A.5. 1 回実行ウィンドウの設定

1 回実行 ウィンドウでは、仮想マシンに 1 回限りのブートオプションを定義します。永続的なブートオプションについては、新規仮想マシン ウィンドウの ブートオプション タブを使用します。1 回実行 ウィンドウには、設定可能なセクションが複数含まれています。
ブートオプション のセクションでは、仮想マシンのブートシーケンス、実行オプション、オペレーティングシステムおよび必要なドライバーのインストール用ソースイメージを定義します。

表A.18 ブートオプションのセクション

フィールド名
説明
フロッピー
仮想マシンにフロッピーディスクイメージをアタッチします。Windows ドライバーをインストールするには、このオプションを使用します。フロッピーディスクイメージは、ISO ドメインに配置する必要があります。
CD/DVD
仮想マシンに ISO イメージをアタッチします。このオプションを使用して仮想マシンのオペレーティングシステムとアプリケーションをインストールします。CD イメージは、ISO ドメイン内に配置する必要があります。
ブートシーケンス
仮想マシンのブートに使用する起動デバイスの順序を決定します。ハードディスクCD/DVD-ROM、または ネットワーク (PXE) を選択してください。一覧でオプションの順序を変更するには、上へ移動下へ移動 のボタンを使用してください。
ステートレスで実行
シャットダウン時に仮想マシンに加えられたすべての変更を削除します。このオプションは、仮想ディスクを仮想マシンにアタッチしている場合のみに使用することができます。
一時停止モードで起動
仮想マシンを起動した後に一時停止して、コンソールに接続できるようにします。リモートの仮想マシンに適しています。
Linux ブートオプション セクションは、BIOS ブートローダーを使用する代わりに、Linux カーネルを直接起動するフィールドが含まれます。

表A.19 Linux ブートオプションのセクション

フィールド名
説明
カーネルパス
仮想マシンをブートするカーネルイメージへの完全修飾パス。カーネルイメージは、ISO ドメイン (iso://path-to-image 形式のパス名) か、ホストのローカルストレージドメイン (/data/images 形式のパス名) のいずれかに格納する必要があります。
initrd パス
カーネルパスで指定したカーネルに使用する ramdisk イメージへの完全修飾パス。ramdisk イメージは、ISO ドメイン (iso://path-to-image 形式) か、ホストのローカルストレージドメイン (/data/images 形式のパス名) のいずれかに格納する必要があります。
カーネルパラメーター
ブート時に定義したカーネルとあわせて使用するカーネルコマンドラインのパラメーター。
初期起動 セクションを使用して、仮想マシンの初期化に Cloud-Init または Sysprep を使用するかどうかを指定します。Linux ベースの仮想マシンの場合には、初期起動 タブで Cloud-Init/Sysprep を使用 のチェックボックスを選択して、使用できるオプションを確認します。Windows ベースの仮想マシンの場合には、ブートオプション タブで フロッピー のチェックボックスにチェックを付け、一覧から [sysprep] フロッピーを選択してアタッチする必要があります。
初期起動 セクションで利用可能なオプションは、仮想マシンがベースにするオペレーティングシステムにより異なります。

表A.20 初期起動セクション (Linux ベースの仮想マシン)

フィールド名
説明
仮想マシンのホスト名
仮想マシンのホスト名
タイムゾーンを設定
仮想マシンのタイムゾーン。このチェックボックスを選択してから、タイムゾーン の一覧からタイムゾーンを指定します。
認証
仮想マシンの認証情報の詳細。このオプションの設定を表示するには、矢印マークをクリックして展開します。
認証 > ユーザー名
仮想マシンに新規ユーザーを作成します。このフィールドが空白の場合は、デフォルトユーザーは root となります。
認証 > 設定済みのパスワードを使用
このチェックボックスは、最初の root パスワードを指定した後には自動的に選択されます。パスワードパスワードを確認 のフィールドを有効にして新規パスワードを指定するには、このチェックボックスからチェックを外す必要があります。
認証 > パスワード
仮想マシンの root パスワード。このテキストフィールドと パスワードを確認 のテキストフィールドにパスワードを入力してください。
認証 > SSH 認証キー
仮想マシンの認証済みキーファイルに追加する SSH キー
認証 > SSH キーの再生成
仮想マシン用の SSH キーを再生成します。
ネットワーク
仮想マシンのネットワーク関連の設定。このオプションの設定を表示するには、矢印マークをクリックして展開します。
ネットワーク > DNS サーバー
仮想マシンが使用する DNS サーバー
ネットワーク > DNS 検索ドメイン
仮想マシンが使用する DNS 検索ドメイン
ネットワーク > ネットワーク
仮想マシンのネットワークインターフェースを設定します。このチェックボックスを選択し、+ または - のボタンをクリックしてネットワークインターフェースを仮想マシンに追加または削除します。+ ボタンをクリックすると、一連のフィールドが表示されて、DHCP を使用するかどうかの指定や、IP アドレス、ネットマスク、ゲートウェイの設定、ブート時にネットワークインターフェースを起動するかどうかの指定を行うことができます。
カスタムスクリプト
仮想マシンが起動時に実行するカスタムスクリプト。このフィールドに入力するスクリプトは、Manager により作成されたスクリプトに追加されるカスタム YAML セクションで、ユーザーおよびファイルの作成や、yum リポジトリーの設定、コマンドの実行などのタスクを自動化することができます。このフィールドに入力することができるスクリプトの形式についての詳しい情報は、「カスタムのスクリプト」の記載内容を参照してください。

表A.21 初期起動セクション (Windows ベースの仮想マシン)

フィールド名
説明
仮想マシンのホスト名
仮想マシンのホスト名
ドメイン
仮想マシンが属する Active Directory ドメイン
組織名
仮想マシンが属する組織の名前。このオプションは、Windows を実行する仮想マシンの初回起動時に表示される組織名を設定するテキストフィールドに対応します。
Active Directory OU
仮想マシンが属する Active Directory ドメイン内の組織単位 (Windows)。CN=Users,DC=lab,DC=local などの識別名を指定する必要があります。
タイムゾーンを設定
仮想マシンのタイムゾーン。このチェックボックスを選択してから、タイムゾーン の一覧からタイムゾーンを指定します。
管理パスワード
仮想マシンの管理ユーザーのパスワード。このオプションの設定を表示するには、矢印マークをクリックして展開します。
管理パスワード > 設定済みのパスワードを使用
このチェックボックスは、最初の管理ユーザーパスワードを指定した後には自動的に選択されます。管理パスワード管理パスワードを確認 のフィールドを有効にして新規パスワードを指定するには、このチェックボックスからチェックを外す必要があります。
管理パスワード > 管理パスワード
仮想マシンの管理ユーザーのパスワード。このテキストフィールドと 管理パスワードを確認 のテキストフィールドにパスワードを入力してください。
カスタムロケール
ロケールは en-US のような形式にする必要があります。このオプションの設定を表示するには、矢印マークをクリックして展開します。
カスタムロケール > 入力ロケール
ユーザー入力のロケール
カスタムロケール > UI 言語
ボタンやメニューなどのユーザーインターフェースの要素に使用する言語
カスタムロケール > システムロケール
システム全体のロケール
カスタムロケール > ユーザーロケール
ユーザーのロケール
Sysprep
カスタムの Sysprep 定義。この定義は、完全な無人インストールの応答ファイルの形式にする必要があります。Red Hat Virtualization Manager のインストール先マシンの /usr/share/ovirt-engine/conf/sysprep/ ディレクトリー内のデフォルトの応答ファイルをコピー&ペーストし、必要に応じてフィールドを変更することができます。この定義は、初期起動 フィールドに入力した値を上書きします。
ドメイン
仮想マシンが属する Active Directory ドメイン。空欄のままにした場合は、以前の ドメイン フィールドの値が使用されます。
代替の認証情報
このチェックボックスを選択して、別の認証情報に ユーザー名パスワード を設定できるようにします。
システム セクションでは、サポートされるマシンタイプまたは CPU タイプを定義することができます。

表A.22 システムのセクション

フィールド名
説明
エミュレーションするカスタムの仮想マシンタイプ
このオプションで、マシンタイプを指定することができます。変更した場合には、仮想マシンはこのマシンタイプをサポートするホストでのみ実行されるようになります。デフォルトではクラスターのデフォルトのマシンタイプが適用されます。
カスタム CPU タイプ
このオプションで、CPU のタイプを指定することができます。変更した場合には、仮想マシンはこの CPU タイプをサポートするホストでのみ実行されるようになります。デフォルトではクラスターのデフォルトの CPU タイプが適用されます。
ホスト セクションは、仮想マシンのホストを定義するのに使用されます。

表A.23 ホストのセクション

フィールド名
説明
クラスター内の任意のホスト
仮想マシンを任意の使用可能なホストに割り当てます。
特定
仮想マシンにユーザー定義のホストを指定します。
コンソール セクションは、仮想マシンに接続するためのプロトコルを定義します。

表A.24 コンソールのセクション

フィールド名
説明
VNC
VNC を使用して仮想マシンに接続するには、VNC クライアントが必要です。オプションとして、ドロップダウンリストから VNC のキーボードレイアウト を指定することもできます。
SPICE
Linux および Windows 仮想マシンに推奨されるプロトコル。QXL ドライバーなしの SPICE プロトコルの使用は、Windows 8 および Server 2012 の仮想マシンではサポートされていますが、この設定では複数のモニターおよびグラフィックアクセラレーションのサポートはありません。
カスタムプロパティー セクションには、仮想マシン実行の VDSM 追加オプションが含まれます。

表A.25 カスタムプロパティーのセクション

フィールド名
説明
sap_agent
仮想マシンの SAP モニタリングを有効にします。true または false に設定します。
sndbuf
仮想マシンの送信データをソケット経由で送るバッファーのサイズを入力します。
vhost
仮想マシンが実行される仮想化ホストの名前を入力します。名前は文字と数字の組み合わせが可能です。
viodiskcache
virtio ディスクのキャッシュモード。writethrough は並行してキャッシュとディスクにデータを書き込みます。writeback は、キャッシュからの変更をディスクにコピーせず、none はキャッシュを無効にします。viodiskcache カスタムプロパティーの制限に関する詳しい情報は、https://access.redhat.com/solutions/2361311 を参照してください。

このページには機械翻訳が使用されている場合があります (詳細はこちら)。