Red Hat Training
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9.5. プール内の仮想マシンの事前起動
仮想マシンプール内では、各マシンはデフォルトで電源がオフの状態となっています。ユーザーがプールから仮想マシンを要求すると、マシンの電源が投入され、ユーザーに割り当てられます。一方、事前起動済みの仮想マシンはすでに起動しており、ユーザーを割り当てられるのを待機している状態なので、ユーザーがマシンにアクセスするまでの待機時間が短縮されます。事前起動済みの仮想マシンがシャットダウンされると、プールに戻り、元の状態に復元されます。事前起動済みの仮想マシンの最大数は、プール内の仮想マシンの数です。
事前起動済みの仮想マシンは、ユーザーが特にユーザー割り当てがされていない仮想マシンにすぐにアクセスする必要がある環境に適しています。自動プールのみが事前起動済みの仮想マシンに対応しています。
プール内の仮想マシンの事前起動
- コンピュート → プール をクリックして、仮想マシンプールを選択します。
- 編集 をクリックします。
- 事前起動済みの仮想マシン フィールドに事前起動する仮想マシンの数を入力します。
- タイプ タブをクリックし、プールタイプ が 自動 に設定されていることを確認します。
- OK をクリックします。