Red Hat Training
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17.3. ovirt-engine-notifier.conf 内のイベント通知パラメーター
イベント通知機能の設定ファイルは /usr/share/ovirt-engine/services/ovirt-engine-notifier/ovirt-engine-notifier.conf に配置されています。
表17.1 ovirt-engine-notifier.conf の変数
変数名 | デフォルト | 備考 |
---|---|---|
SENSITIVE_KEYS |
なし |
ログ記録されないキーのコンマ区切りリスト |
JBOSS_HOME |
/opt/rh/eap7/root/usr/share/wildfly |
Manager が使用する JBoss application server の場所 |
ENGINE_ETC |
/etc/ovirt-engine |
Manager が使用する |
ENGINE_LOG |
/var/log/ovirt-engine |
Manager が使用する |
ENGINE_USR |
/usr/share/ovirt-engine |
Manager が使用する |
ENGINE_JAVA_MODULEPATH |
${ENGINE_USR}/modules |
JBoss モジュールを追加するファイルパス |
NOTIFIER_DEBUG_ADDRESS |
なし |
通知機能が使用する Java 仮想マシンのリモートデバッグを実行するのに使用できるマシンのアドレス |
NOTIFIER_STOP_TIME |
30 |
サービスがタイムアウトになる時間 (秒単位) |
NOTIFIER_STOP_INTERVAL |
1 |
タイムアウトカウンターがインクリメントされる時間 (秒単位) |
INTERVAL_IN_SECONDS |
120 |
サブスクライバーにメッセージをディスパッチするインスタンスの間隔 (秒単位) |
IDLE_INTERVAL |
30 |
優先度の低いタスクが実行される間隔 (秒単位) |
DAYS_TO_KEEP_HISTORY |
0 |
ディスパッチされたイベントが履歴テーブルに保管される日数を設定します。この変数が設定されていない場合には、イベントは履歴テーブルに無期限に保持されます。 |
FAILED_QUERIES_NOTIFICATION_THRESHOLD |
30 |
通知メールが送信されるまでの失敗クエリーの数。通知メールは、最初の失敗の後に送信されて通知をフェッチした後、この変数によって指定した失敗の回数に達するごとに 1 回送信されます。値を |
FAILED_QUERIES_NOTIFICATION_RECIPIENTS |
なし |
通知メールの送信先となる受信者のメールアドレス。メールアドレスはコンマで区切る必要があります。このエントリーは、 |
DAYS_TO_SEND_ON_STARTUP |
0 |
通知機能の起動時に、この日数内の旧イベントが処理/送信されます。 |
FILTER |
exclude:* |
メール通知のトリガーと受信者を決定するのに使用されるアルゴリズム。この変数の値は、 |
MAIL_SERVER |
なし |
SMTP メールサーバーのアドレス。必須。 |
MAIL_PORT |
25 |
通信に使用するポート。設定可能な値には、プレーンの SMTP 用の |
MAIL_USER |
なし |
ユーザー認証のために SSL が有効化されている場合は、この変数を設定する必要があります。この変数は MAIL_FROM 変数が設定されていない場合に「送信元」ユーザーのアドレスを指定するのにも使用します。一部のメールサーバーはこの機能をサポートしていません。アドレスは RFC822 の形式です。 |
SENSITIVE_KEYS |
${SENSITIVE_KEYS},MAIL_PASSWORD |
メールサーバーで認証が必要な場合には、もしくは SSL または TLS が有効化されている場合にユーザーの認証に必要です。 |
MAIL_PASSWORD |
なし |
メールサーバーで認証が必要な場合には、もしくは SSL または TLS が有効化されている場合にユーザーの認証に必要です。 |
MAIL_SMTP_ENCRYPTION |
なし |
通信に使用する暗号化のタイプ。設定可能な値は |
HTML_MESSAGE_FORMAT |
false |
この変数が |
MAIL_FROM |
なし |
この変数は、送信者のアドレスを RFC822 形式で指定します (メールサーバーが対応している場合)。 |
MAIL_REPLY_TO |
なし |
この変数は、送信されたメールに対する返信先アドレスを RFC822 形式で指定します (メールサーバーが対応している場合)。 |
MAIL_SEND_INTERVAL |
1 |
各 IDLE_INTERVAL に送信される SMTP メッセージの数 |
MAIL_RETRIES |
4 |
メール送信の試行回数。この数を超えるとエラーとなります。 |
SNMP_MANAGER |
なし |
SNMP マネージャーとして機能するマシンの IP アドレスまたは完全修飾ドメイン名。エントリーはスペースで区切る必要があり、ポート番号を入れることが可能です (例: |
SNMP_COMMUNITY |
public |
デフォルトの SNMP コミュニティー |
SNMP_OID |
1.3.6.1.4.1.2312.13.1.1 |
アラート用のデフォルトのトラップオブジェクト識別子。この OID が定義されると、全トラップタイプが送信され、イベント情報とともに SNMP マネージャーに追記されます。デフォルトのトラップを変更すると、生成されるトラップが Manager の管理情報ベースに準拠しなくなる点に注意してください。 |
ENGINE_INTERVAL_IN_SECONDS |
300 |
Manager がインストールされているマシンのモニタリング間隔。この間隔は、モニタリングが完了した時点から計測されます。 |
ENGINE_MONITOR_RETRIES |
3 |
エラー発生後に通知機能が所定の間隔で Manager がインストールされているマシンのステータスのモニタリングを試みる回数 |
ENGINE_TIMEOUT_IN_SECONDS |
30 |
エラー発生後に通知機能が所定の間隔で Manager がインストールされているマシンのステータスのモニタリングを試みるまでの待ち時間 (秒単位) |
IS_HTTPS_PROTOCOL |
false |
JBoss がセキュアなモードで実行されている場合には、この値は |
SSL_PROTOCOL |
TLS |
SSL が有効化されている場合に JBoss 設定コネクターが使用するプロトコル |
SSL_IGNORE_CERTIFICATE_ERRORS |
false |
JBoss がセキュアなモードで実行され、SSL エラーが無視されようにする場合には、この値は |
SSL_IGNORE_HOST_VERIFICATION |
false |
JBoss がセキュアなモードで実行され、ホスト名の検証が無視されるようにする場合には、この値は |
REPEAT_NON_RESPONSIVE_NOTIFICATION |
false |
この変数は、Manager がインストールされたマシンが応答しない状態となった場合に、サブスクライバーに対してエラーメッセージを繰り返し送信するかどうかを指定します。 |
ENGINE_PID |
/var/lib/ovirt-engine/ovirt-engine.pid |
Manager の PID のパスおよびファイル名 |