Red Hat Training

A Red Hat training course is available for Red Hat Virtualization

管理ポータルの概要

Red Hat Virtualization 4.2

管理ポータルへのアクセスおよび使用

Red Hat Virtualization Documentation Team

Red Hat Customer Content Services

概要

本ガイドは、Red Hat Virtualization 管理ポータルの使用方法について説明します。

第1章 管理ポータルの使用

1.1. 管理ポータルとは

管理ポータルは、Red Hat Virtualization Manager サーバーを管理するためのグラフィカルインターフェースです。管理者は、Web ブラウザーから仮想環境内の全要素をモニタリング/作成/維持管理することができます。管理ポータルでは以下のようなタスクを実行することができます。

  • 仮想インフラストラクチャー (ネットワーク、ストレージドメイン) の作成と管理
  • ホストのインストールと管理
  • 論理エンティティー (データセンター、クラスター) の作成と管理
  • 仮想マシンの作成と管理
  • Red Hat Virtualization のユーザーおよびパーミッションの管理

1.2. ブラウザーおよびクライアントの要件

『プランニングおよび前提条件ガイド』「ブラウザーの要件」および「クライアント要件」を参照してください。

1.3. グラフィカルユーザーインターフェースの構成要素

Red Hat Virtualization の管理ポータルは、コンテキストペインとメニューで構成されています。

図1.1 グラフィカルユーザーインターフェースの主要構成要素

AdminPortal

グラフィカルユーザーインターフェースの主要構成要素

  • 1 ヘッダーバー

ヘッダーバーには、ブックマークタグタスクイベントおよびアラートの通知 アイコン、ヘルプ ドロップダウンボタン、および ユーザー ドロップダウンボタンがあります。

ヘルプ ボタンをクリックすると、ガイド (『Red Hat Virtualization Administration Guide』へのショートカット) または Red Hat Virtualization のバージョン情報が表示される バージョン情報 を選択することができます。ユーザー ボタンをクリックすると、オプション または サインアウト を選択することができます。

  • 2 メインナビゲーションメニュー

メインナビゲーションメニューからは、Red Hat Virtualization 環境のリソースを表示することができます。

  • 3 検索バー

検索バーを使用すると、クエリーを構築して、Red Hat Virtualization 環境内のホストやクラスターなどのリソースを検索することができます。システム内の全ホストの一覧のような単純なクエリーや、特定の条件に一致するリソースの一覧のような、より複雑なクエリーを使用することができます。検索クエリーの一部を入力すると、検索構築に役立つ選択肢が提供されます。星印のアイコンは、検索をブックマークとして保存する際に使用することができます。

  • 4 更新間隔ボタン

リフレッシュ ボタンにより、管理ポータルが最新の情報に更新されます。リフレッシュボタンの横にあるドロップダウンリストを使用すると、管理ポータルの更新間隔を秒単位で設定することができます。操作を実行してからその結果がポータルに表示されるまでの時間の遅れを避けるために、更新間隔にかかわらず、操作の実行やイベント発生のたびにポータルは自動的に更新されます。

  • 5 結果一覧

結果一覧に表示される、単一、複数、またはすべての項目に対してタスクを実行することができます。項目 (複数可) を選択し、適切なアクションボタンをクリックしてください。

結果一覧の各コラムを表示または非表示にすることができます。そのためには、いずれかのヘッダーを右クリックしてコラム制御メニューを表示し、該当するコラムのタイトルを選択または選択解除します。コラム制御メニューを使用して、コラムの表示順序を変えることもできます。メニュー内でコラムのタイトルを必要な位置にドラッグアンドドロップしてください。

リソースの名前をクリックすると、その詳細ビューが表示されます。

  • 6 その他の操作ボタン

その他の操作 ボタンを使用して、さらに別のタスクを実施することができます。

1.4. ガイド機能の使用

データセンターやクラスターなどのリソースを設定する際には、複数のタスクを順番に完了する必要があります。状況依存の ガイド ウィンドウは、設定中のリソースに適したアクションを促します。その他の操作Guide Me をクリックすると、ガイド ウィンドウに随時アクセスすることができます。

図1.2 「データセンター - ガイド」ウィンドウ

GuideMe

第2章 検索

2.1. Red Hat Virtualization での検索

管理ポータルでは、仮想マシン、ホスト、ユーザーなど、数千におよぶリソースの管理ができます。検索を行うには、検索クエリー (フリーテキストまたは構文ベース) を各リソースのメインページに表示される検索バーに入力します。特定の検索結果が必要な場合に検索クエリーを毎回入力しなくても済むように、検索クエリーをブックマークとして保存しておいて、後で使用することができます。検索では、大文字と小文字が区別されます。

2.2. 検索構文および例

Red Hat Virtualization リソースの検索クエリーの構文は、以下のとおりです。

result type: {criteria} [sortby sort_spec]

構文の例

以下の表には、検索クエリーの使用例を記載しています。これにより、Red Hat Virtualization での検索クエリーの構築方法を理解することができます。

表2.1 検索クエリーの例

結果

Host: Vms.status = up

稼働中の仮想マシンを実行している全ホストの一覧を表示

Vms: domain = qa.company.com

指定したドメインで稼働中の全仮想マシンの一覧を表示

Vms: users.name = Mary

ユーザー名が Mary のユーザーに属する全仮想マシンの一覧を表示

Events: severity > normal sortby time

normal より重大な全イベントの一覧を時間順に表示

2.3. 検索のオートコンプリート機能

管理ポータルは、正しく有効な検索クエリーの作成に役立つオートコンプリート機能を提供しています。検索クエリーの一部を入力すると、検索バーの下に、後に続く箇所の選択肢がドロップダウンリストに表示されます。このリストから選択して入力/選択を続けることができます。また、オプションを無視して手動でクエリーの入力を続けることも可能です。

クエリー構築に管理ポータルのオートコンプリート機能を活用する方法を、以下の表で例を挙げて説明します。

Host: Vms.status = down

表2.2 オートコンプリートを使用した検索クエリーの例

入力一覧表示される項目アクション

h

Hosts (オプションは 1 つのみ)

Hosts を選択もしくは Hosts と入力

Host:

ホストの全プロパティー

v と入力

Host: v

v で始まるホストのプロパティー

Vms を選択もしくは Vms と入力

Host: Vms

仮想マシンの全プロパティー

s と入力

Host: Vms.s

s で始まる仮想マシンの全プロパティー

status を選択もしくは status と入力

Host: Vms.status

=

!=

= を選択または入力

Host: Vms.status =

すべてのステータス値

down を選択または入力

2.4. 検索における結果タイプのオプション

結果タイプを指定して、以下のいずれかのタイプのリソースを検索することができます。

  • Vms: 仮想マシンの一覧
  • Host: ホストの一覧
  • Pools: プールの一覧
  • Template: テンプレートの一覧
  • Events: イベントの一覧
  • Users: ユーザーの一覧
  • Cluster: クラスターの一覧
  • Datacenter: データセンターの一覧
  • Storage: ストレージドメインの一覧

各リソースタイプには、固有のプロパティーセットと、それが関連付けられたその他のリソースタイプのセットがあります。また、各検索タイプには、一式の有効な構文の組み合わせがあります。オートコンプリート機能を使用すると、正しいクエリーを容易に作成することができます。

2.5. 検索条件

クエリーのコロンの後に、検索条件を指定することができます。{criteria} の構文は以下のとおりです。

<prop><operator><value>

または

<obj-type><prop><operator><value>

以下の表には、構文の各要素についての説明をまとめています。

表2.3 検索条件の例

要素説明注記

prop

検索対象となるリソースのプロパティー。リソースタイプのプロパティー (obj-type を参照) または tag (カスタムタグ) を指定することも可能。

検索条件に特定のプロパティーを設定 (status プロパティーに関する検索)

Status

N/A

obj-type

検索対象となるリソースに関連付けできるリソースタイプ

データセンターや仮想マシンなどのシステムオブジェクト

Users

N/A

operator

比較演算子

=

!= (等しくない)

>

<

>=

<=

N/A

プロパティーによって、値のオプションが異なる

value

式の比較対象

文字列

整数

ランキング

日付 (地域設定に応じた形式)

Jones

256

normal

  • 文字列内にワイルドカードを使用することが可能
  • 初期化されていない (空の) 文字列を示すには、"" (一組の二重引用符。間にはスペースなし) を使用することが可能
  • 空白を含む文字列や日付は、二重引用符で囲む

2.6. 検索: 複数の条件とワイルドカード

構文の <value> 要素の文字列には、ワイルドカードを使用することができます。たとえば、m で始まる全ユーザーを検索するには、m* と入力します。

ANDOR などのブール演算子を使うと、2 つの条件で検索を行うことができます。例:

Vms: users.name = m* AND status = up

上記のクエリーは、名前が「m」で始まるユーザーの実行中の仮想マシンをすべて返します。

Vms: users.name = m* AND tag = "paris-loc"

上記のクエリーは、名前が「m」で始まるユーザーの「paris-loc」とタグ付けされた仮想マシンをすべて返します。

AND または OR を使わずに 2 つの条件を指定すると、AND が暗黙的に指定されます。ANDOR より優先され、また OR は、暗黙的な AND より優先されます。

2.7. 検索: 検索結果のソート順の指定

sortby を使用することにより、返される情報のソート順を指定することができます。また、ソート方向を指定することも可能です (昇順の場合は asc、降順の場合は desc)。

例:

Events: severity > normal sortby time desc

このクエリーは、normal より重大な全イベントを時間順で返します (降順)。

2.8. データセンターの検索

以下の表には、データセンターの全検索オプションをまとめています。

表2.4 データセンターの検索

リソースまたはリソースタイプのプロパティータイプ説明

Clusters.clusters-prop

プロパティータイプによって異なる

データセンターに関連付けられたクラスターのプロパティー

name

文字列

データセンターの名前

description

文字列

データセンターの説明

type

文字列

データセンターのタイプ

status

一覧

データセンターの稼働状況

sortby

一覧

いずれかのリソースプロパティー順に検索結果を並べ替え

page

整数

表示する結果のページ番号

Datacenter: type = nfs and status != up

この例では、ストレージタイプが NFS で、ステータスが Up 以外のデータセンターの一覧が返されます。

2.9. クラスターの検索

以下の表には、クラスターの全検索オプションをまとめています。

表2.5 クラスターの検索

リソースまたはリソースタイプのプロパティータイプ説明

Datacenter.datacenter-prop

プロパティータイプによって異なる

クラスターに関連付けられたデータセンターのプロパティー

Datacenter

文字列

クラスターが属するデータセンター

name

文字列

ネットワーク上でクラスターを識別する一意名

description

文字列

クラスターの説明

initialized

文字列

true または false でクラスターのステータスを指定

sortby

一覧

いずれかのリソースプロパティー順に検索結果を並べ替え

page

整数

表示する結果のページ番号

Cluster: initialized = true or name = Default

この例では、初期化されたクラスターまたは Default と名前が付けられたクラスターの一覧が返されます。

2.10. ホストの検索

以下の表には、ホストの全検索オプションをまとめています。

表2.6 ホストの検索

リソースまたはリソースタイプのプロパティータイプ説明

Vms.Vms-prop

プロパティータイプによって異なる

ホストに関連付けられた仮想マシンのプロパティー

Templates.templates-prop

プロパティータイプによって異なる

ホストに関連付けられたテンプレートのプロパティー

Events.events-prop

プロパティータイプによって異なる

ホストに関連付けられたイベントのプロパティー

Users.users-prop

プロパティータイプによって異なる

ホストに関連付けられたユーザーのプロパティー

name

文字列

ホスト名

status

一覧

ホストの稼働状況

external_status

文字列

外部システムおよびプラグインによってレポートされるホストのヘルスステータス

cluster

文字列

ホストが属するクラスター

address

文字列

ネットワーク上でホストを識別する一意名

cpu_usage

整数

処理能力の使用率

mem_usage

整数

メモリー使用率

network_usage

整数

ネットワークの使用率

load

整数

任意のタイムスライスにおいて、各プロセッサーの run-queue で実行を待機中のジョブ

version

整数

オペレーティングシステムのバージョン番号

cpus

整数

ホスト上の CPU 数

memory

整数

使用可能なメモリー容量

cpu_speed

整数

CPU の処理速度

cpu_model

文字列

CPU のタイプ

active_vms

整数

現在実行中の仮想マシン数

migrating_vms

整数

現在移行中の仮想マシン数

committed_mem

整数

メモリーのコミット率

tag

文字列

ホストに割り当てられたタグ

type

文字列

ホストのタイプ

datacenter

文字列

ホストが属するデータセンター

sortby

一覧

いずれかのリソースプロパティー順に検索結果を並べ替え

page

整数

表示する結果のページ番号

Host: cluster = Default and Vms.os = rhel6

この例では、Default のクラスターに属し、オペレーティングシステムが Red Hat Enterprise Linux 6 である仮想マシンを実行しているホストの一覧が返されます。

2.11. ネットワークの検索

以下の表には、ネットワークの全検索オプションをまとめています。

表2.7 ネットワークの検索

リソースまたはリソースタイプのプロパティータイプ説明

Cluster_network.clusternetwork-prop

プロパティータイプによって異なる

ネットワークに関連付けられたクラスターのプロパティー

Host_Network.hostnetwork-prop

プロパティータイプによって異なる

ネットワークに関連付けられたホストのプロパティー

name

文字列

ネットワークを識別する、人間が判読可能な名前

description

文字列

ネットワークを説明するキーワードまたはテキスト。ネットワークの作成時にオプションで使用することができます。

vlanid

整数

ネットワークの VLAN ID

stp

文字列

そのネットワークで Spanning Tree Protocol (STP) が有効かどうか。

mtu

整数

論理ネットワークの最大転送単位

vmnetwork

文字列

ネットワークが仮想マシントラフィック専用かどうか。

datacenter

文字列

ネットワークがアタッチされたデータセンター

sortby

一覧

いずれかのリソースプロパティー順に検索結果を並べ替え

page

整数

表示する結果のページ番号

Network: mtu > 1500 and vmnetwork = true

この例では、最大転送単位が 1500 バイトを上回り、仮想マシン専用に設定されているネットワークの一覧が返されます。

2.12. ストレージの検索

以下の表には、ストレージの全検索オプションをまとめています。

表2.8 ストレージの検索

リソースまたはリソースタイプのプロパティータイプ説明

Hosts.hosts-prop

プロパティータイプによって異なる

ストレージに関連付けられたホストのプロパティー

Clusters.clusters-prop

プロパティータイプによって異なる

ストレージに関連付けられたクラスターのプロパティー

name

文字列

ネットワークでストレージを識別する一意名

status

文字列

ストレージドメインのステータス

external_status

文字列

外部システムおよびプラグインによってレポートされるストレージドメインのヘルスステータス

datacenter

文字列

ストレージが属するデータセンター

type

文字列

ストレージのタイプ

size

整数

ストレージのサイズ

used

整数

使用済みストレージ容量

committed

整数

コミット済みストレージ容量

sortby

一覧

いずれかのリソースプロパティー順に検索結果を並べ替え

page

整数

表示する結果のページ番号

Storage: size > 200 or used < 50

この例では、総ストレージ容量が 200 GB を超えるストレージ、または使用済みのストレージ容量が 50 GB 未満のストレージの一覧が返されます。

2.13. ディスクの検索

以下の表には、ディスクの全検索オプションをまとめています。

注記

ディスクタイプ および コンテンツタイプ のフィルターオプションを使用して、表示される仮想ディスクの数を減らすことができます。

表2.9 ディスクの検索

リソースまたはリソースタイプのプロパティータイプ説明

Datacenter.datacenter-prop

プロパティータイプによって異なる

ディスクに関連付けられたデータセンターのプロパティー

Storage.storage-prop

プロパティータイプによって異なる

ディスクに関連付けられたストレージのプロパティー

alias

文字列

ネットワーク上のストレージを識別する、人間が判読可能な名前

description

文字列

ディスクを説明するキーワードまたはテキスト。ディスクの作成時にオプションで使用することができます。

provisioned_size

整数

ディスクの仮想サイズ

size

整数

ディスクのサイズ

actual_size

整数

ディスクに割り当てられる実サイズ

creation_date

整数

ディスクの作成日

bootable

文字列

ディスクがブート可能かどうか。有効な値は 01yesno のいずれかです。

shareable

文字列

ディスクを複数の仮想マシンに同時にアタッチできるかどうか。有効な値は 01yesno のいずれかです。

format

文字列

ディスクの形式。unusedunassignedcowraw のいずれかを指定することができます。

status

文字列

ディスクのステータス。unassignedoklockedinvalidillegal のいずれかを指定することができます。

disk_type

文字列

ディスクのタイプ。image または lun のいずれかを指定することができます。

number_of_vms

整数

ディスクがアタッチされている仮想マシンの数

vm_names

文字列

ディスクがアタッチされている仮想マシンの名前

quota

文字列

仮想ディスクに有効化されているクォータの名前

sortby

一覧

いずれかのリソースプロパティー順に検索結果を並べ替え

page

整数

表示する結果のページ番号

Disks: format = cow and provisioned_size > 8

この例では、QCOW 形式で割り当てられたディスクサイズが 8 GB を超える仮想ディスクの一覧が返されます。

2.14. ボリュームの検索

以下の表には、ボリュームの全検索オプションをまとめています。

表2.10 ボリュームの検索

リソースまたはリソースタイプのプロパティータイプ説明

Cluster

文字列

ボリュームに関連付けられたクラスターの名前

Cluster.cluster-prop

プロパティータイプによって異なる (例: name、description、comment、architecture)

ボリュームに関連付けられたクラスターのプロパティー

name

文字列

ボリュームを識別する、人間が判読可能な名前

type

文字列

distribute、replicate、distributed_replicate、stripe、distributed_stripe のいずれかを指定することができます。

transport_type

整数

tcp または rdma のいずれかを指定することができます。

replica_count

整数

レプリカの数

stripe_count

整数

ストライプの数

status

文字列

ボリュームのステータス。up または down のいずれかを指定することができます。

sortby

一覧

いずれかのリソースプロパティー順に検索結果を並べ替え

page

整数

表示する結果のページ番号

Volume: transport_type = rdma and stripe_count >= 2

この例では、トランスポートタイプが RDMA に設定され、ストライプ数が 2 以上のボリュームの一覧が返されます。

2.15. 仮想マシンの検索

以下の表には、仮想マシンの全検索オプションをまとめています。

表2.11 仮想マシンの検索

リソースまたはリソースタイプのプロパティータイプ説明

Hosts.hosts-prop

プロパティータイプによって異なる

仮想マシンに関連付けられたホストのプロパティー

Templates.templates-prop

プロパティータイプによって異なる

仮想マシンに関連付けられたテンプレートのプロパティー

Events.events-prop

プロパティータイプによって異なる

仮想マシンに関連付けられたイベントのプロパティー

Users.users-prop

プロパティータイプによって異なる

仮想マシンに関連付けられたユーザーのプロパティー

Storage.storage-prop

プロパティータイプによって異なる

仮想マシンに関連付けられたストレージデバイスのプロパティー

Vnic.vnic-prop

プロパティータイプによって異なる

仮想マシンに関連付けられた仮想 NIC のプロパティー

name

文字列

仮想マシンの名前

status

一覧

仮想マシンの稼働状況

ip

整数

仮想マシンの IP アドレス

uptime

整数

仮想マシンの実行時間 (分単位)

domain

文字列

これらのマシンをグループ化するドメイン (通常は、Active Directory ドメイン)

os

文字列

仮想マシンの作成時に選択したオペレーティングシステム

creationdate

日付

仮想マシンの作成日

address

文字列

ネットワーク上で仮想マシンを識別する一意名

cpu_usage

整数

処理能力の使用率

mem_usage

整数

メモリー使用率

network_usage

整数

ネットワークの使用率

memory

整数

定義済みの最大メモリー

apps

文字列

仮想マシンに現在インストールされているアプリケーション

cluster

一覧

仮想マシンが属するクラスター

pool

一覧

仮想マシンが属する仮想マシンプール

loggedinuser

文字列

仮想マシンに現在ログインしているユーザーの名前

tag

一覧

仮想マシンが属するタグ

datacenter

文字列

仮想マシンが属するデータセンター

type

一覧

仮想マシンのタイプ (サーバーまたはデスクトップ)

quota

文字列

仮想マシンに関連付けられたクォータの名前

description

文字列

仮想マシンを説明するキーワードまたはテキスト。仮想マシンの作成時にオプションで使用することができます。

sortby

一覧

いずれかのリソースプロパティー順に検索結果を並べ替え

page

整数

表示する結果のページ番号

next_run_configuration_exists

ブール値

仮想マシンに保留中の設定変更があるかどうか。

Vms: templates.name = Win* and user.name = ""

この例では、ベーステンプレート名が Win で始まり、いずれかのユーザーに割り当てられている仮想マシンの一覧が返されます。

Vms: cluster = Default and os = windows7

この例では、属するクラスター名が Default で、Windows 7 オペレーティングシステムを実行している仮想マシンの一覧が返されます。

2.16. プールの検索

以下の表には、プールの全検索オプションをまとめています。

表2.12 プールの検索

リソースまたはリソースタイプのプロパティータイプ説明

name

文字列

プールの名前

description

文字列

プールの説明

type

一覧

プールのタイプ

sortby

一覧

いずれかのリソースプロパティー順に検索結果を並べ替え

page

整数

表示する結果のページ番号

Pools: type = automatic

この例では、タイプが 自動 に設定されたプールの一覧が返されます。

2.17. テンプレートの検索

以下の表には、テンプレートの全検索オプションをまとめています。

表2.13 テンプレートの検索

リソースまたはリソースタイプのプロパティータイプ説明

Vms.Vms-prop

文字列

テンプレートに関連付けられた仮想マシンのプロパティー

Hosts.hosts-prop

文字列

テンプレートに関連付けられたホストのプロパティー

Events.events-prop

文字列

テンプレートに関連付けられたイベントのプロパティー

Users.users-prop

文字列

テンプレートに関連付けられたユーザーのプロパティー

name

文字列

テンプレートの名前

domain

文字列

テンプレートのドメイン

os

文字列

オペレーティングシステムのタイプ

creationdate

整数

テンプレートの作成日

日付の形式: mm/dd/yy

childcount

整数

テンプレートから作成された仮想マシンの数

mem

整数

定義済みのメモリー

description

文字列

テンプレートの説明

status

文字列

テンプレートのステータス

cluster

文字列

テンプレートに関連付けられたクラスター

datacenter

文字列

テンプレートに関連付けられたデータセンター

quota

文字列

テンプレートに関連付けられたクォータ

sortby

一覧

いずれかのリソースプロパティー順に検索結果を並べ替え

page

整数

表示する結果のページ番号

Template: Events.severity >= normal and Vms.uptime > 0

この例では、作成した仮想マシンで重大度が normal 以上のイベントが発生し、仮想マシンがまだ実行中であるテンプレートの一覧が返されます。

2.18. ユーザーの検索

以下の表には、ユーザーの全検索オプションをまとめています。

表2.14 ユーザーの検索

リソースまたはリソースタイプのプロパティータイプ説明

Vms.Vms-prop

プロパティータイプによって異なる

ユーザーに関連付けられた仮想マシンのプロパティー

Hosts.hosts-prop

プロパティータイプによって異なる

ユーザーに関連付けられたホストのプロパティー

Templates.templates-prop

プロパティータイプによって異なる

ユーザーに関連付けられたテンプレートのプロパティー

Events.events-prop

プロパティータイプによって異なる

ユーザーに関連付けられたイベントのプロパティー

name

文字列

ユーザーの名前

lastname

文字列

ユーザーの姓

usrname

文字列

ユーザーの一意名

department

文字列

ユーザーが属する部署

group

文字列

ユーザーが属するグループ

title

文字列

ユーザーのタイトル

status

文字列

ユーザーのステータス

role

文字列

ユーザーのロール

tag

文字列

ユーザーが属するタグ

pool

文字列

ユーザーが属するプール

sortby

一覧

いずれかのリソースプロパティー順に検索結果を並べ替え

page

整数

表示する結果のページ番号

Users: Events.severity > normal and Vms.status = up or Vms.status = pause

この例では、所有する仮想マシンで normal より重大なイベントが発生し、仮想マシンがまだ実行中であるユーザー、または所有する仮想マシンが一時停止中であるユーザーの一覧が返されます。

2.19. イベントの検索

以下の表には、イベントの検索に使用できる全検索オプションをまとめています。多くのオプションで、適宜オートコンプリート機能が利用可能です。

表2.15 イベントの検索

リソースまたはリソースタイプのプロパティータイプ説明

Vms.Vms-prop

プロパティータイプによって異なる

イベントに関連付けられた仮想マシンのプロパティー

Hosts.hosts-prop

プロパティータイプによって異なる

イベントに関連付けられたホストのプロパティー

Templates.templates-prop

プロパティータイプによって異なる

イベントに関連付けられたテンプレートのプロパティー

Users.users-prop

プロパティータイプによって異なる

イベントに関連付けられたユーザーのプロパティー

Clusters.clusters-prop

プロパティータイプによって異なる

イベントに関連付けられたクラスターのプロパティー

Volumes.Volumes-prop

プロパティータイプによって異なる

イベントに関連付けられたボリュームのプロパティー

type

一覧

イベントのタイプ

severity

一覧

イベントの重大度: warning/error/normal

message

文字列

イベントタイプの説明

time

一覧

イベントの発生日

usrname

文字列

イベントに関連付けられたユーザー名

event_host

文字列

イベントに関連付けられたホスト

event_vm

文字列

イベントに関連付けられた仮想マシン

event_template

文字列

イベントに関連付けられたテンプレート

event_storage

文字列

イベントに関連付けられたストレージ

event_datacenter

文字列

イベントに関連付けられたデータセンター

event_volume

文字列

イベントに関連付けられたボリューム

correlation_id

整数

イベントの識別番号

sortby

一覧

いずれかのリソースプロパティー順に検索結果を並べ替え

page

整数

表示する結果のページ番号

Events: Vms.name = testdesktop and Hosts.name = gonzo.example.com

この例では、gonzo.example.com というホストで実行していた testdesktop という名前の仮想マシンで発生したイベントの一覧が返されます。

第3章 ブックマーク

3.1. クエリー文字列のブックマークとしての保存

ブックマークを使用すると、検索クエリーを保存したり、他のユーザーと共有したりすることができます。

クエリー文字列のブックマークとしての保存

  1. 検索バーに必要な検索クエリーを入力し、検索を行います。
  2. 検索バーの右側にある星型の 現在の検索をブックマーク ボタンをクリックし、新規ブックマーク ウィンドウを開きます。
  3. ブックマークの 名前 を入力します。
  4. 必要に応じて 検索文字列 フィールドを編集します。
  5. OK をクリックします。

ヘッダーバーの ブックマーク アイコン ( Bookmark ) をクリックし、リストの中から希望のブックマークを選択します。

3.2. ブックマークの編集

ブックマークの名前および検索文字列を変更することができます。

ブックマークの編集

  1. ヘッダーバーの ブックマーク アイコン ( Bookmark ) をクリックします。
  2. ブックマークを選択し、編集 をクリックします。
  3. 必要に応じて、名前 および 検索文字列 フィールドを変更します。
  4. OK をクリックします。

3.3. ブックマークの削除

ブックマークが不要となった場合には削除してください。

ブックマークの削除

  1. ヘッダーバーの ブックマーク アイコン ( Bookmark ) をクリックします。
  2. ブックマークを選択し、削除 をクリックします。
  3. OK をクリックします。

第4章 タグ

4.1. タグを使用した、Red Hat Virtualization との対話のカスタマイズ

Red Hat Virtualization プラットフォームをセットアップして、要件に応じた設定を完了したら、タグを使用して作業に適したカスタマイズを行うことができます。タグにより、システムリソースのグループ分け/カテゴリー分けが可能となります。これは、仮想化環境に多数のオブジェクトが存在し、それらの中の特定のセットを対象に管理者が集中的に作業を行う場合に役立ちます。

このセクションでは、タグの作成と編集、ホストまたは仮想マシンへのタグ割り当て、タグを条件とした検索の方法について説明します。タグは、特定の構造に合わせて階層化し、エンタープライズ環境のニーズに対応することができます。

管理ポータルのタグを作成、変更、および削除するには、ヘッダーバーの タグ アイコン ( Tag ) をクリックします。

4.2. タグの作成

タグを作成すると、これを使って検索結果を絞り込むことができます。

タグの作成

  1. ヘッダーバーの タグ アイコン ( Tag ) をクリックします。
  2. 追加 をクリックして新しいタグを作成します。あるいは、タグを選択し、新規作成 をクリックしてそのタグの子要素を作成します。
  3. 新しいタグの 名前 および 説明 を入力します。
  4. OK をクリックします。

4.3. タグの変更

タグの名前と説明を編集することができます。

タグの変更

  1. ヘッダーバーの タグ アイコン ( Tag ) をクリックします。
  2. 変更するタグを選択し、編集 をクリックします。
  3. 必要に応じて、名前 および 説明 フィールドを変更します。
  4. OK をクリックします。

4.4. タグの削除

タグが不要となった場合には削除してください。

タグの削除

  1. ヘッダーバーの タグ アイコン ( Tag ) をクリックします。
  2. 削除するタグを選択し、削除 をクリックします。タグを削除するとそのタグの子要素もすべて削除されることを警告するメッセージが表示されます。
  3. OK をクリックします。

タグとその子要素がすべて削除されました。このタグがアタッチされていたオブジェクトからも削除されます。

4.5. オブジェクトへのタグの追加と削除

ホスト、仮想マシン、ユーザーにタグを割り当てたり、削除したりすることができます。

オブジェクトへのタグの追加と削除

  1. タグ付けまたはタグ付けを解除するオブジェクトを選択します。
  2. その他の操作タグを割り当て をクリックします。
  3. オブジェクトにタグを割り当てるには、チェックボックスを選択します。オブジェクトからタグを解除するには、チェックボックスからチェックを外します。
  4. OK をクリックします。

指定したタグが選択したオブジェクトのカスタムプロパティーとして追加または削除されました。

4.6. タグを使用したオブジェクトの検索

tag をプロパティーとして、必要な値/値セットを検索条件として使用して、検索クエリーを入力します。

指定した条件でタグ付けされたオブジェクトが結果一覧に表示されます。


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