください。『インストールガイド』の「Red Hat Virtualization Manager リポジトリーの有効化」を参照してください。
setup のパッケージを更新します。
# yum update ovirt\*setup\*
Red Hat Virtualization Manager を更新します。
engine-setupスクリプトにより、設定に関する質問への回答が求められます。その後、ovirt-engine サービスの停止、更新パッケージのダウンロード/インストール、データベースのバックアップ/更新、インストール後設定の実施を経てから、ovirt-engine サービスが起動します。# engine-setup
注記engine-setupスクリプトは Red Hat Virtualization Manager のインストールプロセス中にも使用され、指定した設定値が保存されます。更新時には、設定のプレビューの際に保存された値が表示されますが、インストール後の設定変更にengine-configを使用している場合には、表示される値が最新のものではない可能性があります。たとえば、インストール後にengine-configを使用してSANWipeAfterDeleteをtrueに変更している場合、engine-setupによる設定プレビューでは「Default SAN wipe after delete: False」と出力されますが、変更した値がengine-setupにより上書きされるわけではありません。重要更新プロセスには時間がかかる場合があるため、更新プロセスが完了するまでの時間を計算に入れて、一旦更新を開始したらプロセスを停止しないようにしてください。
Manager にインストールされているベースオペレーティングシステムと、オプションパッケージを更新します。
# yum update
重要いずれかのカーネルパッケージが更新された場合には、ホストを再起動して更新を完了してください。
グローバルメンテナンスモードの終了
手順
セルフホストエンジンノードのいずれかにログインして、グローバルメンテナンスモードを終了します。
# hosted-engine --set-maintenance --mode=none
環境が稼働していることを確認します。
# hosted-engine --vm-status